ジークレストは、3月4日に初開催した夢世界シリーズ「夢王国と眠れる100人の王子様」「夢職人と忘れじの黒い妖精」の合同ホールイベント「ドリームパレード」昼公演の公式レポートを公開した。
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夢世界シリーズ初の合同ホールイベント「ドリームパレード」は、神奈川県民ホール大ホールにて開催された。こちらは、2月18日に1周年を迎えた「ゆめくろ」と、3月9日に8周年を迎えた「夢100」の周年を記念したイベントとなっている。
当日は、両タイトルに関するさまざまな情報が紹介されたほか、2作品によるクロスオーバー朗読劇が披露されるなど、ファン必見の内容となっており、今回のレポートでは、昼公演の様子が届けられているので、ぜひチェックしてほしい。
また、3月11日23時59分まではアーカイブ配信も実施されているので、詳細が気になる人はこちらもチェックしてみてはいかがだろうか。
アーカイブ配信:イベント配信視聴チケット ※アーカイブ付き(昼公演/夜公演)
価格:各4,730円(税込)
視聴期間:2023年3月11日(土)23:59まで
販売期間:2023年2月23日(木祝)10:00~3月11日(土)21:00
購入ページ:https://eplus.jp/sf/detail/3790440002-P0030002?P6=001&P1=0402&P59=1
ドリームパレード特設サイト
https://www.yume-sekai.com/dreamparade2023/
以下、発表情報をそのまま掲載しています
告知情報
告知コーナーでは、「ゆめくろ」の公式ビジュアルファンブックの制作決定と4月末にメインストーリー第7章の配信が決定した旨、そこで新たにプレイアブルになるキャラクターがいるという情報が発表されました。また、「夢100」では、「サンリオキャラクターズ」とのコラボ第2弾の発表や、現在開催中の「SUNTORY」や「プリンスホテル」とのコラボ情報が紹介されました。
夢世界に住む彼らから、姫様とギルドキーパーへ感謝の気持ち
イベント昼公演にて展開された、朗読劇3本と、出演者11名によるバラエティコーナーの様子をご紹介いたします。開演前アナウンスには、「夢100」からリカ王子(CV:興津和幸)と「ゆめくろ」からナナシ(CV:赤羽根健治)が登場し、早速合同イベントらしいスタートとして、2作品のキャラクターの掛け合いが展開されました。
そして、MCの鈴村さんを先頭に11名の出演者が登壇し、会場と配信視聴者に向けてのご挨拶を終えると、いよいよ本編スタート!今回のイベントでは、「夢100」「ゆめくろ」それぞれの朗読劇と、2作品合同の朗読劇の合計3本を展開。
昼公演1本目は、「夢100」。王子様たちが集まってパレードを楽しむ中、陽影の発案で、「姫に感謝を伝えるため」にパレード用のフロート車を用意することになります。そのフロートに各国にちなんだものを飾っていくことになり、チョコレートファウンテンや宝石、のぼりなどのアイディアが上がっていきます。一方、騎士の国の王子であるアヴィは何を飾ればいいか悩んでしまいますが、周りの王子から「アヴィ自身がフロートに乗ればいい!」という意見が上がり…―。脱線したり、ふざけあったりする瞬間もありつつ、姫のためにしっかり協力しあう王子たちの姿が描かれました。
2本目となる「ゆめくろ」の朗読劇では、思い思いにパレードを楽しんでいたマイスターと黒妖精たちが、ランヌの発言をきっかけに、それぞれギルドキーパー/主人のエスコートプランを披露することに。ノリノリでプランを語るキャラクターもいれば、疲労に乗り気ではないながらも、仲間たちからの絶妙な誘導で思わず語ってしまうキャラクターもいたりと、相変わらずの個性豊かな面々の姿が描かれます。
それぞれの想いや計画を語るものの、上司馬鹿なランヌのダメ出しに、バッサバッサと切り捨てられていくプランたち。最後に残った葵の「この際あの子に聞いてみたらどうか」という提案で、結局皆でギルドキーパーへ会いに行くことに。個性豊かなデートプランばかりではありつつ、マイスターと黒妖精たちからの温かい想いを感じるストーリーでした。
初の2作品クロスオーバー朗読劇「ドリパレクエスト 勇者リカの行進」
最後に披露されたのは、朗読劇「ドリパレクエスト 勇者リカの行進」。本朗読劇は、2作品合同ならではのクロスオーバーの内容で、葵が語り部として物語を進行。世界を羊まみれにしようとする魔王・アザリーを止めるべく召喚された勇者・リカが、えらくてかわいい王様のヒナタの命令で世界を救うためにしぶしぶ旅に出るバラエティ色の強いストーリーが展開されました。登場キャラクターたちはそれぞれRPGのステータスが設定されており、ツッコミどころの多い内容に、会場の笑いを誘っていました。
魔王討伐に必要なメンバーを探しに立ち寄った酒場では、ソムリエのリッシュから戦士・プリトヴェン、魔法使い・シオン、お金持ち・言祝(鈴村さん)を紹介されます。ワインのテイスティングかのようなメンバー紹介にツッコミが止まらないリカ。その後も個性豊かなステータスを持った仲間を増やしていき、魔王の元へ向かいます。あと少しでたどり着くという時に、強力なモンスターが登場。モンスターに大きなダメージを受けた言祝の「愛情が足りなかったか……」や、シオンの「ピースが足りなかったか……」など、それぞれのゲーム内で聞き覚えのあるキャラクター育成アイテムの名前が登場する場面もありました。
さらに、このピンチにクロウ、ラグーン、リドが助っ人として連携して攻撃をするシーンでは、それぞれのゲーム内バトルシステムを元ネタにした内容もあり、会場の笑いを誘っていました。最後に公開されたリカのステータス内のツッコミの項目には、「疲れた」と書かれるほどのツッコミどころ満載のオリジナル朗読劇。実はアザリーは魔王ではなく、一連の流れはとある王子のいたずらだったようで…―。イベントならではの朗読劇は、アーカイブ配信にて必見です。
また、朗読劇は3本とも昼夜で別内容になっており、夜公演ではまた違った物語が展開されました。
王子&マイスターたるもの当然“一流”のものが分かるはず!バラエティコーナー「夢世界一流チェック」
「夢世界一流チェック」と題して、「夢100」では王子、「ゆめくろ」では職人であるマイスターや個性豊かな黒妖精を演じるキャスト陣であれば、当然“一流”なものを判別
できるはず、と「嗅覚チェック」「夢合わせ」の2つのお題に挑戦しました。
1問目は、高級ぶどうジュースを嗅覚だけで判断する問題が出題され、1人ずつ個性豊かな嗅ぎ方で香りを確認していきます。後半にいくにつれて、嗅ぎ方のバリエーションに困りそうなものの、十人十色な嗅ぎ方を披露。ソムリエのリッシュを演じる三浦さんはこの企画ははずせない!と人一倍真剣に取り組んでいた一方、興津さんや新垣さんはもはや匂いが確認できていないのでは(?)、という独特の手法で参加していました。それぞれが自信満々に回答を出しますが、この時点で出演者の半分が二流に。
2問目の「夢合わせチェック」は、お題の夢の内容に合わせて夢の意味を回答するもの。昼公演のお題は「馬車に乗って優雅に移動していたのに、突然白馬が暴走する夢」。夢世界で長い時間を過ごしてきた「夢のエキスパート」と言っても過言ではないキャスト陣の回答に期待が高まります。回答が発表されると、ひとつずつMCの鈴村さんが解釈と理由を聞いていきますが、途中から流れが思わぬ方向に…!?
果たして、回答が一致したキャスト陣がいたのか?そして、“一流”の称号を得たキャストはいたのか?イベント限定の朗読劇とあわせてアーカイブ配信でぜひお楽しみください。
イベントの最後には、出演者から来場者と配信視聴者に向けてイベントの感想や作品への応援についての感謝、そして今後の展開についての希望などが語られて、幕を閉じました。
ホールイベント「ドリームパレード」概要
公演名:夢世界シリーズ 1st ホールイベント「ドリームパレード」
公演日程:2023年3月4日(土)昼夜2回公演 ※配信あり
会場:神奈川県民ホール 大ホール
出演者(五十音順、敬称略、キャラ名:「夢100」/「ゆめくろ」の順):
赤羽根健治(アルマリ、リド役/ナナシ役)、石谷春貴(シオン役)、上村祐翔(カノト役/クロウ役)、興津和幸(リカ役)、新垣樽助(フロスト役/ラグーン役)、鈴村健一(アヴィ、言祝役/ランヌ役)、内匠靖明(プリトヴェン役/マテオ役)、中澤まさとも(陽影役/葵役)、三浦勝之(リッシュ役)、村瀬歩(トルマリ、ヒナタ役/ノア役)、山谷祥生(アザリー、クレト役/リーベ役)
主催:株式会社ジークレスト
制作:株式会社ムービック・プロモートサービス/株式会社セブンセンシズ