7月1日(土)24:00より1時間拡大スペシャルにて放送開始となるTVアニメ「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」。その放送に先駆けて、メインキャストにインタビューを実施した。

目次
  1. 成長の原点に戻る難しさ、掛け合いならではの空気感
  2. アニメならではの魅力や気になるキャラクターは?
  3. 夏にまつわるおもしろエピソードも!?
  4. TVアニメ「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」

コーエーテクモゲームスより発売されたゲーム「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」を原作として放送されるTVアニメ。ゲームは「秘密」シリーズとしてこれまで3作がリリースされているが、今回のTVアニメではライザが錬金術と出会う物語の始まりを描いていく。

TVアニメに出演するキャストより、のぐちゆりさん(ライザリン・シュタウト役)、大和田仁美さん(クラウディア・バレンツ役)、寺島拓篤さん(レント・マルスリンク役)、近藤唯さん(タオ・モンガルテン役)にお話を伺い、ゲームを経てアニメ化されたことへの心境や、アニメならではのポイントなどを伺った(※インタビューは5月末に実施)。

(写真左から)寺島拓篤さん、大和田仁美さん、のぐちゆりさん、近藤唯さん

インタビュー・編集:TOKEN
文・写真:胃の上心臓

成長の原点に戻る難しさ、掛け合いならではの空気感

――「ライザのアトリエ」がアニメ化されると聞いた時の気持ちをお聞かせください。

のぐちゆりさん(以下、のぐち):ゲームで2019年に関わらせてもらった時に、「ライザのアトリエ」(以降「1」)のお披露目生放送があったのですが、そのおまけコーナーで夢はおっきくみたいな気持ちで「アニメ化をしたい」と話していました。4年後に叶ったんだなと思うと素直に嬉しいですし、嬉しいよりも驚きが上回っています。すごくふわふわした変な感覚になりましたね。

大和田仁美さん(以下、大和田):1作目を収録していた時は続くと思っていなくて、もうクラウディアを演じることは無いと寂しさを抱えていたのですが、「ライザのアトリエ2」(以降「2」)できる! 「ライザのアトリエ3」(以降「3」)できる! アニメできる! ってなって、毎回まさかの連続でびっくりしました。びっくりと嬉しさとが両方入り混じった、何とも言えない不思議な感情があります。

のぐち:やったー! とかじゃなくて、え? え? あれ? 本当なんですか!? こんなに良いんですか? みたいな気持ちだよね。

大和田:「3」があるという話を聞いてから、アニメもやる話を聞くまでは早かったですよね。「3」でもビックリなのにアニメまで、まだライザの世界に居ていいんですか!? という驚きと嬉しさで本当に何といえばいいのか……この感情に名前を付けたいくらいです。本当に嬉しかったです。ファンのみなさんの応援のおかげだなって思っています。

寺島拓篤さん(以下、寺島):おっしゃる通り驚きの連続で、事務所から続編の話を聞く度に凄いね、またやれるんだって本当に驚いていました。演じるたびにキャラクターも成長していくので、毎回新鮮な気持ちで演じるのですが、今回は「1」、「2」、「3」と重ねてきたものを「1」に戻していく作業があって、そこでアフレコで一瞬躓くことがあったりして。貴重な経験をさせていただいているので、本当に嬉しかったですし、本当に凄いことだと思います。それだけ好きでいてくださる方が多くて、ずっと応援してくださっているんだなと思うと感謝の念が尽きません。

近藤唯さん(以下、近藤):私はみなさんとちょっと違う立ち位置で、1作目で演じたタオくんが成長と共に声変りをしたということで、「2」からは離れていました。「1」で楽しく演じさせてもらったということで、「2」「3」と続いていく時に外側から眺めていた身としては、凄い盛り上がりだなと感じていました。こんなにずっと愛されていて「2」「3」と続いていくくらい人気なんだというのがあったので、アニメ化したらいいなという期待が高まるとともに、そうしたら私はクーケン島に帰れると思ってもいました。だから私は驚きというよりも、絶対してくれるはずと思い待ち望んでいた部分があります。アニメ化が発表になった時は、「え?」とかではなく「来た! とうとう来た!」って思いました。

ゲームの収録の時にも、いつかまたタオくんを演じたい、また会いたいという気持ちのままでいたので、本当にキャストの皆さんが積み重ねてきてくださったからこそ巡ってきたことなので感謝していますし、もちろんゲームを好きでいてくれた方々にも感謝しています。なので、私はこの感情に名前を付けるとしたら「来た!」です! それだけ純粋に嬉しかったです。

――今回のアニメ化では1作目の冒頭からを描くようですが、改めて成長する前のキャラクターを演じる上でのアプローチや、キャラクターそのものへの印象などあればお聞かせください。

のぐち:やっぱり1話のアフレコはかなり苦労して、すごく時間がかかりました。「3」の収録が終わってライザの物語が完結したんだという気持ちでいる中で、また「1」からだという形になったので、自分で思う以上にまっさらになれなくて。自分では「1」のライザでやっているつもりでも、最初のナレーションから「全部を知っているライザだよ」と指摘されて。そこで思い悩むことになったのですが、1話から本当に丁寧に描いてくださっていて、読み進めれば進めるほど「1」のときのライザに立ち返れました。

振り返ると「1」のライザってお転婆度が凄かったんですよ。「3」まで演じていくうちに変わっていった所があるのですが、改めて「1」に戻るとなんか凄いなという風に思うくらいで。けれど演じていく内にどんどん「そうだ、ライザってこういう奔放な部分があったな」と思い出しながら臨めました。キャラクターの描き方も、アニメ―ションではゲームと少し異なる部分があるので、また新たな気持ちで臨めたのかなと思います。

――ゲームでも冒頭のライザの語り口が印象的でしたが、改めてアニメで収録されるにあたって、どのようなイメージで臨まれたのでしょうか?

のぐち:あそこはあくまでナレーションで、モノローグではないんです。そこがスタッフさんもこだわっている部分で、自分の中だけの言葉にしてしまうのは違うし、世界観を伝えつつライザのキャラクターも一緒に伝えなければならないのですごく難しかったですが、一番大切なシーンなので、丁寧に大切に演じました。それがみなさんにどう聞こえるかも楽しみにしています。

大和田:私もライザと出会う前、1作目のクラウディアに戻るとなった時には、同じ状況になりました。ゲームを通して凄く成長していったからこそ、ちょっと臆病だったり、おしとやかだったりという「1」の頃の記憶を抱え過ぎていたんですね。そういう部分を演技の中で出しすぎてしまっていたのですが、何度かディレクションを頂いて戻していきました。

クラウディアっておしとやかでお嬢様ではあるんですけど、心の内では好奇心旺盛で意思が強いんです。「1」の最初の頃、クラウディアはそれを伝えることを躊躇するのですが、結局最後に伝えるというか。成長していく度に、それがどんどんすっと出てくるようになるキャラクターだったなと思いまして。抱えているものをどうライザやみんなに伝えるのか、その塩梅を思い出して、こういう子だったと掴めてからはすんなり演じられました。

ゲームの収録ではクラウディアは周りから影響を受けて発言することが多かったので、ひとりで収録する寂しさを感じていましたが、アニメではライザが隣にいることで私はすごくやりやすくって。別録りの時もあったのですが、ライザが居てくれると自然にクラウディアになれるという感覚がありました。

だから収録のときは「ゆり、いて!」って気持ちでした。一緒に収録できたことが多かったのですが、みんながいてくれるからこそ改めてクラウディアが影響を受けて成長していく。それがよりアニメで感じられたので、改めてクラウディアを知れたし、やりやすく楽しく収録ができました。

寺島:僕はゲームの時からレントを演じる際にあまり身構えてなくて、今回のアニメの収録でも普通に行ったら、「強すぎる」と言われてしまいまして……(一同笑)。

「『3』まで経験した上での強さ」だとか「剣の達人」と言われて「そうか……」と。序盤のまだまだ冒険や戦いに慣れていなくて、みんなでドタバタしながらなんとか乗り越えていく様子に改めて触れて、僕も知らない間にレントとして成長していたという事実に、我がことながら驚いてしまいました。最初はそこで一瞬躓いたのですけれども、そこに意識を向けてからは、「1」のレントに立ち戻ることができました。

一番新鮮だったのはみんなで掛け合いができたことです。ゲームの時は想像するしかなかった人の気配とかそういったものを、横で並んで感じられたのでとてもやりやすかったし、楽しかったんですよ。これはライザに振りまわされても毎日楽しいだろうなと。

ライザを中心としてタオと新しく仲間になるクラウディア、村のみんなと、村の中での生活を音声としてみなさんと一緒に感じられたのがすごく楽しかったので、もっと「ライザのアトリエ」という作品を好きになれたなとアニメのアフレコをやってより強く思いました。

――アフレコを一緒にやれたからこその空気感の違いみたいなところですね。

寺島:声の持っている力って本当に凄くて、のぐちの声はもうライザだと思ったし、みんなそのキャラクターなんですよ。

のぐち:両隣にレントとタオがいて……3人での会話シーンは多いのですが、自然とふたりがいるから私もライザになれました。返事も2人に対してはすごく適当で「それは置いておいて私の話を聞いて」みたいな感じで。それに対するふたりの「やっぱコイツ聞いてねぇよ……」みたいな空気とかも感じ取ることができて、それが心地いいんです。「わかってるでしょ、私のこと」というのは、一緒に収録できたからこそ生まれた空気だというのは凄く感じましたね。

近藤:タオは1作目ではスタートが気弱なところから始まっているので、成長の過程が1作目のなかでも結構大きいのかなと思っていて、その終わりから最初に戻るという作業が私の中でもありました。アニメの収録で最初に演じた時には「もうちょっと可愛く」と指摘があって、最後の方のタオがもっと凛々しくなっていたからなのかと思いつつ、より可愛くなるように修正していきました。

ひとりの収録になるゲームとは違って、今回は掛け合いができたから、すんなり自分の中でも戻していける感覚があって、こういう会話してたな、こういうやり取りしていたなと、ひとつひとつを思い出しながら、改めてタオを演じられました。みんなが居て本当に良かった、一緒に収録できるタイミングで本当によかったなって思っています。

アニメならではの魅力や気になるキャラクターは?

――トリダモノ先生によるキャラクターデザインやイラストも話題を集めてきましたが、それをアニメの絵として改めてご覧になっての印象などはありますか?

のぐち:ライザは勝気な性格なので、より表情が強気な顔をいっぱいしているのがアニメならではだとは思います。ゲームのCGだけでは描き切れないところを、アニメーションではいっぱい拾っていただいているのかなと思って。

私もどんどんリアクションを付けていこうと、こだわって演じていました。原作を非常にリスペクトしていることもアニメのキャラクターデザインに非常に強く表れていて、すごくいいビジュアルだと思います。

大和田:トリダモノ先生の絵は、服装や髪型、細かい装飾まで色々なところにこだわりがあるなと感じているのですが、それがアニメのデザインにもしっかり反映されていると思います。アニメーターの方は大変だと思いますが、キャラクタービジュアルへの愛というのは確実に画面に表れると思うのですごく楽しみです。クラウディアに関しては、キャラクターデザインを見た時に大人しいだけではない凛々しさみたいなものを感じて、素敵だなと思いました。

のぐち:立ち方とかも凛としているよね。

大和田:凛としてる! キービジュアルも……。

寺島:育った環境が違う感じがするよね! キービジュアルのクラウディア滅茶苦茶好き!

大和田:やっぱりそんなクラウディアがみんなと関わることになってどんな表情を見せてくれるのか、アニメでもぜひ見ていただきたいなって思います。

寺島:服の質感から違っているので、それをアニメで動かすとなると美術設定をおこすところから大変だっただろうなというのもとても気になりますが、その上でトリダモノ先生の独特な雰囲気の絵をよくアニメに落とし込んでいるなと。アニメになるとライザたちってこういう風になるんだなと。アニメはアニメにしかない仕上がりがあって、それがどう動くかは、まだ完成品を見ていないので僕らも楽しみにしています。

レントに関してはアクションも楽しみです。アフレコ時はコンテ撮や原画が多かったりするのでどう動くのか気になっていますし、構図にしてもレントが使っている武器はデカいですし、メインで戦うのもレントになってくるので、そこは気になっているポイントです。

近藤:表情からして原作の絵がすごく落とし込まれていて、アニメだとこうなるんだという思いがありました。ゲームでも表情差分がもちろんあるのですが、それがアニメになってより深くなっていく中で、タオくんは気弱で、行きたくない、嫌だと言うことが多い子なので、それがアニメで表情が増えることでより明確に見えてくるのかなと思いました。

キービジュアルの小生意気そうな顔もきっとしてくれるだろうなっていう、イヤイヤ期との対比というか。成長していく中で色々な表情を見せてくれるんだろうな、とキービジュアルと台本から期待値があがっていて、すごく楽しみだなという気持ちでいます。

――ご自身の演じるキャラクター以外でお気に入りのキャラクターはいらっしゃいますか?

のぐち:アガーテ姉さんはアニメでより好きになったキャラクターですね。ゲームでも一緒に会話するところはあるのですが、アニメではアガーテ姉さんとライザたちってこういう関わり方をしてきたんだなと想像できるようになりました。すごくいいお姉さんというか、頼りになるというか。そういったところでアガーテ姉さんに魅力を感じていますね。

近藤:私はあまりにもタオがボオスのことしか言わないから、ランバーが気になっています。あんまりにもタオが気にしないから、私がかわりに気になってしまって(笑)。

大和田:私はタオが好きです! イヤイヤ言いながらも付いてきてくれるところが好きなんです。信頼感が大きいといいますか、臆病なだけじゃないところと、冒険は苦手だけれど知識を深めるのは得意みたいなところもあって。

得意分野に没頭してしっかりみんなと関わって、みんなのためになることを提示してくれて、そういう姿が本当に頼りになるし、好きだなあと思っています。成長していくタオを本当に推せるなと思って見ていました。「2」、「3」と成長したタオもこんなに成長するんだって、いい男になっていくなって思えて好きですね。

のぐち:ライザが冒険に誘ってタオが「嫌だ」って言ったときに、仮にライザとレントが「わかった、今日は来なくていいよ」と言ったとしたら、タオは「いや、行くよ!」って絶対になると思うんです。それもわかっているからこそ、そういうところも愛おしいというか。

近藤:タオは怖さよりも友達が勝つんだなっていうのが、私はいいところだと思っています。

のぐち:多分ふたりの事を心配してくれてるんだよね。

寺島:一緒にいたいんだと思う。

大和田:好きな理由を言葉にしてくれた! メインキャラクター以外だと、クラウディアのお父さんのルベルトさんです。やっぱりゲームだと厳しい印象の方が強かったんですけれど、アニメで親子の関係性が違った角度で描かれていくというか。厳しさの中に優しさがあるお父さんという存在を、より大切に感じた収録の日々だったなと。お父さんがより好きになりました。

寺島:カッコいいよね。僕はサブだとバーバラさんとパットさんの関係がすごく好きですね。大人だなって思います。

後はライザの両親もすごく好きです。主人公の両親なので出てくる回数も他のサブキャラクターと比べて多く、厳しいけど実は優しいお母さんと、それを上手くまとめてくれるお父さんという人柄がとても素敵に見えます。ライザはこの中でのびのび育ったんだなっていうのがよく見えるし、手伝えよっていう親側の気持ちにもなっています。

夏にまつわるおもしろエピソードも!?

――ひと夏の冒険を描く本作ですが、夏にまつわる思い出などありましたらお聞かせください。

のぐち:夏になるとジェットコースターに乗りたくなるというか、青空の下で風をビューンって浴びると気持ち良いといいますか。なんかこう、天気が良いとめっちゃテンションがあがるので、外でぱーっと遊びたくなるんです。(大和田さんに)それで一回遊園地にいったよね?

大和田:いった! あれも夏だったね!

のぐち:遊びたい! ジェットコースター乗りたい! みたいになって。遊ぼう! って言ってくれて。

ふたりとも仕事があって遠出するのは無理だったので、近場ですぐにいける場所ってなって東京ドームシティになって。サンダードルフィンに乗るためにワンデイパスを買って……。

大和田:ワンデイパスでめっちゃ遊んだよね。

のぐち:シューティングゲームをふたりで遊んだときに、席に付いて顔写真を撮られたんですけど、スコアをどれだけ稼いだかのランキングで(大和田さんが)1位になったことで顔写真が画面に思いっきり出ていて……とにかく撃ちまくっていたのですが、2位に大差をつけていて本当に印象に残っています。

大和田:あったあった! 夏の思い出じゃん!

のぐち:凄くゲーム上手なんですよ。ちなみに私は圏外で顔写真も出ませんでした。

寺島:そんな面白いのないよ……。

近藤:こんな話されたあとに……!!

寺島:しかもふたりまとめてだし。

大和田:乗っかっちゃいました!

のぐち:夏と言えばしたいこととかはないですか?

近藤:思い出を作りたいとは思っていて。水風船で一気に水を入れるとバッとなるやつあるじゃないですか。

寺島:20個くらいになるやつでしょ!

近藤:あれをやりたいなって思っていて…でも一緒にやる人がいないから、ずっとできてないままで…。私は水風船を投げ合いたいんです

のぐち:え!? 誘ってくださいよ!

近藤:どこで出来るんだろうと思って。濡れて良い恰好と、後は場所と人が必要で。私はずっとそれを求めていて。私はあれを投げ合いたいんです。投げさせてください。

のぐち:全然いきますよ! よろしくお願いします!

近藤:人は確保したので後は場所さえあれば。

のぐち:広い公園とか川辺とか。

寺島:山奥のほうとかね。

――では、記事を読んでくださる読者の方に、良い場所があったら教えてくださいということで……。

近藤:本当にずっとやりたくて。私に水風船を投げ合える場所を教えてください。花火とかも最近は場所がなくなってきていて。

大和田:じゃあ水風船して花火しましょう!

寺島:めっちゃいいじゃん。

近藤:未来の思い出ができました!

寺島:全然夏の思い出がないのですが、一つ覚えているのが、地元に日本で唯一海岸を車で走れる砂浜があるのですが、そこでおじいちゃんと一緒に迷子になって、パトカーに乗って家族を探したことですね。

おじいちゃんもいるのに。僕だけならまだわかるじゃないですか。そんな世にも珍しい、海岸をパトカーで走るという経験があるくらいですね。

――西部警察みたいな。

寺島:そんなカッコいいものじゃないですよ、迷子なので(笑)。

――アニメから「ライザのアトリエ」に入るという方もいらっしゃると思いますので、最後に改めて「ライザのアトリエ」の魅力をアピールする一言をいただけますでしょうか。

近藤:「ライザのアトリエ」の世界観ってファンタジーではあるのですが、ちょっとした冒険の中に自分たちの子供時代にこういう経験があったかもと思わせてくれる、ファンタジーと現実が融合したような感じがあるなと。その懐かしさを感じつつ、ファンタジーとして自分がまだ経験していない世界をライザたちの視点で見られることにも魅力があると思っています。

大人は自分たちの夏休みの記憶を思い出しつつ、ファンタジーの世界で子供の時の気持ちをまた受け取って、子供はファンタジーの世界で自分が経験できないことをライザたちを通して経験できるということで、二度美味しい夏になるんじゃないかなと思います。

ゲームを遊んでいる方は既に物語をわかっているところもあると思いますが、アニメでは描かれ方が違う部分が絶対にあるので、1作目を懐かしく思いながらも新しい所を見つけられて、新鮮さと懐かしさが同居するはずです。これから入る方はライザの全てを楽しんでいただいて、そしてまたゲームに興味を持っていただけたら嬉しいです。

アニメでみなさんが受け取ったものがまた循環して作品に帰っていって、またさらに皆さんに新しい景色を見せられるようになっていったらいいんじゃないかなと思っています。ぜひ「ライザのアトリエ」をよろしくお願いします。

寺島:この作品のオンエアが夏というのがすごい恵まれているなって思っています。我々が体験している現実の2023年の夏とリンクするので、「ライザのアトリエ」を見て過ごすことが良い夏の思い出になるんじゃないかなと思っています。

僕らももう大人なので、どうしてもライザたちを子供に見てしまうというか、子供たちが楽しんで色々な事を頑張っているなという風に見守ってしまうのですが、子供の頃の夏休みを思い出すとワクワクするといいますか。子供たちが何かを始めるのに、いいタイミングなんですよ、夏休みって。多くの方は一ヶ月くらいだと思うのですが、アニメ「ライザのアトリエ」は1クール三ヶ月で終わるということで、終わる寂しさも最初から含んでいるというのにも、夏休みとのリンクがすごくあると思います。

ライザみたいにやりたいことが何かがわからなかったけど、自分の人生でやりたいことを見つけたり、レントみたいにやりたいこと、やらなきゃいけないことへの一歩を進めたり、タオみたいにやりたくないことをやってみたら面白かったり、クラウディアみたいに全然違うところに行ってみて新しい出会いをしてみたいと思っていたら、ちゃんと出会えて自分の人生が進んだり。やっぱり夏って特別なんだと思えるものがこの作品には詰まっているので、みなさんにとっても何かのきっかけになったらいいなと。

終わった後、ライザたちの夏が素敵だなと思ったら今度はプレイヤーとしてゲームを遊んでもらって、「2」、「3」と楽しんでもらって。そういう風にライザはみなさんの心にとても良いものを残してくれる作品だと思っているので、ゲームをやった方もまだの方もアニメを見てこの夏を楽しんでいただけると嬉しいです。

大和田:「ライザのアトリエ」で凄く好きなのが、ひと夏の冒険という部分で。そもそも夏という季節が好きなのですけれど、ワクワク感とちょっとしたノスタルジーを色々感じる季節だと勝手に思っていて。その夏を感じられる物語というのが好きな部分です。

その中でキャラクターたちが、本当になんてことない日常を過ごしていて。でも誰かにとっては大したことではなくても、本人にとっては凄く大きな冒険だったり、挑戦だったり、勇気がなきゃできないことがあって。そのありふれた日常の中で、自分が勇気を出してできること、やっていくことの先にある成長が丁寧に描かれています。

私はこの作品に出会って、日常でも目の前のことが何かキラキラして見えるようになったといいますか、ひとつひとつがすごく大切な出会いや行動だなって思えるようになったので。それをみなさんにも、温かいこの作品から感じていただけるんじゃないかなと思います。

みんなのなんてことのない日々から始まる冒険が、結構大きなことになったりするのですが、そのバランスが面白いところで。その日常と大きな冒険を、この夏にぜひ楽しんでいただきたいなって思います。

のぐち:みなさんがきっと青春時代に経験したことがあるような、懐かしい気持ちにさせてくれる物語になっていて、親近感を感じてもらえる部分が「ライザのアトリエ」の世界観にはあります。最初はライザとレントとタオの3人からはじまるのですが、おしゃべりの空気感や、自分にも一緒に悪だくみをしていた友達がいたなとか、何かそういう本当に小さな思い出から振り返れるといいますか。

なんてことない日々、なんてことない日常を今一度考えさせられるような。とにかくあったかくて平和で、そこにはなんてことないからこそ幸せが詰まっているんだよと教えてもらえるような物語になっています。見ていくうちに、どんどんそれぞれのキャラクターの魅力を感じていただけると思います。

後は何といっても錬金術は外せないポイントです。錬金術によってライザもそうだし、周りの人たちがどうライザと関わって、ライザがどう成長していくのか。周りにどんな変化を与えるのかといった部分もぜひぜひ楽しみにしていただけたらなって思います。

――ありがとうございました。

TVアニメ「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」

放送情報:初回は1時間拡大スペシャル

TOKYO MX、群馬テレビ、とちぎテレビ、BS11:7月1日より毎週土曜24:00~
読売テレビ:7月3日より毎週月曜26:29~ テレビ愛知:7月3日より毎週月曜26:05~(※初回26:35~)
AT-X:7月4日より毎週火曜20:00~(※再放送:毎週木曜8:00~/月曜14:00~)
※放送日時は変更となる場合がございます。

配信情報

dアニメストア、DMM TVにて、7月1日より初回土曜25:00~(以降毎週土曜24:30~)にて、先行配信。ほか各配信サービスでも、7月4日火曜12:00より順次配信開始予定。

配信先一覧:dアニメストア・dアニメストア ニコニコ支店・dアニメストア for Prime Video・DMM TV・U-NEXT・アニメ放題・ABEMA・バンダイチャンネル・Hulu・FOD・Amazon Prime Video・ニコニコLemino・TELASA(見放題プラン)・J:COMオンデマンドメガパック・auスマートパスプレミアム・milplus見放題パックプライム 

STAFF

原作:コーエーテクモゲームス「ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜」
キャラクター原案:トリダモノ
監督:楪エマ
アドバイザー:和ト湊
シリーズ構成:高橋弥七郎
キャラクターデザイン:下谷智之
サブキャラクターデザイン:藤田まりこ/北原広大
プロプデザイン:八島祥子/原 由知
モンスターデザイン:秋月 彩
美術設定:大原盛仁
美術監督:関口 輝(インスパイアード)
色彩設計:相原彩子
2Dワークス:旭プロダクション
撮影監督:野上大地
編集:山田聖実(editz)
音響監督:納谷僚介
音楽:柳川和樹
制作:ライデンフィルム

主題歌

<オープニングテーマ>
「ゴールデンレイ」 三月のパンタシア
作詞・作曲:はるまきごはん
(SACRA MUSIC)

<エンディングテーマ>
「アロー」 Awkmiu
作詞:シキ 作曲:シキ, Awkmiu 編曲:Awkmiu
(309 RECORDS)

CAST

ライザリン・シュタウト:のぐちゆり
クラウディア・バレンツ:大和田仁美
レント・マルスリンク:寺島拓篤
タオ・モンガルテン:近藤 唯
アンペル・フォルマー:野島裕史
リラ・ディザイアス:照井春佳

アニメ公式サイト:https://ar-anime.com
アニメ公式Twitter:https://twitter.com/Ryza_PR

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー