イマジニアより発売中のNintendo Switch用ソフト「ディズニー ミュージックパレード アンコール」。ディズニー大好きライターによる、プレイレポートをお届けする。
目次
人生を豊かにしてくれた楽曲でリズムゲームを楽しめる奇跡
本作は、ディズニーの素敵な楽曲に合わせ、イルミネーションのように輝くステージを汽車で駆け巡るライドアトラクションのようなリズムゲームだ。さっそくプレイしてみると、好きな楽曲がたくさん収録されていてテンションがあがった。
楽曲数はなんと60曲。映画原曲の楽曲とアレンジされた楽曲があるようで、映画のままの楽曲には(映画原曲)と記載されていた。アレンジ楽曲のみかと思っていたので、映画そのままの楽曲でリズムゲームができるのは非常に嬉しい。アレンジ楽曲もそれぞれの新しい魅力が出ていて、リズムを取るのが楽しくなる楽曲となっていた。ロックがかかっている楽曲はプレイすることで手に入るキーを使用することで解放される。
とくに筆者のお気に入りは「ヘラクレス」の「ゼロ・トゥ・ヒーロー(映画原曲)」と「モアナと伝説の海」の「俺のおかげさ」だ。どちらも出勤時によく聞いているので、収録されていて感動した。「アラジン」や「美女と野獣」などみんなが知っているタイトルだけでなくさまざまなタイトルの楽曲を遊ぶことができるので、ディズニーファンも大満足なのではないだろうか。プレイ開始時には、映画のワンシーンを観ることができるのも楽しい。
映画の内容と合わせて変化するイルミネーションのようなステージに感動
プレイを開始するとステージはイルミネーションのようにキラキラで、作品の内容に合ったものになっていた。例えば、「美女と野獣」のステージではお城の中でベルと野獣のステンドグラスを見ることができたり、「ピーターパン」の「きみもとべるよ!」では時計台が登場したり、「アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー~ありのままで~」ではエルサが駆け上がる階段が登場したり、といった具合だ。
「ライオン・キング」の「ハクナ・マタタ」では影でシンバたちが登場するのだが、曲がすすむにつれてシンバが成長していく姿に作品に対するリスペクトを感じることができて非常に良かった。このように、映画を観た人ならつい唸ってしまうエモすぎる演出が数多くあるのが本作の魅力のひとつとなっている
60代の両親と一緒に遊べるほど操作が簡単!
難易度はイージー、ノーマル、ハード、エキスパートの4種類とJoy-Conを⾳楽に合わせて楽しく振るだけで遊べるふりふりモード。操作方法も簡単でイージーなどではボタンひとつだけ! 難易度があがるとスティック操作とRボタン、Lボタンもありますが、複雑な操作はないので誰でもプレイ可能だ。実際、普段はゲームをプレイしない60代の両親にもプレイしてもらったが「操作が簡単だね」と言うほどの操作感だった。
汽車の通り道に出現するノーツに合わせてボタンを押すのだが、レインボーに光るものがある。このノーツは映画のシーンを再生してくれるので、より楽曲へ引き込まれる。ステキなシーンばかりで「ここシーン良かったな」や「このチョイス、わかっているね」などさまざまな感情が押し寄せてきた。
4人プレイが一家団欒に最高すぎる
1人でプレイするだけでなくNintendo Switch1台で最大4人がプレイ可能。筆者はディズニー好きの両親の影響でディズニーが好きになったこともあり、楽曲は家族みんなが知っているので、両親と弟と共にプレイをしてみた。4人プレイでは、汽車は4台となり、難易度もそれぞれ選ぶことができるので筆者はエキスパート、両親はイージー、弟はノーマルなど自分に合ったものでプレイ可能。ゲームに慣れていない人も慣れている人も一緒に遊べるよう工夫がされていた。
4人プレイでぜひ遊んでほしいのが「アラジン」の「ホール・ニュー・ワールド」。掛け合いのパートが分かれていて、家族で「お~!」と歓喜してしまった。4人分の汽車は見た目もすごくキレイで1人プレイをしたときよりも何倍も感動。そもそも、家族でこうやってゲームをプレイしたのは何年ぶりだろうか。しかも、両親はゲームをすすめてもプレイしてくれることはなかったのだが、今回はディズニーの楽曲で遊べるということで反応が違ったのだ。家族で一緒に遊ぶということができたのは本作のおかげだなと感じ、筆者の思い出のゲームの仲間入りをした。
つい集めたくなるメモリーとライドコレクション
プレイをしていくと映画の名シーンのメモリーとキャラクターのライドが手に入る。メモリーはプレイすることで、リザルト画面の音符マークゲージが貯まりゲージがMAXになるとひとつ手に入る。ついほしくなってしまい、筆者は「アラジン」をコンプリートし「ズートピア」ではニック(筆者の中で沼るディズニーキャラクターランキング1位だ)が出るまでプレイしてしまった。
ライドはキャラクターたちが乗り物に乗るイラストを楽しめるもので、映画に登場した関係の深いものがあしらわれているので見ているだけで楽しい。プレイしているとFEVERゲージが貯まり、ノーツにコインマークが出現。この間にノーツを消すとコインが手に入るので、一定数集めることでリザルト画面の宝箱から手に入る。
「ピーター・パン」のティンカー・ベルは毛糸などが海賊船のようになっていたり、「シンデレラ」に登場したルシファーのライドはシンデレラが屋敷を掃除していたときの石鹸に乗っていたりとさまざまな発見があって面白いので、こちらもぜひ集めてみてほしい。
ということで、「ディズニー ミュージックパレード アンコール」は1人はもちろん、家族や友達ともディズニーの世界に浸ることができる魅力あふれるゲームだった。ディズニーが好きな方はもちろん、はじめてディズニーに触れる方もぜひプレイしてほしい。
(C) Disney
(C) Disney/Pixar
Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。
※画面は開発中のものです。
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