2022年12月2日~12月18日まで有楽町マルイ8F イベントスペースで開催されている、「ブレイブリーデフォルト10周年記念展」の内覧会の模様をお届けする。
2012年10月11日に第1作の「ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー」が発売され、奥深いストーリーや魅力的なキャラクター、懐かしさと新しさが同居した完成度の高いシステムで人気を博し、今はスクウェア・エニックスを代表するタイトルの一つとなった「ブレイブリー」シリーズ。
「ブレイブリーデフォルト10周年記念展」は「ブレイブリー」シリーズ10周年を記念して開催された記念展で、1作め「ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー」だけでなく、「ブレイブリーセカンド」と「ブレイブリーデフォルトII」の資料もたっぷりと展示。ファンは必見となっている。ここではその内覧会の模様をお届けしよう。
展示されている原画は200点を超えており、見ごたえたっぷり。手描きのイラストは直で観ると温かみがより伝わってくるので、ぜひ現地に赴いて肉眼でチェックしてもらいたいと感じた。
1作目「ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー」のイラストはキャラクターの等身が高めなのが特徴。ゲームで見たことがあるシーンでもイラストでは印象が異なるので面白いはずだ。
「ブレイブリーセカンド」は展示されているイラストこそ若干少なめだが、こちらも貴重な資料がズラリ。また、同作については至らぬ点があったことを反省しながらも、この作品があったからこそ、シリーズが繋がっていったというコメントが書かれており、ユーザーと向き合う真摯な内容の文章が胸を打った。
「ブレイブリーデフォルトII」は最大数の展示があり、かなり見応えがあった。生島直樹氏の解説付きも多く、イラストのコンセプトなどの裏話が楽しめた。
さらに、イラストだけでなく企画書やプロット、設定資料も。こちらは初期設定だけあって製品版の仕様と異なる部分もあり、興味深く見ることができる。
また、「オクトパストラベラー」や「バリアスデイライフ」、「トライアングルストラテジー」など、浅野チームが制作する「ブレイブリー」シリーズ以外の作品の原画も公開されていた。
そして、展示会で目を引いたのは10周年記念イラストを使用した巨大アート。高さ1メートル・幅5メートルを超えるものとなっており、迫力があるので、ぜひ展示会で実物を見てみてもらいたい。
記念展ではミニ色紙とドット絵アクリルチャームが来場特典としてプレゼントされるほか、グッズを3,000円分購入するとハズレなしの抽選くじにチャレンジできる。
記念展は12月18日まで開催されているので、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか?