美少女ゲームファン注目のEDテーマも発表された「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」先行上映会＆トークイベントをレポート

10月4日24:30より放送開始となるテレビアニメ「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」。本日10月1日に行われた「先行上映会＆トークイベント～いざ、16bitの時代へ～」の模様をお届けする。

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宣伝特別動画「Road to 冬コミ」
公式Webラジオ「16bitセンセーション ANOTHER PLAYER」

本イベントでは、テレビアニメの放送に先駆けて第1話・第2話を上映。その後、メインキャストである古賀葵さん（秋里コノハ役）、阿部敦さん（六田守役）、堀江由衣さん（上原メイ子役）、川澄綾子さん（下田かおり役）が登壇してのイベントが行われた。

MCの中山信宏氏（アニプレックスプロデューサー）から、今回上映された2話まで見ての感想を聞かれると、古賀さんは自身が演じるコノハがよく喋ることに言及しつつ、作中で表現されるブラウン管のテレビ描写や、1990年代当時の秋葉原の街並みなどが登場することに触れ、エモーショナルな気持ちになれるシーンがたくさんあったと話す。阿部さんも当時の秋葉原への懐かしさに触れつつ、消費税の話など時代背景ならではのエピソードに言及していた。

中山氏からも紹介された通り、当時の美少女ゲームシーンにおいて、コンシューマーゲーム化やアニメ化の際にヒロインを演じることの多かった堀江さんと川澄さんは、当時の美少女ゲームの作り方を知れることができる点に触れる。なお、90年代当時から現代にかけてはアクセントが平板化しているそうで、音響監督が収録時に当時のアクセント辞典を用意していたというエピソードもあった。

キャラクターについての話題に移ると、古賀さんはコノハについてよく動き、感情もジェットコースターのように移り変わっていくその元気さ・明るさを紹介しつつ、美少女ゲームへの愛の深さをアピール。また、阿部さんは達観した感じのある守がコノハと出会ってどのように変わっていくのかに注目してほしいと話した。

堀江さん演じる原画・CG担当のメイ子は、舞台となるアルコールソフトの中で癒やし担当みたいなポジションであり、コノハとは先輩・後輩のポジションになっていると紹介。川澄さんが演じているかおりについては、アルコールソフトを仕切る頼れるお姉さんで、美少女ゲーム好きということだが、作中で登場する酔っ払っている時の演技にも言及していた。

そのほか、シナリオライターのキョンシーこと五味川清（CV：福島潤）が覆面姿でいることについては基になっている人がいることや、阿部さんが六田勝（てんちょー）を演じる伊藤健太郎さんとの共演が多い中で、初めて親子の役どころになった点、そして先輩たちに囲まれての収録となった古賀さんが緊張しつつも良い経験になったと振り返るなど、さまざまなトークに花を咲かせていた。

お知らせのパートでは、先行上映内でお披露目となった、秋里コノハ（CV：古賀葵）によるED曲「リンク～past and future～」の情報が公開。作詞をKOTOKO氏、作曲を折戸伸治氏、編曲を中沢伴行氏という、美少女ゲームシーンにおける著名な作家陣を揃えた同楽曲について、歌唱した古賀さんは作品のみならず、プレイヤーやゲーム制作側の気持ちも盛り込まれた歌詞になっていると紹介。また、美少女ゲームならではの曲調ということで、意識しながらレコーディングに臨んだことにも触れていた。