Team MiaoziとNetEase Gamesは、PC Gaming Show 2023 PreviewにおいてSci-FiアクションRPG&都市管理ゲーム「Cygnus Enterprises」(シグナス・エンタープライゼス)を発表、12月16日よりSteamで早期アクセスを開始する。
本作は、SF世界を舞台にアクションRPGと都市管理が融合したシングルプレイ用タイトル。Team Miaoziが開発を務め、NetEase Gamesがパブリッシングを担当する完全新作となっている。
ゲームの舞台は、人類が互いに違いを認め、共存しながら宇宙世界を開拓する明るい未来。かつての宇宙開拓には技術面による限界があったが、タイトルにもなっているCygnus Enterprises社が超光速航法を実現させたことで、人類の宇宙航海が可能になり、新たな世界を探索できるようになる。
しかし、宇宙が必ずしも人間を歓迎するわけではなく、手付かずの惑星には獰猛な宇宙生命体が生息し、開拓者たちの脅威となっていた。Cygnus Enterprises社はプレイヤーをトラブルシューターとして雇い、それらの危険な惑星に派遣する。プレイヤーは惑星ミティルスにある廃墟基地の修復し、全世界から人々が集まる賑やかな新居住地へと発展させ、新天地を開拓していくことになる。
ゲームプレイでは、スリリングなアクションRPGの戦闘パート、そして都市管理ゲームの計画・雇用・建設の要素が融合したシングルプレイを楽しめる。物語は18個のストーリーミッションと共に展開されていくが、建設パートに好きなだけ時間を割いて基地に磨きをかけていく自由性もあるとのこと。ゲームプレイの流れとしては、プレイヤーが宇宙の新たな起業戦士となっていく様が異なる要素に分けて展開される。
・トップダウンシューター・アクションRPG:都市建設には貴重な資源が必要だが、その資源は危険な地球外生命体の生息地にある。プレイヤーは未来の兵器で敵を倒しながら美しくエキゾチックな土地を探索し、その地に残された資源を回収していく。
・基地建設:素材の収集後、プレイヤーは開拓基地を建設していく。これにはサンドボックス要素が含まれており、自由に建物を配置して理想の開拓地を作ることが可能だ。
・人員管理:日々の業務を円滑に行うため、開拓地には定住者だけでなく、技術員や警備員なども必要となる。従業員たちを管理し、開拓地の豊かで幸せな暮らしを彼らに確保してあげよう。
・強化&クラフト:アクションRPGには、武器や防具を作るための戦利品は欠かせない。装備があれば宇宙の荒野で生き抜くことができる。資源を回収し、新しいアイテムを研究し、新しい装備を作成しよう。
Team Miaoziは上海を拠点とする開発スタジオで、2019年から本作の制作に取り組んでいる。15ヶ国から集まったメンバーで構成され、実に多国籍なチームとなっているという。主要メンバーは非常に豊富なPCゲーム開発経験を持っており、Eva Jobse氏(「Total War」)がクリエイティブディレクター、Brian Cox氏(「Age of Wonders 3」「Sea of Thieves」「Halo Wars 2」「Far Cry 5」)がリードプログラマー、そしてAlexander Pankov氏(「Far Cry 6」)がリードデザイナーを担当。NetEase Gamesによるパブリッシングサポートのもと、ジャンルとゲーム性を独自に融合させた、まさに唯一無二となるゲームの制作を目指しているとのこと。
本作のフルリリース日は未発表だが、早期アクセスは12月16日よりSteamにて開始となる。早期アクセス版には約12時間分のストーリーコンテンツがあり、メインストーリー以外にも自由な探索とゲームプレイを楽しめるとのこと。いち早く体験したい人は、Steamのウィッシュリストに登録しておこう。
Twitter
https://twitter.com/cygnus_game
公式サイト
http://www.cygnusgame.com/
Steam
https://store.steampowered.com/app/1963520/
以下、発表情報をそのまま掲載しています
クリエイティブディレクター Eva Jobse コメント
Cygnus Enterprisesは未来に前向きなsci-fiゲームです。最近気付いたのですが、未来をテーマにした多くのゲームは悲観的、終末的、そして退廃的な表現を選んでいるものばかり。私たちはスタートレックで育った人間なので、未来に対して楽観的な考えを常に持ってきました。本作は美しい環境とポジティブな設定をもって、明るい未来を描いています。