コーエーテクモゲームスは、2022年に発売予定の「信長の野望・新生」について、「政略」に関する詳細を公開した。
全国に200以上存在する拠点の強化や勢力全体に大きな効果を与える「政策」、目標とする敵以外との争いを避けるための「外交」など、「政略」に関する情報が公開。詳細は以下をチェックしよう。
よりリアルに、さらに奥深く、今までにない新たな領国経営
拠点をどの家臣に託すのか?プレイヤーの戦略構想が勢力の行く末を大きく変える!
本作では全国に200以上の拠点があり、拠点は城を中心にいくつかの郡によって構成されています。城や郡を知行として家臣に与えると各々の判断で城下町や郡を開発、それが拠点の発展へとつながっていきます。
拠点にはいくつかの郡があり、それぞれの郡の領主に家臣を任命すると、 各々の判断で郡を開発し、拠点全体の収入が増えていきます。 |
また、城主と領主の能力が高いほど拠点の総合力が増し、 内政・軍事でさまざまな恩恵を受けられます。 |
城を与えられた城主の役割はとても重要です。城主の能力は拠点の発展速度やその方向性、拠点から出陣する部隊の強さを決定する重要な要素となります。城主は高い能力の武将に任せたいところですが、手柄を立てた“勲功”の高い武将でないと城主になることはできません。
そのようなときは領主の出番です。領主は自領の郡を開発するだけでなく、城主を補佐するという大切な役割もあります。城主が合戦には強いが内政に疎い場合でも領主の内政能力が高ければそれを補い、城主の能力を底上げすることができます。
敵近くの拠点には戦闘に秀でた家臣をあてて軍事面を強化し、後方の拠点には内政に秀でた家臣を置くといった戦略をとる場合でも、武将の組み合わせによって能力をさらに強化したり、弱点を補ったりすることが可能となり、適材適所の考え方も無限に広がります。
知行の領地経営は領主となった家臣に任せるのが基本ですが、大名自ら指示し領地を富ませることも可能です。大名のいる拠点については、郡の開発も自ら指示して行うことができますが、主に大名として指示を行うのは、拠点での城下施設の建設になります。城下施設は拠点全体に影響を与える施設で、建設には多くの費用と労力を必要としますが、金銭や兵糧の収入、最大兵力の増加など、建てる施設により様々な効果が得られます。
ただし、金銭や労力面ですべてを同時に進めることは難しいため、今この状況では何を優先的に進めるべきか、的確な状況判断と長期的な観点からの計画性が求められます。
その他、拠点強化や敵拠点への調略を「主命」として指示することもできます。拠点強化は指示した方針にそって内政を強化し、調略は敵勢力の拠点に妨害工作を行います。
タイミングが問われる“政策”の発令と、常日頃からの準備が肝となる“外交”交渉
勢力が広がるにつれ、より強大な勢力と対峙することになります。そのような勢力に対抗するためには、拠点だけの強化では限界があります。勢力全体に大きな効果を与える政策を発令して、勢力の大幅な強化を図ります。政策の発令には安定した財力と威信を必要とするため、適切な政策を効果的なタイミングで発令することが肝要です。
とはいえ、自勢力をいくら強化しても周囲の勢力すべてを敵に回すのは得策とはいえません。目標とする敵をさだめたら、それ以外の勢力とは極力争いを避けるのがよいでしょう。そのための手段が外交です。
外交は常日頃から相手勢力と親睦を深め、いざというとき同盟の締結や援軍の要請などの約束を取りつけられるようにしておくことが大切です。外交は一朝一夕には成らず。これも大名の重要な務めです。
また、他の勢力だけではなく、朝廷や幕府と交渉して官職や役職を得ることも戦略の一つです。官職や役職が高いと勢力の威信が高まり、他勢力との交渉が有利になったり、威信の低い勢力から攻め込まれる際に敵が萎縮して戦いで優位に立てたりと、外交や戦闘といった場面で役に立つでしょう。