バンダイナムコエンターテインメントは9月19日、「テイルズ オブ リーディング ライブ オンライン -テイルズ オブ デスティニー編-」を開催した。

「テイルズ オブ」シリーズのタイトル単独イベントとして、「ASOBISTAGE(アソビステージ)」での配信限定で行われた「テイルズ オブ リーディング ライブ オンライン」。出演声優陣によるオンライン朗読劇とトークで構成されており、第1弾は「テイルズ オブ デスティニー」を題材とした内容で展開していった。

出演者(敬称略)

関 智一(スタン・エルロン役)
小松 由佳(ルーティ・カトレット役)
緑川 光(リオン・マグナス役)
井上 喜久子(フィリア・フィリス役)
速水 奨(ウッドロウ・ケルヴィン役)
渡辺 菜生子(チェルシー・トーン役)
置鮎 龍太郎(ディムロス役)
木村 良平(ナビゲーター)

ゲームのタイトル画面からおなじみのオープニング映像が流れた後、新規書き下ろしストーリーで展開していった朗読劇のパート。物語の中盤、神の眼を奪還した後のさまざまなキャラクター同士の交流が描かれていく。スタンが何かに悩む様子をほかのキャラクターたちが気にかける中、グレバムのドラゴンが発見されたことで、パーティ全員で討伐へと向かう。

その道中にもさまざまな会話が繰り広げる中、いよいよドラゴンと対峙すると、それぞれが秘奥義を繰り出して見事討伐に成功。戦闘終了後にもディムロスからのお小言をもらうなどいつもどおりのスタンだったが、実はみんなと別れることが寂しかったのだと自身の思いを語る。その後は作中同様、スタンとキャラクターたちとの一時の別れを描いていったのだが、その後の展開を知っているからこそ、この流れに感じ入るところもあったのではないだろうか。

1時間近いボリュームの朗読劇となっていたが、「テイルズ オブ フェスティバル」でのスキットのような面白おかしい展開とはまた違った、「テイルズ オブ デスティニー」のタイトルの魅力に直接触れることのできる素敵な内容となっていた。

朗読劇の余韻も冷めやらぬまま、木村さんを進行役としたトークパートへと展開。24年前当時の思い出を振り返りつつ、こうしてメンバーが集まって掛け合いするのはCDドラマ以来だという。また、ルーティ役としては2代目となる小松さんのお芝居についても、キャスト一同がその違和感の無さに驚いている様子だった。

その後も当時のエピソードに花を咲かせつつ、事前に募集を行っていた名シーンランキングの発表に。PS版、PS2版それぞれのシーンをピックアップしつつ、その中でもPS版のみに登場しているリオンの「さて、優しいお姉さん…… それでも僕を殺せるかい?」のシーンを緑川さんが、PS2版でリオンの死に際してルーティが感情を爆発させたシーンを関さんと小松さんがそれぞれその場で披露した。

キャストそれぞれがキャラクターの好きなところやシーンを発表する場面では、小松さんがルーティのお姉さん分であるアトワイトのことに触れたり、置鮎さんが冒頭のスタンとディムロスが邂逅したシーンを紹介する。さらに、井上さんは決戦前夜のフィリアとクレメンテのシーンをチョイスし、速水さんは先ほども触れたスタンとルーシィのシーンに急遽変更。そして、渡辺さん、緑川さん、関さんはいずれも海底洞窟でのリオンの最期のシーンを選んでいた。

その後は井上さんと速水さんの進行のもと、「テイルズ オブ デスティニー」にまつわるクイズを出題するコーナーに。フィリアをマスターとするソーディアンのクレメンテを当てるといったものから、コングマンの年齢・身長・体重を当てるといったものまで、多彩な問題が出題される。その結果、4問中2問正解した小松さんと緑川さんが優勝し、“真・雑学王”の称号が贈られた。

告知コーナーの後には、再びキャストによるスキットが披露されることに。前半でのシリアスな雰囲気とは一転、グッズの宣伝をネタに盛り込んだコミカルな内容に。その中でも最後に心温まるエピソードもあるのも、「テイルズ オブ」シリーズならではの仕掛けとなっていた。

本イベントの模様は9月26日(日)23:59までアーカイブ視聴が可能となっている。また、12月11日に開催予定の「テイルズ オブ ファンタジア編」についてもチケット販売がスタートしている。気になる人は公式サイトよりチェックしよう。

「テイルズ オブ リーディング ライブ オンライン」公式サイト
https://to-readinglive.tales-ch.jp/

※画面は開発中のものです。

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