東京・池袋のharevutaiとライブ配信アプリ「ミクチャ」でオンラインにて開催された「Tokyo 7th Sisters VISUALIVE NANASUTA MINI LIVE starring SiSH」のレポートをお届けする。
本公演はDONUTSのゲームアプリ「Tokyo 7th シスターズ THE SKY'S THE LIMIT（以下、ナナシス）」の3Dバーチャルライブ。これまで作中ユニットのWITCH NUMBER 4（ウィッチナンバーフォー）、NI+CORA（ニコラ）のライブが開催されており、SiSH（シス）は3組目。
「“通勤バスの中で見かけた清楚なカノジョ”のような存在」をテーマにした臼田スミレ（CV：清水彩香）、久遠寺シズカ（CV：今井麻夏）、神城スイ（CV：道井悠）による3人組ハイ・ファイユニット、SiSHの魅力がギュッと詰まったライブとなった。
本稿では2025年5月5日（月・祝）に1部、2部、3部の3公演が行われたなかから、筆者が現地取材を行った1部の内容を中心にご紹介する（公演中の画像はオンライン配信の模様）。
SiSHの名曲や新曲、さらに桂木カヅミの「恋セヨ乙女」カバーも
ライブは「お願い☆My Boy」で幕を開けた。恋心に気付いてほしい乙女心を歌い上げた楽曲に、ロボットダンスの要素を取り入れた振り付けの組み合わせがなんとも可愛らしい。
2曲目には「プレシャス・セトラ」を披露。「テトエトセトラト」の印象的なコールもきれいに決まり、SiSHの楽曲のなかでも飛び切り元気いっぱいな曲調に、会場は大いに盛り上がった。
MCパートではシズカがお得意のダジャレを披露して、スミレが苦笑いするひと幕も。しかしそれはスミレの緊張がほぐれるようにとのシズカなりの気づかいだった。このやりとりを笑顔で見守るスイも含め、3人の仲の良さが感じられるひと幕となった。
続く3曲目は「さよならレイニーレイディ」。爽やかさのなかに少しの切なさが感じられる一曲だ。このあとのMCで、次に披露するのが初公開の新曲であることが明らかに。
披露された新曲「Blue Florets*」は、これまでとは一味違うサウンドのなかにもSiSHらしい透明感も散りばめられたダンスナンバー。公演終了時に流れたスタッフロールで八王子P氏が作曲を手掛けていることが判明すると、会場からどよめきが起きていた。また、作詞のq*Left氏は八王子P氏の妹ということで、兄妹による合作となる。
1部の公演では披露されなかったが、2部と3部では月光テツヤ氏が作曲、Maho Hamaguchi氏が作詞を手掛けた「Sweet×long way」も披露され、あわせて2曲が今回のバーチャルライブで初お披露目となった。
1部のクライマックスでは、桂木カヅミのソロデビュー曲「恋セヨ乙女」をSiSHバージョンでカバー。スミレのお気に入りの楽曲で、カヅミ本人にも「問題ありません」と快くOKをもらい、このたびSiSHの3人で披露することになったという。
ラストはSiSHとしてのデビュー曲「AOZORA TRAIN」。彼女たちの原点と言える楽曲で、ライブを締めくくった。
本公演のオンライン配信のアーカイブ視聴は2025年6月5日（水）23:59まで。チケットは同日20:59まで購入可能となっている（https://t7s-sish.mixch.tv/ ）。
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