コロプラは、7月8日に東京ポートシティ竹芝 ポートホールで「白猫プロジェクト NEW WORLD'S」の9周年を祝うオフラインイベント「サンキュッ! キュー! 9周年! 白猫ファンミーティング」を開催した。
目次
当日は大きく分けて2部構成で行われており、16時からは事前に募集した100名のファンを招いて3年ぶりとなる「白猫ファンミーティング」を実施。また、19時半からは、さらに追加で募集された50名を加えて「白猫スペシャル生放送」が行われた。
当日は、ふたつのステージイベントと休憩を合わせて6時間以上もの長丁場だったが、こちらでは、当日行われたもの中から、特に注目したいポイントをピックアップしてご紹介していく。
会場内には貴重な資料やフォトスポットなども登場!
同イベント会場には、「白猫プロジェクト NEW WORLD'S」のこれまでを振り替えるようなパネルなども多数展示されていた。また、等身大のキャラクターパネルも設置されており、スタッフが代わりに記念写真を撮ってくれるといったサービスも行われていた。
また、メッセージボードや物販コーナーなども用意されていたほか、ドリンクも販売。このドリンクを1点購入した人には、「ファンミーティングオリジナルコースター」がランダムでプレゼントされていたということもあり、なかなか盛況だった。
![]() |
入り口付近には、キャトラたちがお出迎え。 |
![]() |
描き下ろしイラストが展示されていた。 |
![]() |
こちらはフォトスポット。 |
![]() |
これまでの歴史を振り返るようなパネルも展示されていた。 |
![]() |
![]() |
![]() |
こちらは自由に書き込みができたメッセージボード。 |
![]() |
![]() |
こちらは物販コーナーで販売されていたアイテム。 |
![]() |
ドリンク販売のコーナー。ちょっとしたカフェのようだった。 |
3年ぶりの開催!「サンキュッ! キュー! 9周年! 白猫ファンミーティング」
16時から始まったステージイベントが、実に3年ぶりの開催となった「サンキュッ! キュー! 9周年! 白猫ファンミーティング」だ。こちらには、MCのドグマ風見さんとケンちゃんさん、早川実季さん、菊地燎さん、手塚ヒロミチさん、マジョノカ渚さん、白猫開発のめろん田村氏が登壇。賑やかな雰囲気のなかイベントがスタートした。
最初に行われたコーナーが「全冒険家必見! 開発裏話!」のコーナーだ。ここでは、白猫開発ディレクターの武田飛鳥氏が登壇。タイトル通り、9周年の主要キャラクターでもある「フラグメントキャラ」たちがどのような経緯で生まれたのか披露された。
キャラクターを構想し始めたのは、6周年のすぐ後ぐらいからという武田氏。最も想定外の敵を突き詰めていった結果生まれたのが、この「フラグメントキャラ」たちであった。
早い段階からデザインの方向性が決まっていたのは、エレノアだ。衣装の形状も4周年のときのものを意識しており、こっちの世界のキャラと違い要素と同じ要素の両立を目指したそうだ。
エレノア同様、ターニングポイントで道を誤りこちらの世界のキャラとは180度印象が変わるのは誰かと考えたときに、真っ先に思い浮かんだのがエクセリアだった。困難を乗り越えて女王様になったほうと、困難を乗り越えることができずに姫様のまま立ち止まってしまったふたりのエクセリアという真逆のスタイルで表現されている。
ディランは、フラグメントの男性キャラを考えているときに、「どうせならイケおじにしたいよね」というデザイナーのアツい想いから選ばれたキャラクターだという。
先に構想されたのはジンのほうだったが、「フラグメントキャラ」は暗いイメージだったので、明るく無著な存在として生まれたのがサヤだ。ジンは、はじめから中心人物で8周年の物語の主人公的な存在として考えられていたキャラクターだ。
こちらのデザイン画は左側が古く右側があたらしいものに並べられているが、サヤの方はそれほど大きくデザインは分かっていないが、ジンはかなり大きく変更されたことがわかる。
開発秘話に続き、「みんなで協⼒バトルー!」のコーナーが実施。こちらは、制限時間20分の間に6分15秒48以上のクリアタイムを目指すというもの。会場内だけではなく、視聴者や出演者も含めた形で行われ、挑戦成功人数が999人を突破したら全ユーザーにプレゼントが決定するというルールで行われた。
結果、会場内の最速は8分25秒という記録だった。
続いて、「白猫りんくいず!」のコーナーに。こちらは、白猫9周年のLINKシリーズにかけて、「りんく」がキーワードになったクイズが出題された。答えはいわゆる穴埋め問題となっており、会場内と出演者、YouTubeの視聴者が参加して行われた。途中、会場内から怪しい回答が出たこともあり、かなり盛り上がっていた。
やや時間は押し気味であったが、クイズの出題数を減らすなどして調整したこともあり、時間通りに進行しイベント前半の「ファンミーティング」は終了となった。
最新情報も飛び出した! 「サンキュッ! キュー! 9 周年! 白猫スペシャル生放送」
1時間の休憩を挟んで、19時半からスタートしたのが「サンキュッ! キュー! 9 周年! 白猫スペシャル生放送」だ。こちらでは大量の最新情報が発表された。ファンミーティングに続き、ドグマ風見さんとケンちゃんさん、早川実季さん、菊地燎さん、手塚ヒロミチさん、マジョノカ渚さん、めろん田村氏が登壇した。
このステージイベントの最大の目玉は、やなりなんといっても9周年記念イベント情報だ。最初に会場内に流されたのだが、9周年記念イベント「LINK NEW WORLD'S」のPVだ。上映中、ときおり会場からは大きな歓声が沸き起こるなどファンにとってもかなり衝撃的な内容となっていた。
ここでスペシャルゲストとしてグラハム役の黒澤剛史さんが参加し、イベントが進められていった。
今回発表されたPVの中でも流れていた、9周年記念イベント主題歌「LINK to DESTINY」の配信が決定。こちらは7月9日より、Apple MusicやAmazon Musicなど各種音楽配信サイトで順次配信が開始される。
また、9周年記念イベント挿入歌「iNNOCENCE」も7月9日より配信が開始される。こちらはPVでは流されていないが、吉乃さんが歌唱を担当するイクシアのソロ曲となっている。
続いて9周年記念イベントの登場キャラクターの紹介が行われた。スペシャルゲストの黒澤さんが声を演じたグラハムが、無属性のソードマスターとして登場する。5年待ったという黒澤さん。本人だけではなく、ファンも含めて多くの人が待ち望んでいたキャラクターがついに登場する。
MCのドグマさんが「黒澤さん、このキャラは加齢臭はしませんよね?」という問いかけに対し、少し戸惑いつつも「……う、うん」と黒澤さんが答えるなど、微笑ましい場面も見られた。
グラハムのアクションスキル1は、「我流・一閃」。アクションスキル2は「我流・石火連斬」だ。特徴としては、スキル1でエレノアを召喚することができる。エレノアは、盾で突進攻撃中に攻撃を受けることで、グラハムのHPとSPを回復してくれる。
敵を即意付け状態にすることができ、グラハムのスキル2で追加ダメージを与えることができる。ちなみにグラハムがスキル2を発動すると、エレノアが盾の突進攻撃をしてくれる。そのため、エレノアとの連携が重要となるキャラクターとなっている。
次に紹介されたのはジンで。こちらは無属性の拳聖として登場する。CVを演じるのは、島崎信長さんだ。指に手を当てたユニークなポージングだが、頭を貫通して何かが出ている様子が描かれている。
ジンのアクションスキル1は、「ブレイクリベレイション」で、アクションスキル2は「破壊の疾走」だ。特徴としては、チャージナックル・バーストコンボが一定数の敵にピンポイントダメージを与える攻撃に変化する。
通常攻撃コンボの途中で長押しで「派生攻撃」を発動することができ、敵を強度粘着状態にしつつも、自分自身は一定確率で敵の攻撃を回避することができる。
スキル2の「破壊の疾走」は、狙った方向に向かって連続発動することができるため、そちらを駆使したテクニカルな戦闘が楽しめる。
続いて紹介されたのが、今回の目玉ともいえるキャラクターのアイリス&赤髪の冒険家だ。こちらは光属性のグランアーチャーで、タッグキャラでの登場となる。タッグキャラということで、いろいろな演出が盛り込まれているところも見どころのひとつだ。
アイリス&赤髪の冒険家のアクションスキル1は「レクスコンビネーション」で、アクションスキル2は「リーズンエクシーダー」だ。特徴としては、スキル1で赤髪の冒険家をスキル2ではアイリスを操作できる状態に切り替えることができるところである。
アイリスの方は、通常攻撃コンボが変化する。1コンボ目と2コンボ目は直線上に矢を射る攻撃で、3コンボ目は同時に複数の敵にピンポイントダメージ攻撃になっている。4コンボ目では、周囲の見方のHPと状態異常を回復することができる。赤髪の冒険家は、ジャストガードをすることができる。
連続したスキルや通常攻撃コンボともに、アイリスと赤髪の冒険家がお互いを真持ち合うような効果を与える。バーストゲージを使用した「タッグバースト」では、シンフォニーパワーを付与しながら、ふたりのキャラクターで大ダメージを与えるという大技も使用できる。
最後に紹介されたキャラクターがイクシアだ。今回は無属性のルーンセイバーで登場する。声を演じるのは白石晴香さんで、髪が長く伸びて神々しいスタイルのイラストになっている。
イクシアのアクションスキル1は「エデンズステップ」で、アクションスキル2は「ニューワールドオーダー」。そして、アクションスキル3は「セルフレナンシエイション」だ。その特徴は、ルーンドライブの効果のひとつに新登場の「SP無限」が追加される。これにより、SP無限を消費しながら攻撃を続けるスキル2との相性が抜群となっている。また、「フルドライブ」中であれば、スキル2を発動しているときに追加のビーム攻撃が発生する。
ちなみにセットしているとルーンドライブのゲージが減っていくが、こちらはスキル1の攻撃と「アイディールレムナント」のヒットで回復することができる。
「LINK NEW WORLD'S」のイベント情報も盛りだくさん!
新しいキャラクターの登場に合わせて遊びたくなるのが、イベント。ということで、ここから先は「LINK NEW WORLD'S」のイベント情報が発表された。最初は「LINK NEW WORLD'Sを遊んで、4つの武器を手に入れよう!」だ。こちらは、序盤のクエストをクリアすることで4つの武器を全てゲットすることができるというものだ。
それぞれの武器のアクションスキルには、特別な演出も付いている。
9周年記念ジュエルパックも登場する。こちらには、おまけでイクシアの動くスタンプとキャラ「10回+1」ガチャのジュエル50個割引券が付属している。また、プレミアムジュエルパックの9周年仕様として登場する。こちらには、初回購入時に動くスタンプが4つ付属している。
ふたりで協力するバトルに新難易度の★40が登場する。従来までの★15と★25はそのままで、最高難易度が★40になるという形だ。敵のキャラクターはエピタフのようだが、頭が赤っぽくなっており、別のキャラクターになっているようだ。真相は気になるところだが、実際にプレイして確かめてほしい。開催時期は本編より少し遅れて実施される予定となっているので、まずは本編をクリアして待とう。
今回の9周年記念イベント「LINK NEW WORLD'S」のHELLは、史上最高の難易度となっている。さらに、それに挑戦するためにはこれまで開催された「LiNKシリーズ」のHELLをすべてクリアしておくことが前提条件になっている。各HELLをクリアして金称号を手に入れておく必要があるというわけだ。
8月18日の15時59分までにすべての証を手に入れることで、超特別な虹称号を手に入れることができる。難易度はかなり高いが、やりがいはありそうだ。
最大80ジュアルもえる日替わりミッションや、「LINK NEW WORLD'S」を遊ぶことでジュエルやメモリアルルーンがもらえるなど、イベント開催期間中は通常より豪華なミッションが登場する。
9周年記念イベント「LINK NEW WORLD'S」は、7月14日からスタートだ。ここまでかなりざっくりとお伝えしてきたが、ここで触れてないことも含めて、かなりのボリュームとなっているので、せっかくの機会なので思う存分このお祭り気分を楽しもう。
というわけで長時間にわたるイベントもこれにて全て終了。最後は毎回恒例となっている乾杯で、出演者と会場全員で「9周年もやろうよ! 白猫!」のかけ声で締めくくった。来年はいよいよ記念すべき10周年を迎えるが、はたしてどんな内容になるのか今から楽しみだ。