セガは、全国の高校eスポーツ部を対象に2021年7月より実施している「『ぷよぷよeスポーツ』高校eスポーツ部応援プロジェクト ぷよぷよブートキャンプ」にて、「第2回ぷよぷよフューチャーカップ」を開催し、愛知県立小牧工科高等学校コンピュータ制御部eスポーツ班が優勝したと発表した。
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今回、優勝した愛知県立小牧工科高等学校は、予選から安定した試合運びで決勝トーナメントに進出を果たしており、第1回大会優勝の長崎県立大村工業高等学校eスポーツ部「虎徒の刃(ことのやいば)」との決勝戦では、1-1と拮抗したものの、最後の大将戦で勝利し、見事に優勝を勝ち取っている。
高校eスポーツ部応援プロジェクト「ぷよぷよフューチャーカップ」第2回大会優勝は、愛知県立小牧工科高等学校!
「ぷよぷよフューチャーカップ」は、「ぷよぷよブートキャンプ」の修了式を兼ねた大会として、参加いただいた学校間の交流を深めること、コーチングの成果を発揮すること、オンライン大会に親しむことを目標にしています。eスポーツ部の生徒たちは大会に向けて、入門編、初心者編、初級編(階段・GTR)の講義とプロ選手によるオンライン個別コーチングを受講し、技術の習得を行いました。
また、ぷよぷよは主に個人同士で対戦するパズルゲームですが、今回の大会では教育的側面から、3人1組のチームでポイントを積み上げる「団体戦」として開催。参加選手が少ない学校は、他校と合同チームを結成し大会に参加いただきました。
予選については、順位が決定するまで複数回対戦ができるスイス式トーナメントを採用し、予選の順位点を元にチーム合計点上位4校が決勝進出するルールとしました。自分が負けても仲間が取り返してくれる、通常の個人戦では味わえない団体戦を楽しんでいただきました。
結果
優勝:愛知県立小牧工科高等学校 コンピュータ制御部 eスポーツ班
準優勝:長崎県立大村工業高等学校 eスポーツ部「虎徒の刃」
3位:星槎国際高等学校仙台センター ゲーム部
3位:宮城県村田高等学校 コンピューター部
予選では、4位争いで町田工業、立正大淞南、羽衣学園、東海高等学校、長田商業などが大接戦となり、ラウンドが進むごとに順位が入れ替わるなどの展開が見られました。プロ選手からは、「大会全体のレベルが上がってきており、1期から参加の常陸大宮、立修館、2期から参加の北芸福岡、日本文理、仁賀保も着実に成長をしている。第3回大会の展開が楽しみ」というコメントがあがりました。
参加した生徒からは、「教えていただいたので中盤と終盤の立ち回りがうまくできるようになってぷよぷよをもっと楽しむことができた」「実況と解説で盛り上がる時もあり、とても楽しかった」などの声が聞け、顧問の先生からは、「どこの高校もレベルが高く、プレイしていても観戦していても、とても白熱するような素晴らしい大会でした。次回も出場するつもりなので、腕を磨いておこうと思いました」「とても楽しく実施できました。予選はスイス式トーナメントで、敗北しても試合が続くので良かったです」との声をいただくことができました。
2022年1月からは本プロジェクトも第3期となり、新たな参加校を加え総勢約50校を超えるプロジェクトとして進行してまいります。高校におけるeスポーツ部活動の一助となるよう、引き続きプロ選手と一緒にプロジェクトを推進してまいります。次回は、2022年3月に第3回大会を予定しています。
「ぷよぷよeスポーツ」高校eスポーツ部 応援プロジェクト
活動目標
・全国都道府県対抗eスポーツ選手権 出場&優勝
・卒業までに、ジャパン・eスポーツ・プロライセンスを取得
セット内容(無償提供)
・Steam版(Windows PC用)「ぷよぷよeスポーツ」アカウント×3個/部
・プロ選手によるオンラインコーチング
・「ぷよぷよプログラミング」教材、オンライン講座
・各校eスポーツ部ユニフォーム最大5枚/校
申し込み方法
以下、応募専用サイトより、申請を行ってください。
https://faq.sega.jp/hc/ja/requests/new?ticket_form_id=900001321103
・受付件数は先着で限定50校。24時間受け付けておりますので、お早めにお申し込みください。
・応募締切は2022年1月6日(木)23:59までです。
注意事項
・申請時のメールアドレスは、学校が特定できるものとし、フリーメールでは受付できません。
・eスポーツ部を有するか、創部を検討されている高等学校(もしくはこれに準ずる学校)
・eスポーツ部の活動に必要なゲーミングPCやコントローラー、ネット回線はご用意ください。
「ぷよぷよブートキャンプ」とは
セガ主催のプロ選手による、ぷよぷよ集中プレイ講座としてスタートしました。自由自在にぷよぷよを操れるプロ選手から、ちょっとしたプレイのコツを教わるだけで、いままで越えられなかった連鎖の壁を飛び越えることができるようになります。置いてはいけない悪手や連鎖のイメージ、折り返しから積む理由など、そして問題形式でプロ選手からの出題を受講者が考えて解いていくことで、ぷよぷよの仕組みの理解が進み、実際に受講後では連鎖の数が伸びている受講者が増えています。