コーエーテクモゲームスが2023年9月28日に発売予定を予定しているPS5/PS4/Nintendo Switch/PC(Steam)用ソフト「Fate/Samurai Remnant」の完成発表会が、本日9月27日に八芳園にて開催された。
本イベントには、襟川陽一氏(コーエーテクモゲームス・代表取締役会長)、鯉沼久史氏(コーエーテクモゲームス・代表取締役社長)、岩上敦宏氏(アニプレックス・代表取締役執行役員社長)、庄知彦氏(コーエーテクモゲームス・プロデューサー)に加えて、ゲストとして霜降り明星の粗品さんが登壇した。
鯉沼氏、襟川氏、岩上氏は挨拶で、「Fate」ファンはもちろん、知らない人にもシリーズの入り口となれるような作品となっているため、多くの人にプレイしてほしいとコメント。中でも襟川氏は「I LOVE 武蔵ちゃんのシブサワ・コウです」と開口一番に切り出し、開発陣インタビューでも明らかになった“英霊剣豪七番勝負”や宮本武蔵が好きということも述べていた。
また会場では、TYPE-MOONの奈須きのこ氏と武内崇氏からのコメントも公開となった。
その後には、本作の主人公・宮本伊織に扮したサムライ姿の粗品さんが登場。庄氏も登壇し、改めて作品の概要が紹介された。
“「Fate」シリーズは好きか?”という質問では「好きです!」と即答する粗品さん。特にアニメ「Fate/Zero」がお気に入りらしく、放送当時は毎週リアルタイムで視聴していたとのこと。“聖杯戦争”というネタをやっていたほど、「Fate」シリーズにハマっていたようだ。
一通りの説明が終わると、粗品さんがゲームに挑戦することに。アクションゲームの腕前は人並みと語っていたが、挑む内容は「東京ゲームショウ2023」に出展されていた戦闘「業火に身を堕とす者」。ランサー陣営との戦いが繰り広げられる難易度の高いものとなっていたが果たして…。
庄氏のアドバイスもあり、セイバーやクー・フーリンとの操作交代を駆使しつつ、用意されたアイテムもすべて使う勢いで地右衛門とランサーを追い詰めていく粗品さん。回復アイテムが底をつきてしまうも、ランサーの残り体力もあとわずか。…しかし、あと一歩のところでやられてしまいゲームオーバーに。
ゲーム体験の後には庄氏に「敵強ない?」と言い寄る粗品さんだったが、面白かったと感想を語った。
作品にちなみ、相方であるせいやさんとの絆エピソードを聞かれた粗品さん。2人でタクシーに乗った際、お金を立て替えてくれたことを挙げた。「あれはせいやーでしたね。かっこよかった」と当時を振り返った。
また、本作における聖杯“盈月”に関しては、ツッコミ時の手の形に似ているとコメント。「奈須氏が僕のツッコミを見てインスパイアされたのかな」と続けた。“聖杯戦争を勝ち抜くのに召喚したいサーヴァント”を問われると、「Fate/Zero」でも好きだったアサシンと回答。さらに、「Fate/Zero」でのギルガメッシュの名言「忠道、大儀である。努そのあり方を損なうな」が好きすぎて、サインとともに記していたというエピソードも明らかになった。
最後に、発売を待つファンへメッセージを送り、発表会は終了となった。