「学マス DEBUT LIVE 初 TOUR -初恋公演-」広島クラブクアトロ公演レポート！広の新たなソロ曲「コンテンポラリのダンス」がお披露目

バンダイナムコエンターテインメントが10月19日に開催した、「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初恋公演-」の広島クラブクアトロ公演のレポートをお届けする。

バンダイナムコエンターテインメントが2024年5月16日にリリースした「学園アイドルマスター」。同作のデビューライブとなる「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR」では、「初声公演」「初心公演」「初恋公演」の3公演でそれぞれ異なる出演者がパフォーマンスを披露する。

3公演目となる「初恋公演」では、七瀬つむぎさん（有村 麻央役）、湊みやさん（紫雲 清夏役）、川村玲奈さん（篠澤 広役）が出演。2つ目の会場となる広島クラブクアトロ公演より、昼の部の模様を中心にお届けする。

今回もライブの始まりを飾ったのは「初」「Campus mode!!」の2曲。冒頭からフルスロットルなパフォーマンスとなったが、中でもテンションの昂りを感じさせる振りの大きさや、それぞれのアイドルを意識したちょっとした仕草が印象的だった。

挨拶もそこそこに、続いてはソロ楽曲のパフォーマンスへ。まずは麻央のソロ曲「Fluorite」を七瀬さんが届ける。会場のプロデューサーにクラップを促しつつテンポに乗せて歌いつつ、セリフ部分でのカッコよさ、サビの伸びやかな歌声と、変化も楽しめるパフォーマンスとなっていた。

湊さんによる清夏のソロ曲「Tame-Lie-One-Step」は、マイクの持ち替えも含むキレのあるダンスで魅了しつつ、ところどころでプロデューサーへの煽りも入れて、ステージの一体感を生み出していく。

広のソロ曲「光景」を披露した川村さんは、神秘性をも感じさせる楽曲の世界観をその振り付けと独特の振り付けで表現していく。その上で、ライブならではのプロデューサーへのアピールもしっかりと入っていた。

その後のMCでは楽曲の印象に関するトークに。「Fluorite」は多くの人に向けた応援歌として歌っていること、「Tame-Lie-One-Step」はクラップで一緒に盛り上がりつつ、清夏の成長を反映した歌詞であること、「光景」は最初の時点では全然違うテイストだったそうだが、時間をかけて今の形に作り上げてきたことがそれぞれ語られる。また、今回は広島での公演ということで、広島にちなんだトークにも花を咲かせていた。

ひとしきり盛り上がったところで、続いては清夏のソロ曲「カクシタワタシ」を披露。プロデューサーに出会う前の清夏を表現したような、内面の悩みを反映した楽曲ということもあり、歌唱や振り付けにも情感が込められていた。最後の“なんてね”の変化も印象的だ。

川村さんは、目まぐるしく転調していく楽曲としての難しさを感じさせる広のソロ曲「コントラスト」を、広が持つ魅力をしっかり表現しながら淡々と歌い上げる。声を張り上げて歌う曲ではないからこそ、楽曲の中での変化がより顕著に感じられた。

七瀬さんが披露した麻央のソロ曲「Feel Jewel Dream」は、会場のプロデューサーとの一体感が感じられるノリノリの一曲。キャッチーな振り付け、カッコよさの詰まったハイキックなど視覚的にも楽しめる、完成度の高いパフォーマンスとなっていた。

それぞれが披露した楽曲にまつわるエピソードを披露したり、衣装のポイントについて触れた後は、おどろおどろしい演出とともにハロウィンにちなんだ「仮装狂騒曲」が披露される。滑らかなラップ、ハロウィンでの仮装をイメージした独特な手と足の動きが面白い振り付けなど見どころ満載で、飽きさせない一曲となっていた。

さらに、広の新たな楽曲「コンテンポラリのダンス」が披露される。スローテンポな中で表現された独特なダンス、不思議すぎる歌詞など、そのまますぎる曲名も含めて広らしい世界が広がるパフォーマンスとなっており、ゆるっとした可愛さにあふれていた。

「仮装狂騒曲」での3人が周りながら歌うパフォーマンスに触れたり、「コンテンポラリのダンス」について日常の音などをサンプリングしていることが川村さんから語られるなどトークも盛り上がる中、ここで3人が披露したのは「がむしゃらに行こう！」。会場のプロデューサーと一緒に楽しめる、ライブならではのノリの良さを感じさせるパフォーマンスを届けてくれた。

アンコールは「キミとセミブルー」で幕が上がる。まだまだ夏の熱気を感じさせるパフォーマンスで盛り上げつつ、その後は会場および配信のプロデューサーに向けて挨拶。そして、最後はよりのびのびとしたパフォーマンスを披露した「初」、そしておなじみの「これからもアイマスですよ、アイマス！」の掛け声でで締めくくられた。

夜の部でも基本的には同様のセットリストとなったが、合間のMCでは楽曲に臨むにあたってのアプローチが語られたほか、前入りしてお好み焼きを食べたという広島ならではのエピソードも語られる。

そして夜の部では、「コンテンポラリのダンス」に代わり、梅田クラブクアトロ公演で初お披露目となった麻央のソロ曲「Top Secret」を七瀬さんが披露。日常の麻央のカッコよさを表現している楽曲ということで、歌詞の中で描かれている麻央とプロデューサーとの変化に触れていた。

また、「がむしゃらに行こう！」「キミとセミブルー」に代わって、それぞれ「Howling over the World」「冠菊」の2曲が届けられた。昼の部はプロデューサーと一緒に盛り上がる楽曲となっていたが、こちらの2曲は3人の熱いパフォーマンスを存分に楽しめるとなっていた。

これで「初恋公演」は残すところ10月27日の渋谷クラブクアトロ公演のみ。今回もそれぞれのパフォーマンスに新たなアプローチが見えてきたように、また次のライブでどのような感動が得られるのか楽しみにしておきたい。

「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR」公式サイト
https://idolmaster-official.jp/live_event/gkmas_debutlivehajime/

THE IDOLM@STER(TM) & (C)Bandai Namco Entertainment Inc.

本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。