春日一番役・中谷一博さんが感極まって声を震わせる一幕も――「龍が如く8」完成披露会レポート

発表会・イベント取材
0コメント 米澤崇史

セガは、「龍が如く8」の完成披露会を2024年1月17日に横浜・大さん橋ホールにて開催した。

2024年1月26日に発売を予定しているPS5/PS4/XboxSeries X|S/Xbox One/PC(Windows、Steam)用ソフト「龍が如く8」。その完成を記念し、大勢のファンを招いて行われた今回のイベントには、「龍が如くスタジオ」代表・制作総指揮を務める横山昌義氏に加え、中谷一博さん(春日一番役)、黒田崇矢さん(桐生一馬役)、安田顕さん(難波悠役)、成田凌さん(三田村英二役)、長谷川博己さん(海老名正孝役)が登壇した。

春日一番役・中谷一博さんが感極まって声を震わせる一幕も――「龍が如く8」完成披露会レポートの画像

冒頭に行われたレッドカーペットセレモニーでは、目と鼻の先を出演陣が通過し、一般の来場者にも撮影が許可されていたのもあって凄まじい盛り上がりに。出演陣もセレモニーの時間いっぱいまでサインや記念撮影に応じたり、時には列の中に入ったりと、ファンとの様々なコミュニケーションを取っていた。

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黒田さんにとっての桐生一馬は“普通の男”

完成披露会ではトークセッションが行われ、出演陣の「龍が如く8」に対するそれぞれの想いが語られた。

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最初に挨拶した横山氏は、「平日の昼間なので、3人くらいしか来ないんじゃないかと思っていた」と笑いを誘いつつも、「皆さんの期待に答える自信は余裕であります。9月くらいから毎回言ってるんですけど、明日すぐにでも出したいくらい、今回は本当に自信作です」と、完成した「8」の出来に自信を覗かせる。

主人公・春日一番を演じる中谷さんは、まず待ち続けてくれたファンへの感謝を伝えた上で、「横山さんをはじめ、モーションアクター、役者陣の方々、たくさんの仲間達に力を与えていただいた。この奇跡が『龍が如く8』に込められていて……」と語ったところで「すみません、もうダメだ」と言葉が途絶え、感極まった様子で胸に手を当てる一幕も。

もうひとりの主人公・桐生一馬を演じる黒田さんは、桐生が主人公を務める「7外伝」をプレイしたファンの声に対して、「桐生一馬の人間らしい弱い部分を初めて見たという声が多かったんですけど、私の中では桐生は普通の男だと思っていて。辛い時や泣きたい時もあるけど、それを見せないし弱音を吐かないという生き方をしてきたのが、外伝ではあそこまでの男泣きを見せる。そこから『8』では、病との戦いとかの人間的な部分を垣間見せながら、やっぱり弱音吐かないし戦い続けるぞというバランスの中で演じました。早く仕上がりを見たいですね」と熱く語りつつ、ゲームをプレイするのが待ち遠しい様子も覗かせる。

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「8」で横浜星龍会の若頭・海老名正孝を演じる谷川博己さんは、本作が初体験というアフレコについて「普段演技してる感じだとちょっと足りないなと。一度見せていただいて、少しオーバーなくらいがちょうどいいと思ったので、どこまで出していいのかの調整が難しかった」と、その苦労を明かす。

「7」から引き続き登場となる難波悠を演じる安田さんは、「7」以来久しぶりに難波を演じ、「声が違う」と横山氏から手厳しい指摘を受けたというエピソードを披露。

また、レッドカーペットを歩いた際のファンの大きな歓声に思う所があったようで、「たぶん求められてるのは安田じゃなく、難波なんですよ。こんなにキャラクターが独り歩きしているのは初めてです。今日も黒のスーツじゃなくて、難波のコスプレで来れば良かった」とコメント。もし次の機会があれば難波のコスプレで来たいという希望も口にして、ファンを湧かせていた。

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春日がハワイで出会う青年・三田村英二を演じる成田さんは、実は「龍が如く」シリーズのファンで、「8」のオファーをもらった時は即受けることを決めたのだとか。一方、屈強な男たちが出てくるイメージの「龍が如く」シリーズに自分へのオファーがあったことに「なぜ?」という疑問もあったそうが、三田村の設定画を見てすぐに納得できたという。

最後には中谷さんが、「『龍が如く8』の発売を待ってくださった世界中のファンの皆様、本当にありがとうございます。人生はいろんなことがありますが、それでも続いていく。終わった暁には、希望で輝いている空を笑顔で見られるような作品になっていると思います。是非1月26日を、期待して待っていてください!」と、再び感極まった様子で声を震わせながらファンへとメッセージを送り、イベントを締めくくった。

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安田さんはまだ「7」で難波を仲間にできていなかった

完成披露会終了後、安田さん、成田さん、長谷川さんへの囲み取材も実施された。

まずアフレコの思い出に関する話では、「7」の時の経験から「一日では絶対に取り切れない」と考え、最初から2、3日に分けて収録をお願いしていたという安田さん。対して成田さんは、最初見た時に1日では終わらないと感じたものの、結果的には朝から晩までかけてぶっ通しで収録し、なんとか1日で撮り終えることができたという。

また成田さんは、「(アフレコ中)距離感が掴めなくなるというか、ここにマイクがあるのに喋っているのはあっちで、頭の中で整理がつかなくなる」とアフレコの難しさも語る。これを受けて安田さんが「自分が画面に映っていて、そこに声を吹き込んでいる不思議な感じ」と表現すれば、長谷川さんも「間が自分じゃないというのがすごく大きい」と乗っかり、本作のアフレコが一筋縄でいかなかったことが明かされていた。

「龍が如く」シリーズの魅力についての話題では、長谷川さんが「やっぱりストーリーがいいですよね。横山さんと一緒に昼食をとらせてもらったとき、ものすごいリサーチをされているということを知って、現実に本当に起きてもおかしくない出来事を描いている」と、ストーリーのリアルさに言及。

一方安田さんは、「自分を操作するのがすごく楽しい」という出演者ならではの面白さに触れながらも、実はまだ自分用に買ってプレイしている「龍が如く7」のデータは、まだ難波が仲間になるところまで辿りつけていないと話した。

最後に、それぞれが演じたキャラクターの魅力について尋ねられると、完成披露会に引き続いて「何も話せない」と言葉を濁す成田さん。

対して長谷川さんは「海老名は謎めいたキャラクターで、底知れない怖さを感じられる部分がある。そこが魅力」、安田さんは「難波はより使い勝手がよくなって、より元気です。それに尽きます」とそれぞれコメント。成田さんも難波についてはお気に入りのようで、「あの(難波の)キャラクターはすごくいいですよね。どの作品にいても生き生きできそう」と、深くうなずきながらその魅力に同意していた。

ロボットアニメとRPG、ギャルゲーを愛するゲームライター。WEBのアニメ・ゲーム系媒体を中心に、様々なゲームの攻略本にもライターとして関わらせていただいています。ガンプラと美少女フィギュアに部屋のスペースを専有され、自分の生活空間がどんどん狭くなっているのが最近の悩みのタネに。ここ数年は「原神」を毎日プレイするのがすっかりに生き甲斐になりつつあります。

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