2024年7月27日・28日に開催された、「シャニマス」をテーマとしたライブイベント「シャニマスLIVEFUN」。すでにレポートを掲載しているが、本稿では2日間をダイジェストでまとめつつ、筆者が感じたことをお届けする。
2024年7月27日・28日の2日間、バンダイナムコエンターテインメントは「アイドルマスター シャイニーカラーズ」(シャニマス)をテーマとしたライブイベント「THE IDOLM@STER SHINY COLORS LIVE FUN!! -Beyond the Blue sky-」(シャニマスLIVEFUN)を、横浜アリーナにて開催した。
このライブでは「シャニマス」における283プロダクションの全8ユニットが登場し、“シャイニーカラーズの楽曲の魅力を、歌で、ダンスで、存分に味わえるライブ”と銘打ったもの。
GamerではすでにDAY1とDAY2それぞれでレポートを掲載しており、どのような楽曲が披露され、ライブが進行したかは、各レポート記事を参照していただきたい。本稿では2日間をダイジェスト的にまとめた形で振り返りつつ、筆者が感じたことも加えてお届けする。
出演者(敬称略)
イルミネーションスターズ
関根 瞳(櫻木 真乃役) / 近藤 玲奈(風野 灯織役)(※) / 峯田 茉優(八宮 めぐる役)
アンティーカ
礒部 花凜(月岡 恋鐘役)/ 菅沼 千紗(田中 摩美々役) / 八巻 アンナ(白瀬 咲耶役) / 希水 しお(三峰 結華役) / 結名美月(幽谷 霧子役)
放課後クライマックスガールズ
河野 ひより(小宮 果穂役) / 白石 晴香(園田 智代子役)(※) / 永井 真里子(西城 樹里役) / 丸岡 和佳奈(杜野 凛世役) / 涼本 あきほ(有栖川 夏葉役)
アルストロメリア
黒木 ほの香(大崎 甘奈役) / 前川 涼子(大崎 甜花役) / 芝崎 典子(桑山 千雪役)
ストレイライト
田中 有紀(芹沢 あさひ役) / 幸村 恵理(黛 冬優子役) / 北原 沙弥香(和泉 愛依役)
ノクチル
和久井 優(浅倉 透役) / 土屋 李央(樋口円香役) / 田嶌 紗蘭(福丸 小糸役) / 岡咲 美保(市川 雛菜役)
シーズ
紫月杏朱彩(七草 にちか役) / 山根 綺(緋田 美琴役)
コメティック
川口 莉奈(斑鳩 ルカ役) / 三川 華月(鈴木 羽那役) / 小澤 麗那(郁田 はるき役)
※白石さんはDAY2のみの出演。また近藤さんは、一部の楽曲のみの参加となっている。
名も無き2人のファンがいざなう、アニメ世界の今と未来を描くライブステージ
「シャニマス」のライブでは、これまでもコンセプトや世界観を感じさせるものとなっており、今回はアニメ「アイドルマスター シャイニーカラーズ」(1st season)のTV放送が行われ、さらにアニメの「2nd season」第1章の劇場先行上映も実施されたこともあってか、アニメの世界観を感じさせるものとなっていた。しかもただ単に再現というわけではなく、暗転中は283プロのファンと思われる名も無き少女と、誘われてライブにやってきた名も無き青年も登場(声のみ)し、2人のやりとりも加わる形で進行。
DAY1の冒頭、1st season後の時間軸と思わせるような、283プロ“16人全員”がそろったライブにきてテンションが上がっている少女と、自らアイドル素人という青年のやりとり、そして青年のモノローグが入りつつ、overtureとともに、「シャニマス」の初期ユニットであり、アニメにも登場した4ユニットであるイルミネーションスターズ、アンティーカ、放課後クライマックスガールズ、アルストロメリアのそれぞれをイメージさせるようなアレンジBGMとオープニング映像が流れて、ライブの幕を切って落とした。
序盤は、アンティーカの「バベルシティ・グレイス」、アルストロメリアの「アルストロメリア」、放課後クライマックスガールズの「夢咲きAfter School」、イルミネーションスターズの「ヒカリのdestination」を次々に披露。それぞれのユニット始まりの曲であり、1st seasonで各ユニットにスポットがあたったエピソードで歌われた楽曲でもある。登場順もそのエピソードが披露された順番となっており、ステージでもモニターにはアニメで歌い踊っていたユニット映像も流す形でキャスト陣がパフォーマンス。1st seasonを象徴する衣装「バース オブ ウィング」をまとって躍動した。
さらに4ユニットがステージ上に集い、1st seasonオープニングテーマの「ツバサグラビティ」の披露に。アニメでのオープニングや、終盤に行われて披露されたシーンをほうふつとさせつ光景に、アニメの世界観を存分に味わえるものとなっていた。
ライブで興奮している少女と、驚きとともに楽しめている青年とのやりとりが流れるなか、目の前に舞い降りてきた羽をつかむと、急にまぶしくなりめまいがしたという2人が耳にしたのは、真乃の「283プロ“8ユニット”によるライブをお楽しみください」というMC。そのあとも“28人”という言葉も飛び出し、どうも未来にタイムスリップしたような会話がなされる。
それを示すように、再度overtureが流れオープニング映像が上映。まさかの“ダブルoverture”にわくなか、今度は残る4ユニットであるストレイライト、ノクチル、シーズ、コメティックそれぞれをイメージさせるようなアレンジBGMと映像が流れ、ライブの再スタートと思えるような状況に。そしてノクチルは「いつだって僕らは」、シーズは「OH MY GOD」、コメティックは「無自覚アプリオリ」という、こちらもユニット始まりの楽曲を、ユニット衣装をまとって披露した。
ここでノクチル、シーズ、コメティックの3組によるMCが始まるのだが、前述のように283プロは8ユニットであり、ストレイライトはまだ姿を見せていない。その理由は後々わかることとなるのだが、ステージではそのことに触れる様子もなく、和気あいあいとしたトークが展開。「?」が思い浮かびつつも、何事もなかったように進行していく。
ここからは、8ユニットが2曲ずつ披露し、ライブを盛り上げていくパートに。それぞれのユニットを示すような楽曲とパフォーマンスで魅了しつつ、トークでもにぎやかで思わず笑ってしまうような場面も少なくなかったうえ、個性的なコール&レスポンスで一体感を高めていった。
なかでもひときわ場内がわいていたのは、ストレイライトの登場。ライブ開始から2時間弱、このパートでは7番目のユニット、全28曲あったなかの21曲目に姿を見せると、待ちわびたことをうかがわせるような大歓声が巻き起こる。攻撃的とも言える楽曲にハイパフォーマンスがウリのストレイライトということも合わさり、登場とともに披露した「Another Rampage」は、爆発したような熱気と盛り上がりとなっていた。
終盤では、8ユニットによる全体曲の「Ambitious Eve」に続き、5周年記念曲である「Shiny Stories」も披露。これまでも「Shiny Stories」はライブで披露されていたが、8ユニットによる全体曲として歌われたのは初めてであり、それぞれのユニットの色、そして声の重なりがグッとくるようなステージとなっていた。
その後、ライブが終わりを迎えるタイミングとなった少女と青年の会話が流れ、2人がいたもとの時間軸に戻るかどうか、そしてどうしたら戻れるかを思案するなか、少女が羽を高く投げると、再度まばゆい光を放ったなかでアンコールに突入。アンコールパートは、バース オブ ウィングをまとった4ユニット(イルミネーションスターズ、アンティーカ、放課後クライマックスガールズ、アルストロメリア)による「Multicolored Sky」。少女と青年がもとの時間軸に戻ることができたと同時に、ライブの終わりを示すような光景が広がっていた。
もとの時間軸に戻ってきたことを実感し、楽しみな未来が待っていることを喜びつつ、また青年をライブに誘おうとする少女と、それを快諾するような青年のやりとりが展開され、場内から「ヒュー」という声があがるような、いい雰囲気に。その後青年のモノローグが語られるなか、「283プロに、新たなユニットが電撃加入」と一言。そしてユニットロゴとともに姿を見せたのは、ストレイライトの3人。ユニット衣装「ネオンライトロマンサー」をまとって、ユニットはじまりの曲である「Wandering Dream Chaser」を披露する。
アニメの世界では、2nd Seasonで初登場となるストレイライト。本ライブにおける一連の流れと演出はこのためにあった、と思えるぐらいに大興奮というのがわかる歓声が巻き起こり、2nd Season第1章におけるアニメのライブシーンも流れるなかで、これまでも見せてきた、高いパフォーマンス力をもって魅了。ライブの大トリという大役を十二分に果たしていた。
ちなみに、ライブの最後にはエンドロールが流れるなか、青年役を岡本信彦さん、少女役をファイルーズあいさんという、著名な声優2人が担当したことが判明。特にDAY1では驚きの声があがっていた。
DAY2ではキャスト28人全員がそろってのライブに。モノローグは少女が語る形で、2人の会話やおおまかなライブの流れそのものは、DAY1を踏襲した内容となっていた。
青年と少女の会話、オープニング映像を経て、DAY2の序盤はバース オブ ウィングをまとって、イルミネーションスターズの「虹になれ」、アンティーカの「幻惑SILHOUETTE」、放課後クライマックスガールズの「太陽キッス」、アルストロメリアの「ハピリリ」をそれぞれにパフォーマンス。1st Seasonの終盤に行われたファーストライブでアイドルたちが歌った曲であり、そのアニメ映像も流れるなかで披露する。そして4ユニットが集って歌った「ツバサグラビティ」は、キャスト16人そろってのステージが初めて実現。序盤ながら感慨深さも感じさせるものとなっていた。
青年と少女が未来にやってきた会話と、再度のオープニング映像を経て、コメティックの「くだらないや」、シーズの「Fly and Fly」、ノクチルの「あの花のように」が歌われる。DAY2でもストレイライトは姿を見せず、トークパートを経て8ユニットそれぞれがパフォーマンスを披露するパートに。
DAY1で披露した1曲と、DAY1では歌われなかった別の1曲の計2曲で、各ユニットがユニットの魅力を伝えるようなステージを展開していく。合間に行われたトークは、DAY1以上の自由な空気感を生み出すような雰囲気で進行。場内のプロデューサーさんはもとより、ステージにいたキャストも巻き込むようなものまであり、笑いが絶えないような楽しさあふれるものに。また、このパートでは時空のゆがみが生み出したのではないか、と思えるぐらいのイレギュラーな出来事も発生したが、それは後述したい。
終盤は8ユニットが登場し、DAY2では「シャイノグラフィ」が歌われたのちに、「Shiny Stories」の披露に。大いに盛り上がったのちに、青年と少女の会話パートを経てアンコールに。初期の4ユニットによる「Multicolored Sky」でライブの終わりを感じさせ、青年と少女がもとにいた世界に戻ってきた会話、そして少女のモノローグを経て、DAY2でもトリは、ストレイライトによる「Wandering Dream Chaser」。展開が予想できる状況でもなお、力強い歌声とダイナミックなダンスでプロデューサーさんたちを沸かせていくステージとなっていた。
なお、DAY1ではエンドロールが流れてライブが終了したが、DAY2ではさらに青年と少女との会話が続き、2人の関係が進展したと思われる展開となり、プロデューサーさんたちによるお祝いともとれるような、大きな歓声が会場を包み込み、ライブを締めくくった。
アニメの世界観を味わいつつ、ライブの楽しさを詰め込んだような内容となっていた。アニメから入ってきたプロデューサーさんにとっては、アニメの世界を味わいつつも、1st Seasonから2nd Seasonへの繋がりを感じさせ、さらにまだアニメでは出ていないユニットの魅力も伝わるものに。またこれまで親しんできたプロデューサーさんにとっても、ファーストライブというものを追体験できるような内容にも感じられるもの。それでいて、積み重ねてきたパフォーマンス力や絆と仲の良さを感じさせるトークなどもあり、“これを見ればわかる”というような、今のシャニマスライブにおけるショーケース的なステージにも感じられた次第だ。
桑山千雪とアルストロメリアがお気に入りなのを踏まえたり踏まえなくても印象的なシーン(余談)
まだ余談ではあるが、筆者は桑山千雪がお気に入りのアイドルで、アルストロメリアがお気に入りのユニット。それを踏まえて印象的なことを語りたいのだが、その前に、触れておきたい……というより、触れざるを得ない場面がある。それは、DAY2におけるイルミネーションスターズの“2度歌われた「Twinkle way」”だ。
ステージ上で関根さんと峯田さんが歌い進めている途中で、突如として楽曲のオケが止まってしまうハプニングが発生する。そのあと2人が少し話をしつつ、すぐにアカペラで歌い出し、その声に重ねるように場内のプロデューサーさんが大合唱。2人がステージに残り、トークで場を繋いて、もう一度「Twinkle way」の歌唱に。特に峯田さんはプロデューサーさんに一緒に歌うよう促しつつ、その声を聞くかのように片方のイヤモニを外して歌い、最後はお礼の一言を口にするようなこともありながら、2人で最後まで歌いきったという場面があった。
もちろんハプニングが起きないに越したことはなく、むしろ起きないようにライブに関わる方々が多大な労力を払って準備を行っており、当たり前のように何も起きずに進行することがとても素晴らしく、すごいことであることはまず伝えておきたい。そして準備を尽くしても、何が起こるのかがわからないのもライブと感じている。
一連の出来事にはさまざまなとらえ方があると思われるが、ひとつ言えるのは、この光景やその後のプロデューサーさんたちの反応を見るに、会場やリアルタイムでの配信を見ていた人にとっては忘れられない1曲になったと思える出来事であり、一夜にして特別なものと感じられる曲になるというところに、ライブの重みがあるとも感じている。
筆者もこれまでライブを見てきたなかで近しい場面に遭遇したこともあるが、この状況を特別なものにしていくのは、あの場にいた全ての人々の想いと絆があってこそと考えている。早期復旧に尽力したと思われるスタッフや、難しい状況でも場を繋ぎつつ、より一層気合が入ったようにも感じられるパフォーマンス歌いきったキャスト、そして会場中に彩られた3色のコンサートライトの輝きとともに歌ったプロデューサーさんたちの全てが、このステージを特別なものにしたと筆者はとらえている。
改めて、お気に入りが桑山千雪かつアルストロメリアということを踏まえて印象的なところを話していくとするならば、この公演においてアルストロメリアは両日とも「Give me some more…」を披露しているのだが、この曲はポップでキュートなアルストロメリアのイメージからうって変わっての大人びたセクシーな雰囲気を漂わせるものとなっており、この曲が収録されている「PANOR@MA WING 05」では「マジーク・アルーア」という黒を基調とした衣装をまとったアルストロメリアが描かれており、実際にDAY2ではマジーク・アルーア衣装をまとってのパフォーマンスとなっているのだが、DAY1ではウェイトレス風の「ウェイトレス・パスカラ」衣装での披露も新鮮だったことをはじめ、ゆっくりと腰をまわすような振り付けのセクシーさはもとより、一旦しゃがみ気味になって立ち上がるときに太ももを手でなぞるような振り付けで、芝崎さんの手がスカートにかかったあたりのところは、マジーク・アルーア衣装とはまた違った感じでの“遠慮しない”“大胆”という曲中のフレーズが思い浮かぶほど目を引いていたこととか、DAY1ではウェイトレス・パスカラの衣装に大きめのリボンを頭に付けて3人が登場するなか、黒木さんと前川さんは少し傾けて付けていたのに対して芝崎さんは中央に付けており、それがティアラに見えるような感覚で“お姫様感”もあったこととか、DAY2で歌われた筆者的にトップクラスな涙腺刺激ソングである壮大なバラードの「Anniversary」は、5thライブ(「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 5thLIVE If I_wings.」)のDAY1を見た人間として、落ち着いた心境で見ることができる喜びもありつつやはり涙腺にくるところがあり、またこの日はいつもに比べて笑顔も感じられるぐらいに穏やかな表情と明るめな雰囲気で歌い続けていたのもグッときたところだったこととか、この曲をマジーク・アルーア衣装での披露も新鮮だったことに加え、今回は階段に腰掛けて歌唱するシーンもあり、それがはかなげな雰囲気を増幅させるもので“座って歌う「Anniversary」でしか得られない栄養素がある”と感じられたところもあったこととか、「Love Addiction」の曲中で前川さんが芝崎さんの手を取って一緒にステージ上の階段を降りる場面もさることながら、「Multicolored Sky」で黒木さんと前川さんがそれぞれ芝崎さんの手を取って階段を降りる場面は、安全性を考慮したものと思われるが、その光景に尊さを感じたこととか、DAY1におけるMCパートにおいては、黒木さんが挨拶するなかでさりげなく芝崎さんが片足をあげたキュートポーズを決めていたこととか、芝崎さん自身の挨拶では、下に腕を伸ばす千雪ポーズを一瞬決めつつ、「LIVE FUN」にちなんだと思われる「だいぶファン」というワードが飛び出したうえ、「LIVE FUNで」「だいぶファン」というコール&レスポンスを決めて場内のプロデューサーさんをだいぶファンにしたという、芝崎さん特有とも言える独特な感性とワードセンスが垣間見えるトークが展開されたこととか、そんな独特さは会場にも展示されパンフレットにも掲載されている、キャスト陣が制作したオリジナルのてるてる坊主にも感じられるところがあったこととか、久々にアルストロメリアがウェイトレス・パスカラ衣装を着たという話題から、芝崎さんが体を軽く横に振ってノリノリな芝崎さんの姿を見せていたこととか、DAY2でもアルストロメリアとアンティーカがMCパートを行うなかで、礒部さんが卒業式の呼びかけをイメージさせるコール&レスポンスをしようとしたときに、芝崎さんが「かわいかった」「アルストロメリア」も追加するようにお願いするアシストを決めていたこととか、さらに余談を重ねて恐縮ではあるが、ライブ中に予告された「アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism」(シャニソン)の新曲イベント「Change from『Stable』」について本稿掲載時ではすでに開催されており、新曲の「mellow mellow」では目のあたりにハートマークを作るような振り付けもあり、キュート感のあるものとなっていることに加え、新ユニット衣装「メルティングメロウ」も蝶の羽根も付いていてかわいらしさ全開で千雪にもお似合いと言えるものとなっており、すでに「★2【パステルフラワーについてきて】桑山千雪」に加えて衣装も入手して堪能していることとか、話がそれすぎているのでライブに戻すと、DAY2冒頭で披露した「ハピリリ」はアルストロメリアの“ポップでハッピーな3人組アイドルユニット”をそのまま示すものだった……ということがまずある。
なかでも特に印象的だったところは、DAY1の楽曲「アルストロメリア」のステージだ。アルストロメリアにとっての始まりの曲であり、1st Seasonのなかでは、第3話「未来への憧れ」において、春のフラワーフェスティバルというイベントに出演した際に歌った楽曲。ちなみに第3話では、けんかしている姉弟を見かけた甘奈が奮戦し、あたたかく見守る千雪と甜花の姿が描かれている。DAY1のMCでは、ステージ上から3人がぐずった男の子を探そうとする一幕も。
フラワーフェスティバルで歌うアニメ映像が流れるなかでのパフォーマンスは、これまでも幾多の場面で披露し、幸福論を誕生させてきた楽曲ということもあり、安定感は抜群のもの。前川さんのソロパートで、後ろから芝崎さんと黒木さんが様子を見るようにする、甜花のことを見守る千雪さんと甘奈の姿を彷彿させるおなじみのシーンも展開しつつ、終始笑顔で歌い進めていく。それでいてバース オブ ウィングという高貴な雰囲気漂う衣装もあって“女神感”も感じさせるもの。
第3話のなかでは“笑顔のお花を咲かせたい”と、アルストロメリアが抱く未来への憧れ、将来像を明確にする場面がある。このライブでのステージでは、そんな笑顔の花を咲かせるパフォーマンスを体現しつつ、一歩先ゆく未来の成長したアルストロメリアの姿を見ているような気分になれた次第だ。
なお本公演ではアーカイブ配信を期間限定で実施。ASOBI STAGEにて視聴チケットが発売中で、販売期間は8月5日18時、アーカイブ視聴期間は8月5日23時59分までを予定。なお、DAY2のアーカイブ映像については、一部編集が入っているとともに、視聴コメントのアーカイブは無い形となっている。詳細は「シャニマスLIVEFUN」イベント公式サイトまで。
「THE IDOLM@STER SHINY COLORS LIVE FUN!! -Beyond the Blue sky-」公式サイト
https://idolmaster-official.jp/live_event/shinycolors_livefun/
THE IDOLM@STER(TM)& (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
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