ストーリーとリズムゲームの二軸での新たなチャレンジを楽しめた「グルーヴコースター フューチャーパフォーマーズ」先行プレイレポート

プレイレビュー
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タイトーが2025年7月31日に配信するNintendo Switchダウンロード専用タイトル「グルーヴコースター フューチャーパフォーマーズ」の先行プレイレポートをお届けする。

ストーリーとリズムゲームの二軸での新たなチャレンジを楽しめた「グルーヴコースター フューチャーパフォーマーズ」先行プレイレポートの画像

2011年にスマートフォン向けにリリースされて以降、アーケード版、Steam版、Nintendo Switch版とさまざまな媒体で展開してきた音楽ゲーム「グルーヴコースター」。ジェットコースターのレールのように、曲に合わせて曲げられたレールの上をプレイヤーのキャラクターが進み、レール上にあるマーカーの種類に合わせた操作を行うことで、演奏しているようなゲーム体験が楽しめる。曲の内容に合わせて作りこまれた背景の映像も特徴となっている。

そして、今回リリースされる「グルーヴコースター フューチャーパフォーマーズ」は、Switchでリリースされた「グルーヴコースター ワイワイパーティー!!!!」から約6年ぶりとなる新作タイトルだ。従来のシリーズ作品とは一線を画し、新たに設計し直したタイトルとなっており、操作方法、譜面、世界観の全てで新たな要素が加わっている。

今回、発売に先駆けて本作をプレイする機会をいただいたので、ポイントとなる要素を中心にその所感をお届けする。

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男女二人の主人公を軸に独自の世界観で展開するストーリーモード

本作の大きな特徴といえるのが、シリーズ初のストーリーモードを搭載していること。光のレール上をスケートボードやスケート靴などで駆け抜けながら、音楽に合わせてパフォーマンスするミライの人気競技「グルーヴコースター」の大会で優勝を目指す、といったストーリーが展開する。

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ストーリーはいわゆるマップ進行になっており、閃道カケル(CV:川島零士)、氷芽川アリア(CV:佐倉綾音)の男女二人の主人公の物語が楽しめる。初期時点ではカケルのストーリーは最後まで、アリアのストーリーは途中までが楽しめるようになっているが、アリアのストーリーの続きなどゲーム発売後も順次無料アップデートで追加されていくとのこと。

リズムゲームにおけるストーリーというと添え物のように感じてしまう人もいるかもしれないが、本作においては独自の世界観の中で、主人公たちが同じ学校の仲間や顧問教師、他の学校のライバルなどと競い合っていく、王道のストーリー展開が用意されており、盛り上がりのシーンも多数楽しむことができる。

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今回筆者がプレイした範囲でも、カケルが所属する虹宮高校の先輩である陽向キャノン(CV:伊藤かな恵)と御影ヨウ(CV:深川和征)、そして顧問として登場するフワッフ(CV:白上フブキ)といった面々との掛け合いを楽しめた。ストーリーが追加されていく形式も含め、更新を楽しみにプレイするといったモチベーションにもなってきそう。

もちろん、ストーリーモードをプレイすることで得られる恩恵も。ひとつは本作のために書き下ろさされたオリジナル楽曲の数々だ。例えば虹宮高校であればRyu☆氏、アリアの所属する響華女学院であればかねこちはる氏といった具合に、学校ごとに人気アーティストの楽曲が用意されているほか、各キャラクターにも専用のテーマソングが用意されている。今回開放できた楽曲だけでも思わずノッてしまうような楽曲を楽しむことができた。

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進行に応じてイラストスチルなどが手に入るほか、ギアと呼ばれるプレイヤーを補助してくれるアイテムも用意されている。ナビゲーターであるリンカ(CV:豊田萌絵)によるチュートリアルなども含めて、リズムゲームが苦手という人への配慮も多数感じられ、シリーズへの導入という意味でピッタリのモードとなっていた。

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ベーシックとアドバンスド、2つのスタイルで楽しめる演奏モード

ストーリーモードである程度プレイに慣れていくと、そのまま演奏モードを楽しむ流れとなっていくと思うのだが、まずは簡単に操作方法について紹介していく。

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本作ではレール上に用意されたノートにアバターが重なった瞬間にタイミングよく入力していくのが基本ルールとなっている。「サークル」と呼ばれるノートは十字キーおよびABXYのいずれでも反応するため、まずはタイミングよく押すことだけを意識していくことになろうだろう。

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その上で、ボタンを長押しする「ライン」、矢印の方向に対応したボタンを押す「アロー」、ZL、L、R、ZRのいずれかのボタンを押す「スクエア」、ラインの上にほかのノートが重なった際に片手で長押ししながら、片手で短押しする「コンビネーション」と、楽曲の難度が上がっていくことで要求されるハードルが上がっていく。また、見た目が異なるものの操作は通常と変わらない、黄色に表示されたスペシャルノートは判定がゆるく、スコアを稼ぎやすくなっている。

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上記の基本の操作方法がありつつ、本作では熟練度に合わせて2つのスタイル「ベーシック」と「アドバンスド」を選択可能だ。

ベーシックは基本的には片手で操作可能な譜面で構成されており、難度がある程度高い楽曲であっても片手で十分チャレンジできるレベルになっていた。

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一方、アドバンスドは両手での操作を想定した複雑な譜面となっている。具体的には、青色は左、赤色は右といったかたちで操作する手を指定するような譜面が多数登場する。しっかり歯ごたえを感じられる内容で、ある程度リズムゲームを触っている筆者ではあるが、高難易度の楽曲は初見では苦戦を強いられた。

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そうしたリズムゲームとしての歯ごたえを担保した上で、シリーズならではの魅力として縦横無尽に動くレーンの独創性と、曲にマッチしたビジュアルは欠かせないところだろう。今作では広い視野角で没頭できる横置きフル画面表示を採用した上で、ビジュアル表現が大幅に進化。原曲のMVを使用したものも含めて、家庭用機向けのタイトルとして、バリエーション豊かな演出が楽しめるようになっていた。

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間口と奥行きが広がったシリーズの新機軸

上記のリズムゲームを楽しむ上で、本作では先述のオリジナル楽曲に加えて、J-POP(「はいよろこんで」こっちのけんと など)、アニメソング(「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts など)、ボーカロイド楽曲(「KING」Kanaria など)、VTuberの楽曲(「うい麦畑でつかまえて」しぐれうい など)など豊富なジャンルをリリース時点で50曲を収録。ストーリーモードで開放されるオリジナル楽曲を除いてはプレイ開始時点ですぐに楽しむことができ、リリース後にも無料アップデートや有料ダウンロードコンテンツでさらに楽曲を追加する予定だという。

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筆者は元々リズムゲームを幅広く遊んではいるものの、「グルーヴコースター」はちょっとした機会に触れる程度のプレイ体験しかなかったのだが、今回のプレイを通して、ゲームそのものの楽しさの拡張はしつつ、世界観そのものをしっかりと構築することで、間口と奥行きどちらもより広がっている印象を受けるとともに、改めて興味を惹かれた。気になる人はもう間もなくの発売をぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

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2011年イクセル入社後、Gamerをはじめとした媒体の運営に携わる。好きなジャンルはRPG、パズル、リズム、アドベンチャー(ほぼギャルゲー)。実はゲームよりもアニメが大好きです。

※画面は開発中のものです。

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