アトラスが、6月8日・9日に東京・秋葉原で開催しているアトラス初の大型単独イベント「アトラスフェス」。イベント内で体験できた「メタファー:リファンタジオ」の試遊の模様をお届けする。
なお「アトラスフェス」の模様については、事前内覧会のレポート記事を掲載しているので、そちらを確認してほしい。
「メタファー:リファンタジオ」は、アトラスのスタジオ・ゼロが制作を発表していた新作RPG「PROJECT: Re FANTASY」の正式タイトル。橋野桂氏、副島成記氏、目黒将司氏ら「ペルソナ3」「ペルソナ4」「ペルソナ5」を制作したクリエイター陣がスタッフに名を連ね、アトラス作品好き、「ペルソナ」シリーズ好きの筆者としても発表時から注目していた作品だ。
そんな「メタファー:リファンタジオ」の世界最速試遊の機会が「アトラスフェス」でやってきた。試遊ではシナリオを楽しめるモード、ダンジョン探索を楽しめるモード、ボスバトルに挑戦できるモードの3つの中から1つを選び、制限時間15分の中でプレイ可能となっていた。
会場に向かう前から「どのモードでプレイしようか?」とずっと悩んでいたが、今回はダンジョン探索を楽しめる“DUNGEON MODE”に挑戦。ゲームを初めて触る際に、いきなりボス戦はハードルが高いかと思ったのと、それ以外の中で個人的に気になっているキャラクター“ヒュルケンベルグ”(CV:早見沙織)が登場するのは、このモードだろうと思ったからでもある。



本モードでは、王都にある大聖堂の上階に向かうため、地下納骨堂を進んでいくことになる。この時点で主人公の旅の供である妖精“ガリカ”(CV:諸星すみれ)、パーティーメンバーの1人“ストロール”(CV:小野賢章)、そしてヒュルケンベルグの姿もあったので、目的の1つを達成できたことに一安心した。




地下納骨堂を進むと、パリパス族の女性の姿が。特徴的な耳、ピンク髪、泣きぼくろと個性あふれる彼女に早くも心が動かされそうになったが、友人を探しているという彼女を手助けすることに。ここでクエストも発生した。
ダンジョン内は広く、時には高低差がある場所も存在。一見迷ってしまいそうになったが、常にミニマップが表示されているということもあり、そこまで迷うことはなく、ゲームを進めることができた。





ダンジョンを進んでいくと、敵の姿が。本作では、“ファスト&スクワッド”と呼ばれるシステムが搭載されており、これまでのコマンドバトルにないダンジョンでの戦い方が可能になっている。
具体的にはダンジョン内の移動時に敵へ直接攻撃を加えるアクション“ファスト”と、コマンドバトルで戦う“スクワッド”を切り替えて戦うことができる。ファストで攻撃を続けていき、敵の“ブレイクゲージ”をゼロにすれば“気絶”させることも。気絶している敵にスクワッドでコマンドバトルにもっていくと、味方の先制攻撃から始まり、有利な状態からバトルがスタートするという仕組みだ。
また、フィールドで行える“妖精眼”を使えば、敵の危険度などを把握することが可能。敵の危険度については色で判別でき、青なら格下、黄なら同格、赤なら格上となり、初めて出会う敵は白で表示される。格下相手ならファストのみで倒すことができるようになっており、爽快感もありつつ、ストレスフリーで敵を一掃し、経験値などを入手できるので非常に良いポイントだと感じた。
ファストによるアクション、スクワッドによるコマンドバトルへの切り替えなどもシンプルな操作で行えるので、アクションゲームが苦手という人でも容易にこなせるのではないだろうか。
筆者がプレイ時には体験できなかったが、フィールド上で敵からの攻撃を受ければ、敵の先制攻撃からコマンドバトルがスタートするようだ。大勢の敵と戦う時は、その点に注意しつつ、“回避”なども駆使して、常に有利な状態からコマンドバトルへ移行させることを心掛けたい。


本作のコマンドバトルは、“プレスターンバトル”をベースとしたシステムを採用。各ターンに行動回数を表す“プレスアイコン”が表示され、それを消費することで攻撃やスキル、アイテムの使用などが行える。
またコマンドバトル中、主人公たちは覚醒した“アーキタイプ”に“変身”することが可能。それぞれが装備したアーキタイプにより、使用できるスキル、必殺技の“ジンテーゼ”も異なる。ジンテーゼは必殺技である以上、強力なものとなっているが、その分消費するプレスアイコンも攻撃やスキルと比べて多くなっていたので注意が必要だ。
さらに、敵味方ともに攻撃やスキルの属性や耐性、弱点という要素は本作でも健在。これらを上手く活用しつつ、ノーダメージでバトルを終わらせれば、ボーナスとしてより多くの経験値などを入手できた。



正直バトルやアーキタイプについて事前の情報出ている要素はもちろん、もっと触れて色々お伝えしたいところだが、15分というのはあったという間。結果的には序盤に出会った女性“キャゼリナ”のクエストをクリアしたところで、試遊終了となった。
SNSなどの反応を見ると、その後に強敵との戦いが待っているとかで、一個人としてもそこまでたどり着けなかったことに悔しい気持ちである。いつかまた触れる機会があると信じたい。




上記以外の点でもいくつか気になったポイントがあるので、紹介していきたい。まずはファスト&スクワッドによるバトルの切り替え時に発生する演出。これが非常にかっこよく、筆者としてもお気に入りの1つとなっていた。プレイ時には主人公の演出が主となっていたが、公開済みのトレーラーではヒュルケンベルグの演出も確認できたので、楽しみにしているポイントでもある。
また驚かされた点としては、主人公の口数について。アトラス作品の主人公となると、寡黙なタイプというか、あまりしゃべっている場面は多く見受けられなかったが、本作では、会話中の選択肢を選んだ時にセリフをしゃべっていた。他タイトルをプレイしていた身としては、思わず「しゃべるの!?」と驚いてしまったほどだった。
そして個人的にも注目している音楽について。本作では目黒氏がコンポーザーを担当している。既に公開されているトレーラーなどでもその一片を確認することができるが、本作では宗教音楽をテーマに楽曲を制作。世界観に合わせつつ、重厚感と独創性を両立し、本作ならではの、唯一無二の音楽となっていた。
初の試遊の場、そして制限時間もあったということで、作品の魅力の一部分しか届けられなかったが、また触れられる機会があることを望みつつ、今後の最新情報も見逃さずにチェックしていきたい所存だ。



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