千葉・幕張メッセにて9月26日~29日にかけて開催の「東京ゲームショウ2024」。Level Infiniteよりリリース予定の、砂漠でスパイスを奪い合うオープンワールドサバイバルMMOゲーム「Dune: Awakening」より、プロデューサーのFarah氏へのインタビューをお届けする。
「Dune: Awakening」は宇宙で最も危険な惑星を舞台にしたオープンワールドのサバイバルMMO 。開発を担当するノルウェーのFuncomは「The Secret World」「Conan Exiles」などを手掛けるサバイバルゲームを得意としており、期待が高まっている。そんな本作のシニアプロデューサー・Farah Nasri氏にインタビューを行った。
「デューン」のためのゲームを目指して
――今回ゲーム制作へ至った経緯を教えてください。
Farah氏:これまでさまざまなゲームに取り組んできました。あるとき、「Dune」というIPでゲームを作ってみませんかというお話をいただいたんです。もともとサバイバル系のゲームを得意としていて、それならば最も生き残るのが難しいアラキスを舞台にしたゲームを作りたいと思いました。そこから「Dune: Awakening」の制作をスタートさせました。
――原作の設定からは分岐した別のタイムラインの世界とのことですが、具体的にどのようなことですか? 物語が交差している部分や原作の人物や町は登場しますか?
Farah氏:本作は小説や映画の主人公ポール・アトレイデスが生まれなかった世界戦です。それによって、残念ながら死んでしまったキャラクターが生きていたりと違った物語が生まれています。小説や映画は物語を主体としているので町などが多く出てきますが、本作の舞台は砂漠。そのため、さまざまな砂漠の表情を楽しんでいただけます。
――ギルドのPvPを行い資源を奪い合うとのことですが、資源には供給の制限があるのでしょうか?
Farah氏:有限ではありませんが、プレイをしていくうちにスパイスが足りなくなってくると思います。プレイすればするほど使用するスパイスも多くなっていくんです。そのため、スパイスを奪ったり守るといった動機が生まれると思っています。
――ワームから逃げるだけでなく、乗ることなども可能ですか?
Farah氏:いまのところ乗ったりはできません。物語に深く関わりがあるので、これから楽しみにしていてください。
――本作でこだわった点を教えてください!
Farah氏:ゲームのために「Dune」を使うのではなく、「Dune」のためのゲームを目指しました。小説などでも登場するストームにもこだわり、期間で環境が変化するようにしています。プレイヤーのみなさんに常に新しい体験を提供したいと思っています。もちろん冒険をする時間がない方にも楽しんでほしいので、そういう方は自分の作った地図を売って利益を得ることとなども可能になっていますよ。
――発売を待つプレイヤーさんへメッセージをお願いします。
Farah氏:来年の初旬にはみなさんのお手元に届けられると思います。映画や小説などで「Dune」の世界に入ってみたいと感じた方はぜひプレイしてみてください! どうぞよろしくお願いします。
TM & (C) 2024 Legendary. All Rights Reserved. DUNE and related logos, characters, names and distinctive likenesses thereof are property of Legendary. Used with permission by Funcom. Funcom and the Funcom logo are trademarks of Funcom Oslo AS.
コメントを投稿する
この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー