バンダイナムコグループは、企業理念体系を改定しパーパスを制定するとともに、現在のコーポレートロゴマークを新たなコーポレートロゴマークへ変更することを発表した。

目次
  1. 「パーパス」の制定とコーポレートロゴマークの変更を決定
  2. バンダイナムコが「パーパス」にこめた思いについて

新たなコーポレートロゴマークは、マゼンタカラーの吹き出しで「BANDAI NAMCO」の文字を囲うデザインに。世界中の人々がつながり、驚きのアイデアが飛び交うブランドの可能性を表現しているそうだ。パーパスの導入と新ロゴマークへの変更は、2022年4月にスタートする次期中期計画より実施される。

「パーパス」の制定とコーポレートロゴマークの変更を決定

「夢・遊び・感動」で世界中のファンとつながり未来をともに創るバンダイナムコグループを目指す

バンダイナムコグループは、企業理念体系を改定し「パーパス」を制定するとともに、現在のコーポレートロゴマークを、パーパスにこめた思いを具現化した新たなコーポレートロゴマーク(以下、新ロゴマーク)へ変更することを決定しました。「パーパス」の導入と新ロゴマークへの変更は2022年4月にスタートする次期中期計画より行います。

「パーパス」の制定と新ロゴマークへの変更は、変化が激しくグローバル市場での競争が激化するとともに、ファンの嗜好やライフスタイルが多様化する中、各社の個性を活かしながら各地域でALL BANDAI NAMCOの一体感と総合力を高め、グループブランドの価値を向上することを目的としています。

1.「パーパス」の制定について

現在の企業理念「ミッション」「ビジョン」から、バンダイナムコの社会における存在意義や、なぜその事業や企業活動を行うのかを表す「パーパス」を制定しました。

制定にあたっては、社内外への企業イメージ調査、各地域における社員のディスカッションからあがった要素をもとに決定しました。次期中期計画より「パーパス」がグループにおける最上位の概念となり、次期中期計画のビジョンや戦略は、パーパスにこめた思いを踏まえて策定を行います。

日本語版パーパス

Fun for All into the Future

もっと広く。もっと深く。
「夢・遊び・感動」を。

うれしい。たのしい。泣ける。勇気をもらう。
誰かに伝えたくなる。誰かに会いたくなる。

エンターテインメントが生み出す心の豊かさで、
人と人、人と社会、人と世界がつながる。
そんな未来を、バンダイナムコは世界中のすべての人とともに創ります。

英語版パーパス

Fun for All into the Future

Bandai Namco exists to share dreams, fun and inspiration with people around the world. Connecting people and societies in the enjoyment of uniquely entertaining products and services, we're working to create a brighter future for everyone.

2.コーポレートロゴマークの変更について

融合(フュージョン)をテーマとした現在のロゴマークから、「パーパス」にこめた思いを踏まえ新ロゴマークへ変更します。

社名にバンダイナムコを冠する会社のロゴマークは全てこのマークを使用します。また、バンダイナムコを社名に冠する、冠さないにかかわらず、原則的に全ての商品・サービスに新ロゴマークを表記します。

これにより、商品・サービスやレーベルが持つ価値を新ロゴマークに集積するとともに、グループの一体感と総合力を強く訴求し、グローバル市場におけるブランド価値の向上を目指します。

ロゴマークのデザインコンセプト

世界中の人々がつながり、驚きのアイデアが飛び交うブランドの可能性を、吹き出しを想起させるモチーフにBandai Namcoのロゴタイプを入れ込んだデザインで表現しています。

また、日本から世界に発信されていったマンガ文化を象徴する“吹き出し”をロゴマークに取り入れることで、世界中のファンとコミュニケーションし、つながりながら、バンダイナムコのエンターテインメントを創り上げていくことを意図しています。

モチーフのカラーには、多様性を表すとともに、明るく楽しい印象を与え、再現性が高いマゼンタカラーを採用しました。

バンダイナムコが「パーパス」にこめた思いについて

2022年4月の次期中期計画よりグループの最上位概念となる「パーパス」は、社内外へのイメージ調査と、世界各地域の社員達によるディスカッションからあがってきた要素をもとに、何度も議論を行い決定しました。

特に我々がこだわったのは“つながる”“ともに創る”という要素です。バンダイナムコのエンターテインメント(Fun)で世界中のファンがつながり、バンダイナムコのFunを届けることで、世界中の人々を笑顔にし幸せを追求することがバンダイナムコの存在意義であり使命です。

ファンとともに、IPや商品・サービスを育てながら歩んできたバンダイナムコにふさわしいパーパスだと思います。これからも、我々の存在意義に誇りを持ち、新しい時代を切り開いていきたいと思います。

株式会社バンダイナムコホールディングス
代表取締役社長 川口 勝

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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