2022年12月3日・12月4日、横浜アリーナにて「アイドルマスター SideM」のライブイベント「THE IDOLM@STER SideM 7th STAGE ~GROW & GLOW~ SUNLIGHT SIGN@L」が開催。ここではDAY2の模様をお届けする。
本ライブは現地での有観客に加えて、ASOBISTAGEでの配信も行われている。アーカイブ配信はDA1/DAY2共通で12月5日(月)18時~12月12日(月)23時59分(購入は12月12日(月)12時)まで行われる予定だ。リアルタイムに視聴できなかったプロデューサーたちは、こちらを利用しよう。
DAY2出演者
DRAMATIC STARS:仲村宗悟さん(天道輝役)、内田雄馬さん(桜庭薫役)、八代拓さん(柏木翼役)
High×Joker:千葉翔也さん(秋山隼人役)、永塚拓馬さん(冬美旬役)、渡辺紘さん(榊夏来役)、白井悠介さん(若里春名役)、野上翔さん(伊瀬谷四季役)
神速一魂:益山武明さん(紅井朱雀役)、深町寿成さん(黒野玄武役)
S.E.M:伊東健人さん(硲道夫役)、榎木淳弥さん(舞田類役)、中島ヨシキさん(山下次郎役)
THE 虎牙道:寺島惇太さん(大河タケル役)、小松昌平さん(牙崎漣役)
F-LAGS:三瓶由布子さん(秋月涼役)、浦尾岳大さん(兜大吾役)、比留間俊哉さん(九十九一希役)
Legenders:笠間淳さん(葛之葉雨彦役)、汐谷文康さん(北村想楽役)、駒田航さん(古論クリス役)
事務員の山村賢と共にスクリーンへ現れたのは、天ヶ瀬冬馬と御手洗翔太の2人。彼らの可愛らしいやり取りを見守りながら、DAY2も「Take a StuMp!」で開幕する。ユニットらしいポーズの後では、引き継がれる“熱バトル”や恒例の“ドーナツ”などで挨拶が大いに盛り上がる。中には、思わず吹き出してしまうアイドルも。
ユニット曲はF-LAGSの「Casually!」から始まり、キャッチーなメロディに合わせたステップを披露。ウィンクでのアピールもしっかりこなし、続いてS.E.Mの「Multiple Entertainment Show!」では激しいダンスも取り入れながら“MES”のポーズ、ラップパートを華麗に決める。
神速一魂は、夕日のようなライトが照らす中で「タソガレドキ、Bluesy」を熱唱。落ち着いた雰囲気の中、背中を合わせたり、しっかり視線を合わせたりしながらじっくりと紡いでいく。雨音から始まったDRAMATIC STARSの「Rainy Memories」では、それぞれのカラーに染まったトロッコでプロデューサーの元へ。切なげな笑顔と共に届けられた歌声に酔いしれた後は、Legendersの「PERMAFROST」がステージをふわりと包み込む。降り積もる雪のような演出も交え、暗転直前にあるスタンドマイクを抱きしめるような演出はすでに経験したプロデューサーでも胸を締め付けられたことだろう。High×Jokerの「SEASON IN THE FIVE」は、新たな季節が巡ってきたような爽やかな疾走感に溢れるナンバーだ。
トークパートは、神速一魂&High×Jokerの高校生チームから。深町さんが「タソガレドキ、Bluesy」の率直な印象を言葉にし、それを受けて益山さんがどっしりとしつつ脆さも含んだ、まだ多感な10代らしい曲になっているのではと掘り下げる。High×Jokerの「SEASON IN THE FIVE」は5人の幸せを噛み締めたような曲に仕上がっているため、5人揃ってこの曲を歌えたと嬉しそうに話してくれた。DRAMATIC STARS&F-LAGSのトークでは、DRAMATIC STARSがF-LAGSの強烈なペースへ巻き込まれてしまっていた。
自信たっぷりの歌詞が印象的な「From Genius」では、小松さんがハイキックや挑発的な表情や仕草をこれでもかと取り入れる。“牙崎漣”というアイドルのもつ根源的な魅力を表現しているところで、負けられないといったように佇む寺島さんも同じステージへ。表情こそ抑えていたが、プロデューサーにも「Resolution」からほとばしる熱量は否が応でも伝わってきたことだろう。S.E.Mは真似をしたくなるようなポップなダンスと合わせて「Dance in the school!」を歌い、ミラーボールつきトロッコでステージを飛びしていく。
歌詞や曲自体の格好よさもポイントの「Dance in the school!」は色々なダンスのルーツを取り入れているそうで、振り付けの先生からはS.E.Mというユニットを非常に理解しているコメントを受け取ったという。小松さんは、もともと「From Genius」の振り付けへ蹴りを多く取り入れることを聞いていたが、せっかくならとサビの前にもハイキックを入れていったそうだ。寺島さんはノリツッコミで笑いを誘いながら、ステージの高低差の関係で小松さんが寺島さんを見上げることになった点について可愛らしい言い合いをしていた。
ファーストグロースから、ユニット衣装へチェンジしたライブ後半戦は「Growing Smiles!」から始まった。神速一魂がバイク音や炎も背負いながら「ROUTE77」を引っ提げて駆け抜け、プロデューサーたちに強く拳を突き上げるよう促せば会場のボルテージは最高潮に。そこへF-LAGSが初公開の3Dライブ映像と共に「Made in「 ♪ 」」を歌い上げ、センターステージを広く使いながら投げキッスでプロデューサーを魅了。Legendersは以前よりもさらにクオリティアップした「Time Before Time」を披露し、バックで流れた3Dライブ映像と遜色ないレベルにまで高めていた。
ここでTHE 虎牙道の2人がステージへ現れ、互いのソロ曲を同時に歌う「その場所へ行くために-KEEP ON FIGHTING- × RULE 牙ヲ穿テヨ BATTLE MIX」という試みにはプロデューサーも大興奮。交互に歌う中で相手のパートでは微動だにしないものの、決してただ大人しく聞いているわけではなく、闘志に燃えた表情を見せつける。ラストスパートはバトルという名付けられたとおり、互いに一歩も譲らない同時歌唱を会場へ叩きつけた。
サプライズはこれに留まらず、新年のライブに向けて気合いを入れるHigh×Jokerのドラマから5人が歌ったのは、まだ誰も知らない「JOYFUL HEART MAKER」だ。赤いライトに照らされながらトロッコに乗り込み、激しいロックサウンドと共に会場を全力で煽っていく。
予想できない展開の中、DRAMATIC STARSが送り出したのは「Change to Chance」。“315プロのアイドル”とはどんな存在なのかを改めて突き付けるようなパフォーマンスに圧倒され、その勢いのままにS.E.Mがクールなダンスと力強いボーカルで「√EVOLUTION」を響かせる。
最後のトークパートでは、F-LAGSが初公開された3Dライブ映像に合わせて振り付けを増やしていったと明かされ、Legendersも汐谷さんがいきなりではなく徐々に引き上げる計画を練り、最終的に映像と変わらない内容までブラッシュアップすることに成功したそう。「その場所へ行くために-KEEP ON FIGHTING- × RULE 牙ヲ穿テヨ BATTLE MIX」では互いの曲のBPMを少し変化させて歩み寄ったそうで、「JOYFUL HEART MAKER」では“ロックバンドとしてのHigh×Joker”を表現できたと満足げな様子を見せていた。
「まだ終わってほしくない!」というプロデューサーの心の声を代弁するかのような絶叫も挟みつつ、全員の「Beyond The Dream」でライブは終了。315万のアンコールタップを成功させた後は「DRIVE A LIVE」、4th ANNIVERSARYの「LIVE in your SMILE」で横浜公演DAY2、そして「THE IDOLM@STER SideM 7th STAGE ~GROW & GLOW~」が締めくくられた。
また、ライブ内では、2023年3月11日・3月12日に「THE IDOLM@STER SideM PASSIONABLE READING SHOW -超常事変~対立スル正義~-」開催も発表に。315プロダクションのアイドル達が仕事に挑む姿を描く朗読劇ステージになるそうで、今回は映画「超常事変~対立スル正義~」にフォーカスした内容のようだ。すでに出演者は発表され、12月5日12時からアソビストアプレミアム会員が対象の最速先行抽選も受付開始となる。こちらも早めにチェックしておこう。
THE IDOLM@STER SideM 7th STAGE ~GROW & GLOW~ SUNLIGHT SIGN@L DAY2セットリスト
01.Take a StuMp!/全員
02.Casually!/F-LAGS
03.Multiple Entertainment Show!/S.E.M
04.タソガレドキ、Bluesy/神速一魂
05.Rainy Memories/DRAMATIC STARS
06.PERMAFROST/Legenders
07.SEASON IN THE FIVE/High×Joker
08.From Genius/牙崎漣
09.Resolution/大河タケル
10.Dance in the school!/S.E.M
11.Growing Smiles!/全員
12.ROUTE77/神速一魂
13.Made in「 ♪ 」/F-LAGS
14.Time Before Time/Legenders
15.その場所へ行くために-KEEP ON FIGHTING- × RULE 牙ヲ穿テヨ BATTLE MIX/大河タケル、牙崎漣
16.JOYFUL HEART MAKER/High×Joker
17.Change to Chance/DRAMATIC STARS
18.√EVOLUTION/S.E.M
19.Beyond The Dream/全員
20.DRIVE A LIVE/全員
21.LIVE in your SMILE/全員