イルミネ×ノクチルによる「シャニマス」7th UNITLIVE TOUR青森公演レポート！コラボ楽曲「Sparkle」をはじめとした初披露楽曲も多数

バンダイナムコエンターテインメントは、9月27日・28日に盛運輸アリーナで「アイドルマスター シャイニーカラーズ」のライブイベント「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 7th UNITLIVE TOUR 円環 -Halo around- fourth quadrant」を開催した。ここでは、DAY1およびDAY2の模様をレポートする。

「アイドルマスター シャイニーカラーズ（シャニマス）」の8ユニットの中から2ユニットが出演し、全国4箇所で行われる「7th UNITLIVE TOUR 円環」。4公演目となる「fourth quadrant」ではイルミネーションスターズ、ノクチルが出演した。

DAY1：ノクチルが「虹になれ」＆「くだらないや」をカバー！「Sparkle」など初披露の楽曲も

透と雛菜によるループに関するやり取りから始まったDAY1。冒頭で披露されたのはノクチルによる「虹になれ」。冒頭から共演するイルミネーションスターズの楽曲をカバーしたかたちだ。前向きなメッセージが詰まった楽曲が、ノクチル4人の彩り豊かな歌声で届けられた。

続いて登場したイルミネーションスターズは「STARRY PLACE」を披露。それぞれのソロパートでの歌唱、そして3人揃ってのハーモニーそれぞれに聴きどころが詰まった、ミディアムバラードになっており、神秘的な衣装と振り付けも相まって、独自の世界観が生み出されていた。

ノクチルがライブ初披露した「365日のストーリー」は疾走感のあるメロディーの中に4人の楽しそうな歌唱が響き渡り、動きの大きな振り付けも印象的な、思わずクラップしたくなるような青春感の詰まったナンバーとなっていた。

さらに、和久井さんが透のソロ曲「statice」を歌唱。透明感のある伸びやかな歌声で、唯一無二の空気を生み出していた。

再び登場したノクチルが登場して披露したのはコメティックの楽曲「くだらないや」。同一パートで複数楽曲のカバーを畳み掛けるのにも驚きだが、トロッコに乗って会場のプロデューサーにその姿を届けていった。

雛菜からの繰り返されるループへの言及を挟み、ここで出演者がステージに揃って挨拶。披露した楽曲の感想や恒例となった衣装に関するトークなどを挟み、続いてのパートへ。

まずは関根さんが真乃のソロ曲「ありったけの輝きで」を届ける。透明感とともにポジティブなエネルギーを感じさせる歌声と、可愛さあふれる振り付けで真乃の魅力を最大限に表現していく。

続いては近藤さんが灯織のソロ曲「スローモーション」を披露。こちらは一転してバラード調の楽曲となっているが、灯織の気持ちを投影したような歌詞を紡いでいく歌声にも抑揚があり、エモーショナルな響きを伴っていた。

イルミネーションスターズ2人のソロ曲が続いた後は、峯田さんを含む3人が揃っての「FELICE」が届けられた。ユニットらしい輝きに満ちた楽曲を、トロッコに乗って会場のプロデューサーにアピールしながら歌い上げていく。

さらに、ノクチルが最新曲である「Swing it!」を初披露。軽快なメロディーに乗せてノクチルらしいハーモニーの美しさが際立つ、爽やかな一曲となっており、振り付けも可愛らしさが溢れていた。

印象的なイントロからイルミネーションスターズとノクチルの7人によって届けられたのは両ユニットのコラボ楽曲「Sparkle」。楽曲の歌詞をイメージさせる振り付けとともに、それぞれの歌い分けにもニュアンスが詰まっていて、聴き応えのある内容だった。

これまでの楽曲を振り返ったところで、本ライブツアーではおなじみとなった、アソビストアで放送中の「アイドルマスター シャイニーカラーズ はばたきラジオステーション（以下、シャニラジ）」の出張版に。青森トークでひとしきり盛り上がった後には、青森の名産であるりんごにちなんだ「赤りんご？青りんご？どっちでしょうクイズ」が行われた。

用意されたお題に対して赤か青のどちらかを当てるというもので、信号やフランス国旗の色といった常識問題から、イラスト内での小糸の吹く笛やめぐるの服の色を当てるものまで出題され、なんと最下位が4人（関根さん、和久井さん、田嶌さん、岡咲さん）という結果に。罰ゲームとして、青森弁でのセリフ「アップルパイ、作ってきたの。食べてけれ？」を4連続で可愛く披露していた。

ライブ後半戦は峯田さんによるめぐるのソロ曲「HAREBARE!!」からスタート。躍動感のある動きたっぷりに、会場のプロデューサーも巻き込んで大盛り上がりのステージを作り上げていった。

そして今度はイルミネーションスターズが「虹になれ」を披露。この楽曲でもトロッコに乗って会場のプロデューサーに笑顔を振りまいていった。

続いては田嶌さんが小糸のソロ曲「わたしの主人公はわたしだから!」を届ける。登場からフルスロットルに元気いっぱいのパフォーマンスを見せていく中、曲の最後には岡咲さんがステージに登場して揃って振り付けするサプライズも。そのままの流れで可愛らしくもちょっとアンニュイな雰囲気を感じさせる「あおぞらサイダー」をパフォーマンスしていった。

イルミネーションスターズからはリリースされたばかりの最新曲「REWRITING」が披露される。峯田さんの英語の歌い出しからポップなメロディーに乗せた3人の息のあった振り付けとともに、“イルミネ”の現在地が感じられる、聴きどころの多いナンバーに。同じく初披露となる「晴れのちバルーン」も、3人の振り付けや歌い分けが楽しい、ライブでより一層映える楽曲となっていた。

そして再びの楽曲の振り返りを経て、一旦の締めくくりとして披露されたのは「星の声」。スケール感の大きな楽曲をトロッコで会場を巡りながら伸びやかな歌声とともに届けていった。

各種告知が終わった後は、土屋さんによる円香のソロ曲「風見鶏」が届けられる。よく通る歌声を響かせて情感たっぷりに披露すると、さらにノクチルが「いつかのキミへ」をパフォーマンス。シンメトリーな振り付けを見せるノクチルらしい部分はもちろんあるが、楽曲の雰囲気、冒頭の振り付け、そしてクライマックスに向けた会場のプロデューサーを巻き込んだ大合唱と、見どころ満載のステージとなった。

そして会場および配信のプロデューサーに向けたメッセージを届けて、締めくくりの楽曲として披露されたのは「Migratory Echoes (ノクチルVer.)」。ノクチルらしい歌い分けも印象的な楽曲でDAY1は終了となった。

DAY2：イルミネの「明日もBeautiful Day」は破壊力抜群！「シャニラジ」出張版はまさかの結末に

DAY2では真乃とめぐるによるやり取りを経て、関根さんによる「ありったけの輝きで」から幕を開けたDAY2。続くノクチルは「365日のストーリー」のパフォーマンスに続いて、DAY1では含まれていなかった「あの花のように」をトロッコに乗って披露。そこから和久井さんだけが残って、「statice」を伸びやかに歌い上げた。

オープニングトークからの次のパートでは、峯田さんによる「HAREBARE!!」、そしてイルミネーションスターズの「晴れのちバルーン」と元気いっぱいの楽曲が立て続けに披露されると、さらにアルストロメリアの楽曲「明日もBeautiful Day」をカバー。要所に用意されたセリフの破壊力もたっぷりな、寄り添う楽曲をトロッコから届けていった。

コール＆レスポンスで大盛りあがりの田嶌さんによる「わたしの主人公はわたしだから!」、DAY1と同様の流れで岡咲さんが登場して披露した「あおぞらサイダー」、さらにノクチル4人の中で和久井さんと田嶌さん、土屋さんと岡咲さんという珍しい組み合わせも印象的だった「Swing it!」と、こちらも立て続けにパフォーマンスが披露された。

DAY2でも「シャニラジ」出張版として、青森のお祭りやご当地フードに関するトークが繰り広げられつつ、DAY1と同様に「赤りんご？青りんご？どっちでしょうクイズ」が行われた。DAY2では磁石のN極の色（赤）、真乃のネクタイの色（青）、オランダ国旗の一番上の色（赤）、雛菜が飲んでいる缶の色（青）、めぐるのメガネの色（青）の5問が出題され、最下位は近藤さんという結果に。ただし、最終問題で峯田さんが外したら罰ゲームをやると発言したことで、罰ゲームである「今日、おしゃれ頑張ったんだけど…めんこい？」のセリフは近藤さん、峯田さんが披露することになった。

後半パートはイルミネーションスターズの「REWRITING」で幕を開ける。そこから土屋さんが「夢見鳥」、近藤さんが「スローモーション」を情感たっぷりに届けると、フォーメーションダンスや会場中の合唱が印象的なノクチルの「いつかのキミへ」がパフォーマンスされる。

ここでトロッコに乗ったイルミネーションスターズが披露したのはノクチルの楽曲「あの花のように」。楽曲の歌い分けも含めて、自分たちのカラーを出すように届けていった。そして2ユニット揃ってのコラボ楽曲「Sparkle」は、楽曲の疾走感と7人それぞれのボーカルのかけ合わせもあって、スケール感のある楽曲となっていた。

これまでを振り返るMCを経て、全員で届けたのは「Spread the Wings!!」。「シャニマス」の歴史の詰まった楽曲を笑顔を振りまきながら届けていった。

告知終了後は、ノクチルがトロッコに乗ってエモーショナルな楽曲「アスファルトを鳴らして」を披露すると、イルミネーションスターズはこれまでの3人の歩みを感じさせる楽曲「STARRY PLACE」を歌い上げた。

各出演者からの挨拶を経て最後に披露されたのは「Migratory Echoes (イルミネーションスターズVer.)」。イルミネーションスターズらしい輝きに満ちたアレンジで、ライブのクライマックスを飾るにふさわしいパフォーマンスとなった。

そして再びループを迎えることになったエンディングを経て、これまでのステージを彩っていた円環に変化が。分断を乗り換えて螺旋を取り戻したということで、境界が無くなり7つの物語が交わるということなのだが、むしろいろいろ謎が深まるかたちになった。この答えは10月25日・26日の「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 7th LIVE TOUR 螺旋 -Halo around- “The origin on the axes”」で明かされることに期待しておこう。

なお、各日に発表となった情報についても記事にてまとめて紹介するので、合わせてチェックいただければ幸いだ。

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