千葉・幕張メッセにて9月21日~24日にかけて開催の「東京ゲームショウ2023」。KONAMIブースで9月23日に行われた、「桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~」スペシャルステージの模様をお届けする。
発売を11月16日に控えた「桃太郎電鉄」シリーズの最新作「桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~(以下、桃鉄ワールド)」。ゲストの陣内智則さんが登場した本ステージでは、その後に予定されていたLIVE配信に向けて、先んじて本作を長時間プレイしたというすゑひろがりずの南條庄助さんと三島達矢さん、ライスの関町知弘さん、野性爆弾のロッシーさんがゲームの魅力をプレゼンするという流れで進行した。
なお、ステージでは本作の物件・イベントなどの監修を務める旅行ガイドブック「地球の歩き方ウェブ」編集長の上原康仁氏、「桃鉄ワールド」監督/ゲームデザインの桝田省治氏、コナミデジタルエンタテインメント シニアプロデューサーの岡村憲明氏も参加しており、制作サイドとしてプレゼンの補足をしていった。
すゑひろがりずがプレゼンしたのは本作で新たに導入された球体マップ。ズームアウトした際の様子を見せつつ、そこから南極やラスベガスといった場所を紹介していく。さらに、本作では世界中を移動するということで、空路での移動も多数登場。北極からの空路ではアメリカやヨーロッパなど、さまざまな場所に行けることをアピールした。
続いて、関町さんがプレゼンしたのは本作で登場する新たなカードについて。進行系のカードが新たな名称になるとともに、周遊カードが廃止となり、各カードの使用回数がタンク式で表示されるようになった。このタンクが0になるとカードは無くなってしまうということだが、その前に給油駅でチャージすれば、再び最大まで回復するようだ。ただし、給油駅はハワイ、アルゼンチン、カンボジアにある3駅のみ。給油駅に止まるかどうかも、ゲーム進行を左右する要素になってきそうだ。
関町さんは、そのほかにも本作で新たに登場するカードの数々を紹介。その中で、桝田氏は「途中下車カード」の使い勝手の良さに言及した。曰く、このカードを使った後、サイコロが8個になる「ライトニングカード」を使えば、全体のマップの1/3ほどの範囲のマスに停車できるそう。これは実際のプレイで試してみたいところ。
最後にロッシーさんがプレゼンしたのは、本作で新たに登場する貧乏神について。強制的にプレイヤーを移動させ、それに応じた高額旅費をむしり取る「世界旅行ボンビー」、プレイヤーが持っている物件、カード、持ち金を奪い、その周囲の駅にばらまいてしまう「ばらまきボンビー」が紹介された。
その後は最新情報として、3つのイベントを中心に遊ぶ新モード「ヒストリーモード」や、マップ上を自由に見て回れるモード「マイワールド」が紹介された。さらに、事前に募集していた質問への回答として、本作で復活させたあかおに社長が人間に近い思考ルーチンを研究した結果としてとても強くなっていること、球体マップという大きな要素を組み込む一方で、その遊びを面白くするために、収録しているカードは過去に存在したカードも含めた選択肢から選んだものになっているそう。
さらに、本作にて制作総指揮を務めるさくまあきら氏からのメッセージも寄せられた。
ここで出演者は降壇となったが、最後に残った岡村氏からは「スーパー桃太郎電鉄」のSwitch版配信などの告知が行われた。下記の記事でも紹介されているので、併せてチェックしてほしい。