2025年12月6日に京王アリーナ TOKYOで開催された、MyGO!!!!! 8th LIVE「想いのかたちが積もるとき」のレポートをお届けする。
MyGO!!!!!の単独ライブとしてはMyGO!!!!! ZEPP TOUR 2025「心のはしを辿って」以来となる本公演。会場チケットは見切れ席を含め完売。単独ライブとして過去最大動員・最大曲数の公演となり、人気の高まりがうかがえる。
その期待に応えるように、最新シングル「静降想(サイレント)」を含むバリエーション豊かなセットリストとパフォーマンスで、会場を大いに盛り上げていった。


出演者(敬称略)
MyGO!!!!!
羊宮妃那(燈役)
立石凛(愛音役)
青木陽菜(楽奈役)
小日向美香(そよ役)
林鼓子(立希役)
燈による語りで幕を開けた本公演。これまでの公演の積み重ねを感じさせる言葉を紡いだ後は、燈(羊宮さん)によるアカペラによる冒頭の歌唱から一気に演奏を重ね合わせるかたちで「名無声」が披露される。スクリーン上にも映し出された歌詞を燈が丁寧に歌い上げつつ、力強い演奏をバックに会場を一気にヒートアップさせた。

そこから畳み掛けるように、スクリーンが映し出すモノトーン調に加工した映像が楽曲の世界観を表していた「孤壊牢」を届けると、会場の大きな声援に応えるようにメンバーが挨拶。いつも通りの愛音(立石さん)による進行のもと、“京王アリーナ TOKYO”であることにちなみ、“ANON TOKYO”の話題で盛り上がりつつ、お披露目となった新衣装にも触れていく。
楽奈(青木さん)からせっつかれつつ次に披露されたのは、バンドらしい情緒のある歌唱はありつつも真っ直ぐな熱さも感じさせる「掌心正銘」だ。楽奈によるギターパフォーマンスから間髪入れずに届けられた「処救生」では、独特な歌詞の中に内面を捉えた描写が随所に盛り込まれており、続く「影色舞」では、ちょこちょことしたステップに可愛らしさもありつつ、メロディーもキャッチーでライブ映えする一曲だ。

続けて、太志さん(Aqua Timez)・大介さん(Aqua Timez)による楽曲提供を受けてリリースされた「エガクミライ」がライブ初披露。普段のMyGO!!!!とは一味違う楽曲のテイストではあるものの、丁寧に言葉を紡いでいく燈の歌唱をはじめ、バンドらしいサウンドはしっかりと響き渡っていた。

その後も一つ一つの言葉が沁み渡っていくエモーショナルなナンバー「端程山」を披露すると、MyGO!!!!!にとって初のオリジナル楽曲「迷星叫」ではそよ(小日向さん)もステージ前方に移動し、その姿を会場のバンドリーマー(※「バンドリ!」のファンの呼称)に届けていく。

再びのMCでは初披露となった「エガクミライ」について、立希(林さん)のオフショットなど気になる話題も飛び出したMV撮影のエピソードで盛り上がりつつ、昨年末の日比谷公園大音楽堂で行われた7th LIVE「こたえなんてなくても」やトゲナシトゲアリとの対バンライブ「Avoid Note」といった、ここ一年のライブも振り返っていた。
立希のドラムから始まる重低音が心地よい「砂寸奏」は、サビ部分でのコール&レスポンスで盛り上がる、ライブでより一体感を感じさせる一曲。さらに、燈によるポエトリーリーディングを軸とした「回層浮」は、まさに燈の歩みの中にあったさまざまな感情が迸る楽曲で、各パートの演奏からも情感が伝わってくる。さらに、燈の訥々とした歌唱と楽奈のホイッスルボイスの組み合わせが唯一無二の空気感を生み出す「無路矢」が届けられた。
続く語りを経て想いは更に降り積もり、ライブもいよいよラストスパート。真っ直ぐな応援ソングに仕上がっている「碧天伴走」から始まり、愛音のコーラスも交え爽やかで前向きな気持ちにさせるナンバー「明弦音」を初披露すると、さらに、普段よりも軽やかな歌唱のアプローチで前に進むメッセージを感じさせる「聿日箋秋」をパフォーマンス。
5人それぞれが言葉を静かに紡いでいって最後に披露されたのは「静降想」。今回のライブタイトルとも連なる、想いの積み重ねを季節も感じさせる様相で表現した、とても詩的でかつライブのクライマックスにも合う、エモーショナルな楽曲となっていた。

圧巻のパフォーマンスで締めくくったところで、会場からはすぐさま“MyGO!!!!!”コールが響き渡る。その声に応えるかたちでTシャツ姿でステージに再び登場したメンバーがまず届けたのは「歩拾道」だ。劇場版「BanG Dream! It's MyGO!!!!! 後編 : うたう、僕らになれるうた & FILM LIVE」のエンディングテーマであり、彼女たちの歩みを感じさせるミディアムナンバーを、穏やかな表情とともに披露していった。
ここで再びメンバー5人がキャストとして挨拶。満席となった会場、そして配信で視聴している人たちに向けて感謝を届けつつ、ガーリーな新衣装、といったライブのトピックスを振り返っていく。
その後は2026年7月18日・19日にぴあアリーナMMにて開催されるMyGO!!!!! 9th LIVE、そして2026年夏にリリースされるMyGO!!!!! 3rd Albumなどのアナウンスが行われた後は、前回の7th LIVEを体調不良で不参加となった小日向さんが今回のライブに懸ける想いを語ったり、立石さんが自身がコーラスを務めた初披露楽曲「明弦音」に触れたりと、改めて5人それぞれがライブの感想を語っていく。
最後に羊宮さんがこれからのバンドの未来を照らすような一言を届けると、最後の楽曲として届けたのはZEPP TOUR 2025「心のはしを辿って」でお披露目となった「往欄印」。重低音の心地よいハードなロックナンバーを力強い歌唱と演奏でまとめ上げ、バンドとしての新境地を感じさせるライブを締めくくった。


セットリスト
M1. 名無声
M2. 孤壊牢
M3. 掌心正銘
M4. 処救生
M5. 影色舞
M6. エガクミライ
M7. 端程山
M8. 迷星叫
M9. 砂寸奏
M10. 回層浮
M11. 無路矢
M12. 碧天伴走
M13. 明弦音
M14. 聿日箋秋
M15. 静降想
EN1. 歩拾道
EN2. 往欄印
(C)BanG Dream! Project
Photo ハタサトシ、高田梓
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