ミクシィのXFLAGは、2022年7月19日に配信予定のiOS/Android向けアプリ「ゴーストスクランブル」の先行体験会をメディア向けに実施した。

目次
  1. ゲームが苦手な友達でも“+1”で楽しめるオバケ蹴散らしアクション
  2. バスターとドローンの役割の違いが、独自のゲーム性を生む

ゲームが苦手な友達でも“+1”で楽しめるオバケ蹴散らしアクション

「モンスターストライク(以下、モンスト)」シリーズの最新作としてリリースされる本作。プロデューサーを務めるミクシィ モンスト事業本部 新規事業開発部の山本直輝氏から、ゲーム内容の紹介が行われた。

山本直輝氏

ゲームが苦手な友達でも“+1”で楽しめるオバケ蹴散らしアクションをコンセプトとした本作では、最大3人までのバスタープレイヤーがフィールドに降り立ってバトル。さらに、仲間を監督・サポートするドローンを加えた最大4人マルチでワルQと呼ばれるオバケを倒していく。

バスタープレイヤーについては2つの要素で構成。モンストのキャラが味方オバケになって登場するモンQによって性能が変化。一方、アバターについては性能差は存在しないものの、好きな見た目に変更できる。

ショットスキルはモンQによってさまざま。モンQの育成方法は強化・覚醒・キズナの3つが用意されている。

プレイモードは大きく分けて4つ。ノーマルクエスト、イベントクエスト、育成クエストのほか、月に2回ほど実施されるタイムアタックでは、フレンドとタイムを競い合える。

なお、クエスト攻略においてはさまざまなステージ内ギミックが攻略のカギだ。

マルチプレイを楽しむ要素として、スタンプなどで仲間とコミュニケーションを取れるマッチングルームに加えて、ボイスチャット機能も実装。また、プレイ中の盛り上がったシーンが自動録画される「騒ゲーハイライト」も搭載されている。出来上がった動画はゲームからSNSへ簡単に投稿できるとのこと。

そのほか、リリース記念アイテムの配布についても紹介された。

バスターとドローンの役割の違いが、独自のゲーム性を生む

説明の終了後は実際にゲームをプレイする時間を得たので、ゲームの大まかな進行と筆者が感じた点について触れていく。先述の通り、ゲームプレイ時はバスターとドローンのいずれかを選択するのだが、そのゲームフィールは全く異なったものになっているので、ここでは切り分けて説明する。

バスターは選択する際はアバターと、パートナーであるモンQをそれぞれ設定する必要がある。プレイヤーの分身であるアバターには性能差は無く、それこそマルチプレイ時の個性付けと考えてもらっていいだろう。一方、モンQはそれぞれライトカラー(敵と同一のカラーだった場合、威力がアップ)やショットタイプなどの特長を備えており、ここがクエストの結果を左右していく。

バスターはバーチャルパッドでエリア内を移動しながら、ワルQを蹴散らしていく。バスター自体の攻撃手段は大きく2つあるのだが、そのうちの一つが「ヒカリ攻撃」だ。これは特定のコマンドで発動させるわけではなく、ワルQに近づくとそのまま攻撃してくれる。ワルQ側の攻撃をかいくぐりながら、ヒカリ攻撃を当て続けることが基本的な戦術となってくる。

また、いわゆるチャージ攻撃にあたる「フラッシュ攻撃」も用意。これは画面をタッチし続けて扇状のエリアが表示されると発動できるもので、より強力な攻撃となっているので、積極的に狙っていくのも良さそうだ。

そして、もう一つの攻撃方法となるのが「モンスト」でおなじみのストライクショットを彷彿とさせる、Qショットだ。画面下にあるQショットボタンを引っ張ることで矢印が表示され、離すとその方向にモンQが飛んでいくのだが、「モンスト」と同様、通常時は単にモンQをぶつけるだけの効果しか持たない。しかしながら、ゲージが溜まった状態でショットを打つと、モンQごとに用意されたショットスキルの効果が発動するため、戦局を大きく変えることができる一撃となるのだ。

なお、注意しておきたいのがエリア間の移動時には指定されたタマを集める必要があり、エリアの最後ではボスを撃破することがクリア条件となる。ボスに挑むまではどちらかと言うといかに早く先に進むかを考え、ボス戦ではエリアのギミックをも活用した効果的な攻撃方法を考えていくという、1つのクエストで異なった攻略のアプローチを楽しめるのが魅力だ。

異なるアプローチといえば、ドローンの役割こそ、このゲームにおいては異色の存在と機能している。端的に言えばサポート役を担うことになるのだが、プレイヤーが操作する際にはより司令塔的な役割を求められる、面白いポジションだ。

ドローンは自身で攻撃することはできないのだが、上空を飛行しているため、障害物などでバスターが移動できない範囲も簡単に行き来できるのが大きなメリットの一つ。また、画面自体もエリア全体を俯瞰しやすいようになっていて、場の状況を把握しやすいのも上記の役割が求められる理由になっている。

そして、ドローン自体の能力もサポート特化。まずデフォルトの能力としてバスターをロックオンしていると、HPを少しずつ回復してくれる。クエスト中はかなりのワルQが出現し、近づいてきたバスターに猛威を振るうため、ところどころで回復が役に立ってくるだろう。

また、ロックオンの対象となるのはバスターだけでなく、エリア上のアイテムをロックオンすれば、バスターに矢印でその場所を知らせるなどのガイド機能も備わっている。マルチプレイ時はボイスチャットと組み合わせれば、より効果的な指示を出すことができそうだ。

さらに、ドローンはクエスト開始前の編成時点でアイテムを最大3つ持ち込むことができる。デコイを出現させたり、攻撃力や攻撃範囲などを強化したり、味方の蘇生回数を回復させたりと、アイテムのバリエーションも豊かで、どれを選択するかによって戦略性も変わってきそうだ。

本作の醍醐味がマルチプレイであるのは、ここまでを読むと感じてもらえるのではないだろうか。ソロで遊ぶ時はほかのバスターやドローンはCPUとなり、蘇生についても制約がないのだが、プレイヤーを蘇生させることはクエスト開始時点では1回しかできないということで、緊張感は保ちつつの連携が必要になる。敵とのパワーバランスが拮抗している時こそ、ドローンを含めた全体の協力でクリアしていく楽しさを味わえる。

今回の体験会時点では、例えばドローン時は画面を引くことで各種ゲージの表示が小さくなったほか、端末のサイズによっては動く対象をタップする難しさを感じる部分もあった。このあたりは運営サイドも認識しているようで、公式サイトでも出ているCBTでのアンケートの改修項目もいくつか反映されていることを確認したので、ユーザーのそうした声に対応してくれそうという意味でも期待が持てるタイトルだ。

7月19日のリリースまで残りわずかではあるが、現在も事前登録は行われているので、気になる人はチェックしてみてはいかがだろうか。

ゴーストスクランブル

MIXI

iOSアプリiOS

  • 配信日:2022年7月19日
  • 価格:基本無料

    ゴーストスクランブル

    MIXI

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2022年7月19日
    • 価格:基本無料

      ※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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