ライアットゲームズは、「リーグ・オブ・レジェンド」の国際eスポーツ大会「Mid-Season Invitational2022」を、5月10日から29日まで韓国の釜山にて開催する。
「Mid-Season Invitational2022(以下、MSI 2022)」は、11の地域リーグで優勝したチームが韓国の釜山に集結し、頂点を争うeスポーツ大会。LoL Esportsの国際競技シーンにてMSIが韓国で行われるのは今回が初めてのことだ。
今回の大会では、2019年に行われた「リーグ・オブ・レジェンド World Championship(以下:Worlds)」以来初めて、大会を通して世界中から観客を動員し、「BEXCO(釜山国際展示場)」にて、全ステージが実施されていく予定だ。
なお、チケット情報については、後日追って案内されるので、こちらの続報にも期待しよう。
トーナメント形式
11の地域で優勝したチームが集い、グループステージ、ランブルステージ、ノックアウトステージで戦います。LCL(CISリーグ)に関して、LCL Spring Splitがキャンセルされたため、MSIには出場しません。
5月10~15日
グループステージでは出場チームが4チーム1組で3つのグループに分かれ、グループごとにBO1のダブルラウンドロビンを行います。
5月18日~22日
各グループの上位2チーム、計6チームがランブルステージへと進出し、BO1のダブルラウンドロビンを行います。
5月27日~29日
上位4チームがノックアウトステージへと進出し、BO5のシングルイリミネーションラウンドで競います。最後まで勝ち残った2チームがFinalsで対決し、競技シーズンの折り返し地点における「リーグ・オブ・レジェンド」の最強チームが決定します。勝利したチームはトロフィーと2022 MSIチャンピオンの栄冠を勝ち取ります。
Naz Aletaha(LoL Esportsのグローバルヘッド)コメント
ここ数十年のあいだ、韓国はeスポーツ界の草分け的存在でした。MSIを韓国で初開催することで、eスポーツにおけるこの国の豊かな歴史とファンの情熱、プロチームの才能に敬意を表することができ嬉しく思います。Worlds 2014とWorlds 2018において、釜山は素晴らしい舞台でした。各地域の強豪チームが対決するステージを整えるため、再び釜山の地に赴くことを楽しみにしています。
韓国 釜山
釜山は韓国で2番目に人口の多い都市であり、eスポーツの本場とみなされています──釜山に位置する全長1.4キロのビーチ、広安里海水浴場では、StarCraft: Brood War ProLeagueの決勝が2004年から2010年までのあいだ行われていたほか、年に一度の韓国最大のゲーミングコンベンションであるG-Starも釜山で開催されています。この沿岸の街は祭りと映画の街としても知られており、その中心である文化、音楽、アートを呼び物にしています。
ライアットゲームズはこれまで、Worlds 2014やWorlds 2018などの国際イベントを韓国で主催してきました。