建築家ロスティスラフ・ニコラエフ氏によるインディーゲームスタジオ・Score Board Gamesは、小さなお店経営シミュレーション「Tiny Shop: Make It Cozy」を発表した。

「Tiny Shop: Make It Cozy」は、温かみのある雰囲気と、ゆったりとしたゲームプレイが魅力の「小さなお店経営シミュレーション」。
舞台は、静かな通りの一角にある、小さな雑貨店。漂うコーヒーの香り、窓から差し込むやわらかな朝日、棚には手作りのキャンドルや編み物、蚤の市で見つけた宝物たち。プレイヤーは、このささやかなお店を、雰囲気と心地よさを愛する人々にとっての“お気に入りの場所”へと育てていく。
店先を飾り、ディスプレイを整え、常連客の好みを見極めながらトレンドを意識する。そして、営業終了後の静寂の中では、家具の配置を見直したり、新しい装飾を加えたりして、次の日に備えていく。
本作は、「穏やかさ」「思いやり」「何気ない日常の美しさ」をテーマにした、瞑想的なゲームになっているという。小さな家々の建築にインスパイアされながら、インテリアや光、細部へのこだわりを通じて言葉を超えた物語を描くとしている。
なお、現時点での対応言語はロシア語、英語となるが、今後、日本語・スペイン語などにも対応予定とのこと。
以下、発表情報をもとに掲載しています
タイトル概要
ジャンル:コージーシミュレーター/ショップ運営/デコレーション/開封体験
エンジン:Unreal Engine 5
対応プラットフォーム:PC(Steam)、Nintendo Switch
対応言語:ロシア語、英語(今後、日本語・スペイン語など対応予定)
発売予定:2026年第1四半期
主な特徴
・ディスプレイと装飾: 家具を配置し、お店の雰囲気をつくり出しましょう。あなたらしさが伝わる空間を演出。
・心を込めた販売: 丁寧に選んだ商品を並べ、来店客の反応を観察しましょう。
・ゲストの声に耳を傾けて: 編み物のマフラーを探す人、懐かしい陶器のカップを求める人。注文ではなく“夢”を叶えてください。
・心地よい一日一日:昼は接客、夜は創作。繰り返されるリズムの中で、癒しと達成感を得ましょう。
スタジオについて
Score Board Gamesは、建築家ロスティスラフ・ニコラエフが設立した小規模スタジオです。私たちは「雰囲気」「感情」「視覚的な美しさ」にこだわったゲームを開発しています。
前作「Unforgotten: Ordinance」は、スラヴの民間伝承とソビエト後の崩壊をテーマにした心理ホラーでした。 その重たい制作の後、私は静かな時間と向き合い、自分ひとりでの開発に挑戦しようと決意しました。
そうして生まれたのが「Tiny Shop」です。このゲームは、私にとって静けさの中で物語を紡ぐ「心の避難所」のような存在となりました。
※画面は開発中のものです。
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