2023年10月8日(日)にZepp Hanedaにて開催された「The QUEEN of PURPLE 2nd Live Tour Live and let “Live”」東京公演のレポートをお届け。
The QUEEN of PURPLE(以下、QOP)はDONUTSのゲームアプリ「Tokyo 7th シスターズ THE SKY'S THE LIMIT」(以下、ナナシス)に登場する、越前ムラサキ、瀬戸ファーブ、堺屋ユメノ、三森マツリの4人からなるガールズロックバンドだ。
その4年ぶりとなる単独ライブが京都・名古屋・東京の3都市を巡るツアーライブとして行われた。本稿ではファイナルとなった東京公演の模様をお伝えする。
出演者(敬称略)
野村麻衣子(越前ムラサキ役)
広瀬ゆうき(瀬戸ファーブ役)
山本彩乃(堺屋ユメノ役)
巽悠衣子(三森マツリ役)
4年を経て、さらにパワーアップしたパフォーマンスに熱狂!
開演前のナレーションを務めるのは、ナナシスが誇るもうひとつのガールズバンド・4Uのギターボーカルを務める九条ウメ(山下まみさん)。ライバルであるQOP登場前の会場の空気を、茶目っ気たっぷりに盛り上げる。
1曲目に披露したのは今回のライブツアーと同じタイトルを冠したミニアルバムから「One」。QOPの新たな始まりを思わせる疾走感溢れるナンバーだ。「Burn Burn Burn」のフレーズでは客席からも無数の声が上がる。
さらに1stアルバム「I'M THE QUEEN」を象徴する楽曲「THUNDERBOLT」、「Majesty」を立て続けに披露。「THUNDERBOLT」では客席のペンライトが紫から稲妻を思わせる黄色に。「Majesty」では“紫の女王”の名を冠するバンドを敬うように、再び紫一色に染まる。
そして「QOPと言えばこの曲!」と言える定番曲のひとつとなった「Clash!!!」。ボーカル・越前ムラサキを演じる野村麻衣子さんのパワフルな歌声に圧倒される、まくし立てるような4曲連続のパフォーマンスに、会場は熱狂。
MCパートでは恒例(?)となっているクールなキャラクターとキャスト本人としての挨拶のギャップに、それぞれ歓声が上がった。コール&レスポンスでは、メンバーたちの呼びかけに対して観客が元気いっぱいに応える。1stライブ同様、女性客専用エリアは女の子を愛してやまないメンバーである堺屋ユメノを演じる山本彩乃さんの目の前に設けられており、ひときわ元気な声援が印象的だった。
パフォーマンスを再開。まずはムラサキのパンクな価値観を表現したような「KID BLUE ~裸の王様~」。さらに瀬戸ファーブ(広瀬ゆうきさん)がボーカルを担当し、秘めた想いを歌い上げる「I call it “love”」。QOPが時を重ねるごとに獲得していった新たな一面を、ひとつひとつ見せつけるようなセットリストだ。
さらに続けて「Take off」を披露すると、ここで野村さんはステージを去り、ムラサキ以外のメンバーたちがボーカルを務める、それぞれのイメージソングと言える楽曲を披露する。
堺屋ユメノのキュートかつ頼もしい一面が強く感じられる「R.B.E」。いつもステージ後方でメンバーを見守る三森マツリ(巽悠衣子さん)の強い意志が前面に出た「Wake Up Heroine」。瀬戸ファーブが歌う「Purple Raze」では、後半で野村さんがステージに再登場。ファーブ役の広瀬さんと熱い視線を交わし合いながらのパフォーマンスに、会場は大きな盛り上がりを見せた。
2度目のMCパートでは、4人が今回のライブツアーの思い出を口々に語る。全員で居るときに「Star☆Glitter」が聞こえたことで「ナナシス」のキャストオーディションのことを思い出したといった話題も飛び出した。
それぞれのQOPへの想いが改めて語られたところで、次なるブロックの最初に披露されたのはQOPの原点である「TRIGGER」。通常とは異なる、各メンバーが歌い継ぐパフォーマンスにより、メンバーとそのキャストたちの強い絆が改めて感じられる。
ミニアルバムからは「Break the cage」。そして「I AM」、「DAYS」へと続く。いつだって聴き手の背中を押し、現状を変えるためのメッセージを放つ“「ナナシス」の中のQOP”を意識させられる構成だ。このブロックのラストはミディアムナンバーの「BLUE MOMENT」。誰のせいにも出来ない明日へ――QOPの現在地を示すような歌詞を歌い上げ、4人はステージをあとにした。
ここでライブはひと区切り……しかし即座に客席からアンコールの声が上がる。声援に応えて再び登場した4人が披露したのは、なんと4Uの九条ウメを象徴する楽曲「ROCKな☆アタシ」のカバー。勝ち気で強気なリリックは、なるほどムラサキにもよく似合う。
さらに「私たちの原点にリスペクトを込めて」の言葉に続けて披露したのはセブンスシスターズの「WORLD'S END」、そして「PUNCH'D RANKER」。QOPに深く影響を与えている初期セブンスシスターズの反骨精神を込めたロックナンバー2曲が、会場のボルテージをさらに加速させる。
クライマックスを飾るのは「Fire and Rose」と、再度披露された「One」。QOPの過去と現在を結び、そして未来を見据えるような流れでライブを締め括った。
アンコール中のMCでは、これまでの経験をもとにした「言葉にすればきっと叶う」という想いを胸に、たくさんの新曲、4Uとの対バン、フェスへの出演などのさらなる願いや目標を口にし、「全部叶えたい!」と叫んだ4人。QOPのさらなる快進撃を期待しながら、いまはライブの余韻に浸りたい。
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