Cygamesは、2026年6月20日・21日に「ウマ娘 プリティーダービー 7th EVENT WORLD TOUR『THE STAGE』in TOKYO」(以下、「7th EVENT」東京公演)を有明アリーナにて開催した。ここでは、6月21日に行われたDAY2の模様をお届けする。
タイトルに“WORLD TOUR”とあるように、「ウマ娘 プリティーダービー」(以下、「ウマ娘」)史上初となる海外公演も含む今回のツアー。その幕開けである「7th EVENT」東京公演は、初出走メンバーの躍動やサプライズなど見どころ満載だったDAY1に続き、DAY2も新ウマ娘発表があるなど世界中のトレーナー(「ウマ娘」ファンの呼称)の胸を高鳴らせる、最高のワールドツアーのスタートを切った。
なお、本公演は現地有観客に加えてABEMA、Stagecrowd、ZAIKOでのオンライン配信を実施。ABEMAではマルチアングルによる映像を楽しむことができ、Stagecrowd、ZAIKOではグッズ付きチケットも販売。DAY1の配信チケット販売は2026年7月5日(日)20:00まで、見逃し配信は同7月5日(日)23:59までとなっている。両日の配信を視聴できるお得な「DAY1+2 イベント配信チケット」もあるので、詳細は配信情報ページをご確認いただきたい。
配信情報ページ
https://ts7th.umamusume.jp/#broadcast

DAY2出走者
※敬称略
☆はナンバリングイベント初出走
★はDAY1で初出走
◯は両日出走
上田瞳(ゴールドシップ役)
橋本ちなみ(ファインモーション役)
藤野彩水(エイシンフラッシュ役)
鈴木絵理(トーセンジョーダン役)
下地紫野(ナカヤマフェスタ役)
和多田美咲(メイショウドトウ役) ◯
矢野妃菜喜(キタサンブラック役)
中村カンナ(ナリタトップロード役)
藤本侑里(ジャングルポケット役)
秋奈(ドゥラメンテ役)
和泉風花(ブエナビスタ役) ◯
鈴木日菜(アドマイヤグルーヴ役)
吉岡茉祐(ドリームジャーニー役)
望月ゆみこ(カルストンライトオ役) ◯
日比優理香(フェノーメノ役)
石原夏織(アーモンドアイ役) ◯
松田颯水(ステイゴールド役)
関根瞳(レッドディザイア役) ★ ◯
海弓シュリ(フォーエバーヤング役) ★ ◯
近貞月乃(マルシュロレーヌ役) ★ ◯
千賀光莉(エピファネイア役) ★ ◯
髙橋美空(ロゴタイプ役) ☆
嶋野花(ヴィクトワールピサ役) ★ ◯
菊池ゆりな(ローズキングダム役) ☆
海野水玉(ルーラーシップ役) ☆
【ゲスト出走】
芹澤優(ジェンティルドンナ役)
【シークレットゲスト出走】
華成結(タイトルホルダー役) ☆
【実況】
明坂聡美(実況役) ◯
【ダンサー】
ウマ娘ダンサーズ
ワールドツアー初日となった「7th EVENT」東京公演DAY1を受け、出走前からさらなる期待感に溢れていたDAY2。オープニングムービーからウマ娘ダンサーズがステージに登場してトレーナーたちのテンションをあげると、DAY1とは違った形でこの日の出走メンバーが紹介されていく。
そして、DAY1ではイベント中盤(7曲目)だった奥のスクリーンが左右に開く演出がいきなりあり、巨大なUMAの文字をバックにDAY2がスタート。まず披露された楽曲は「UMA IN AMERICA」をアレンジした「UMA IN TOKYO」だ。ステージ前方やUMAの上方にある特設ステージに次々とメンバーが登場して盛り上げていく。DAY2でナンバリングイベント初出走となった、海野さん、菊池さん、髙橋さんが最後に姿をみせると、トレーナーの声援はさらに熱さを増し、ウェルカムな空気が会場いっぱいに溢れていった。
さらに、スタンドに設置された実況席から、明坂さんがUMAの文字がインパクト抜群の公式ウマブレード(7th EVENT Ver.)を振りつつ、トレーナーたちに呼びかけて気合を入れる。カラフルなレーザーも会場に輝き、みんなのボルテージがどんどん上がっていた。


曲後のMCでは、「7th EVENT」東京公演の衣装「BURNING AS ONE」を紹介し、ナンバリングイベント初出走の海野さん、菊池さん、髙橋さんや、久しぶりの出走となった藤野さん(「4th EVENT」以来)、橋本さん(「5th EVENT」以来)が意気込みを口に。そして、海弓さんの掛け声で次の曲へ。
矢野さんの掛け声から始まったのは「トレセン音頭」。ウマ娘ダンサーズが大きなうちわや纏(まとい)を手にステージを彩る中、上田さん、下地さん、和多田さん、矢野さん、中村さん、吉岡さん、望月さん、髙橋さんがスタンドの通路に登場したトロッコに乗って披露。DAY1にはなかった楽曲がいきなり披露されたこと、自分たちの近くに来てくれたこと、それらがDAY2はなにが起こるのかわからないワクワク感と楽しさを生み出し、みんな大興奮。曲中のセリフもメンバーの個性が溢れるもので、歓声が沸き起こっていた。ちなみに、過去のナンバリングイベントを思い出し、今回この曲はいつまで続くのかと思ったトレーナーもいたと思うが、さすがに今回は通常バージョンでのお届けとなった。

続いては、めちゃくちゃカワイくて盛り上がり抜群の曲として名高い「めにしゅき♡ラッシュっしゅ!」(ゲーム「ウマ娘」4.5周年記念楽曲)を、橋本さん、和泉さん、芹澤さん、鈴木日菜さん、石原さん、関根さんが披露。ゲストの芹澤さんはここで初登場となり、キュンキュンな楽曲をジェンティルドンナ役の芹澤さんが歌う驚きと、すさまじい可愛さに大歓声が起こる。鈴木日菜さんの無機質なセリフの言い方など、それぞれが演じるウマ娘らしさも存分に出しつつ、シャボン玉も吹き上がった会場でトレーナーたちの心を虜にしていった。
そのまま、久々のナンバリングイベント出走となった橋本さんが、ソロ曲「恋する世界」をダンサー6人とともに歌い上げる。本人がSNSで明かしていたように、この曲を披露したのはなんと約8年ぶり。より成熟度を増した歌声は優しく包み込むようであり、トレーナーたちを見て嬉しそうな表情を浮かべた橋本さんは、後半はさらに思いを込めて表情が一層輝いていた。
橋本さんとは逆サイドのステージに登場した鈴木絵理さんは、今度はギャル全開のソロ曲「ゆーてネタだかんね♡」でトレーナーたちを巻き込んでいく。スクリーンの演出もガラリと変わり、トーセンジョーダンらしさ全開の歌詞に合わせた表情変化や動きも楽しく、「おばかで最強?」との鈴木絵理さんの投げかけに「トーセンジョーダン!」のコールが大ボリュームで響き渡る。アウトロでもトレーナーたちの声が響き、最後までトーセンジョーダン色で楽しませてくれた。
このブロックラストは、UMAが輝くステージセットの上部に登場した藤本さん、秋奈さん、望月さん、関根さんが、「UMA Summer」(ゲーム「ウマ娘」3.5周年記念楽曲)で会場を夏に変えていく。手にしたタオルを振り回してノリノリで盛り上がる4人に、トレーナーたちもテンションアップ。ステージに吹き上がるスモークはまるで噴水のようであり、真夏の暑さとなによりも楽しさが溢れる。それぞれの格好良さやキレのある歌い方、セリフは演じるウマ娘らしさが全開で、それらが合わさり会場は大盛り上がりとなった。

冒頭から大興奮のブロックを終え、UMAの上から藤本さん、秋奈さん、望月さん、関根さんが改めて挨拶した後は、入れ替わりで登場した鈴木絵理さん、和多田さん、矢野さんがこのブロックで披露した楽曲を振り返る。そして、「ここからさらに熱くなっていきますので、全力でついてきてくださいね!」の言葉を投げかけ、次のブロックへ。
次は何が来るのか期待が膨らむ会場に流れてきたのは、チャルメラの音色。この音色とくればもちろん、新育成シナリオ「らっしゃい!トレセン軒! ~恩返し、始めました~」にて獲得できる楽曲「トレセンラーメン列伝」の出番だ。メインビジュアルで並び立つ両ウマ娘を演じる橋本さんと中村さん、オリジナル歌唱メンバーの和多田さん、望月さんに、今回は矢野さん、和泉さん、鈴木日菜さんという布陣で披露。歌詞の面白さと楽曲の熱さが融合し、出来たて熱々な具沢山のパフォーマンスをみせる。ラーメン屋といえばの腕組みポーズも決め、トレーナーたちのテンションは爆上がりだ。

そんなラーメンの空気をゴールデンに変えたのは、続く「Gold-Triumph」。今年のゴールデンウィークならぬ“GOLD WEEK”を彩った楽曲だ。ウマ娘ダンサーズのパフォーマンスからステージにせり上がってきたのは、黒とゴールドの衣装にチェンジした上田さん、下地さん、吉岡さん、日比さん、松田さん……そして、今回のスペシャルなメンバー、近貞さん。“GOLD WEEK”ではこのポジションに日笠陽子さん(オルフェーヴル役)が入っていたのだが、モチーフの競走馬的にマルシュロレーヌはオルフェーヴルの娘であり、その関係性を知っている人ならより胸が熱くなる人選だろう。
新メンバーの登場に大歓声が湧き起こる会場で、6人は雰囲気たっぷりに「Gold-Triumph」を歌い上げる。松田さんがスタイリッシュにジャケットアクションを決めれば、ほかのメンバーもそれぞれの個性を活かした格好良さの応酬。ラストは背後のスクリーンに映し出されたウマ娘たちと同じポーズを決めて、ゴールドに染め上げられた会場を沸かせていた。

曲後、1人ステージに残った松田さんは、トレーナーたちに向かって“帽子”が好きだったんじゃないかな、と言葉をかける。そして、帽子を被った“あいつら”が見たいと言って紹介したのは、新たなメンバーを加えたBoC'z we\n(正しくは半角のバックスラッシュ)。AM×i(アムアイ)よりアタ・マハネ(ナカヤマフェスタ)とDj UNSUNK(ゴールドシップ)、CΛ2(シーハーハー)より◯-CHAN(マルシュロレーヌ)、DEKKA・Sun(フェノーメノ)が次々とスクリーンに映し出されて歓声が湧き起こる。彼女たちを演じる4人が披露したのは、2025年のエイプリルフールで登場した楽曲「BoC-izm」。しかも、今回は“GOLD Remix”として新たな魅力と格好良さがあり、「ついてこれんのか!」などと煽りつつ、どんどんバイブスを上げていった。
企画楽曲が続いたステージの後は、また1人登場した松田さんがスポットライトを浴びてソロ曲「Gold-Recollection」を初披露。ステージを歩きながら、温かく美しい歌声を響かせる松田さん。2番で楽しそうに歌い歩く姿も素敵で、曲中にはあの香港ヴァーズの実況が流れ、それをバックに歌うのも胸が熱くなるもの。目も耳も離せないステージを展開し、ラストフレーズや表情でもみんなを魅了していた。

ラーメン&ゴールデンなゾーンを駆け抜けたブロックラストは、スクリーンに今回のキービジュアルを飾ったウマ娘の姿が映し出され、ステージに登場した石原さんと海弓さんが「Legend-Changer」を熱唱。火花や炎が吹き上がるステージでパワフルに歌い上げる2人は、キックも決めてトレーナーたちの心を燃え上がらせていく。間奏での明坂さんの熱い実況を受け、曲の後半にはリフターで上昇していく2人。向き合い、手を伸ばして魂の歌声をぶつけ合う姿はとても格好良く、ラストはやり切ったとばかりに嬉しそうな表情を浮かべていた。

歌い終え、パフォーマンス中とは違う柔らかな表情でみんなに手を振る2人。その2人と入れ替わって登場したのは先ほどラーメンやゴールデンなステージを見せてくれたメンバー(橋本さん、和泉さん、中村さん、日比さん、近貞さん、松田さん、吉岡さん、下地さん、上田さん)。「BoC-izm」の話題ではニットキャップとは何なのか?といった問いかけがありつつ、「Gold-Recollection」のゲネでのエピソードも明かしていた。
前半戦があっという間に過ぎ、DAY2は早くも折り返し地点。次のブロックでも関わりの深いメンバーが熱い楽曲を畳み掛けていく。まずは、日本ダービーの文字と優勝カップが映し出され、ゲーム内のストーリーも彩っている津田健次郎さんのナレーションが流れると、「winning the soul」を藤野さん、嶋野さん、菊池さん、海野さんが披露。4人が演じるウマ娘のモチーフになった競走馬は同じ年(2010年)の日本ダービーで名勝負を繰り広げており、その4人が「winning the soul」を歌い上げるのは熱い展開だ。真っ赤に染まった会場で拳を突き上げ、いつものポーズも決めつつ、気合の歌声を突き上げていった。
続けて、藤本さんがソロ曲「最強ROARING」をぶちかます。熱く、格好良く、全身で魂を歌に込めていく藤本さん。サビではトレーナーたちのシンガロングが大ボリュームで響き、それが彼女の背中を押して気合がさらに溢れる。表情もまさにジャングルポケットそのままの格好良さで、膝をついて気持ちを込めていけば、最後はジャンプしてこれでもかと気合の声を響かせていた。
会場にテイエムオペラオー(CV.徳井青空)のセリフが響き渡り、それを受けて披露されたのは劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」挿入歌である「Beyond the Finale」だ。原曲はジャングルポケットがソロ歌唱をしているのだが、それを和多田さん、中村さん、藤本さん、松田さんの4人で披露。モチーフとなった競走馬が出走して雌雄を決した2001年のジャパンカップ(同レースはテイエムオペラオーも出走)を思い起こさせるメンバー、劇中で楽曲が流れるシーン……そういった背景が頭によぎり、胸を熱くさせる。4人は拳を握りしめて気持ちを込めると、間奏には藤本さんと中村さんがセンターでギュッと抱き合う場面もあり、強い想いをのせて高らかに歌い上げていった。
胸熱の繋がりは続き、今度は芹澤さん、石原さん、松田さんによる「ENDLESS DREAM!!」へ。王者の風格漂う3人は、モチーフの競走馬がともにドバイの重賞を制しており、そのメンバーがこの曲を歌い上げるのは感慨深い。普段の格好良さとはまた違う爽やかなハーモニーやそれぞれのセリフも魅力的で、みんなの心がひとつになっていた。
さらに、美しいギターの音色から、こちらもモチーフの競走馬が同時代を競い合った繋がりのある矢野さんと秋奈さんが「Never Looking Back」を披露。スタンドマイクを使い、ウマ娘ダンサーズとともに気合の入ったパフォーマンスをみせ、何人ものウマ娘が歌い継いできた楽曲に新たな色を添えていた。
そして、このブロックラストに最大のサプライズが!
荘厳なメロディにのせ、スクリーンのアドマイヤグルーヴからドゥラメンテへと光が伸びる。その光が2人の間へと伸び……そこに映し出されたのは、新たなウマ娘の名前。
タイトルホルダー

新たなウマ娘の発表に、会場は大歓声に包まれる。モチーフの競走馬の血統をみてもらえばわかるが、タイトルホルダーの父親がドゥラメンテであり、その母親(タイトルホルダーの祖母)がアドマイヤグルーヴ。
想いを継ぐ者達の素敵な演出で、どよめきと興奮が収まらない中、アドマイヤグルーヴ役の鈴木日菜さんとドゥラメンテ役の秋奈さんが「Everlasting BEATS」を歌い始める。育成シナリオ「グランドマスターズ -継ぐ者達へ-」の楽曲を、まさに想いを継承するように歌うと、スクリーンには先ほどと同様の演出が。登場したのは……タイトルホルダー役の華成さん。

新たなウマ娘が発表されただけでなく、演じるキャストもシークレットゲストとして登場し一緒に歌う。この粋な演出に、会場はまさに割れんばかりの歓声が沸き起こる。この初出走で緊張していたとは思うが、センターに立って歌う華成さんは堂々としており、素敵な歌声を響かせていく。ソロパートを3人が繋いでいくところや、アウトロで華成さんが左右を向いて鈴木日菜さんと秋奈さんが優しく頷くシーンも素敵だった。
MCで改めて新たなウマ娘を紹介し、挨拶をする華成さん。直前まで大緊張だったと話す彼女は、イヤモニを外してトレーナーたちが名前を呼ぶ声を全身で浴びて笑顔を浮かべると、タイトルホルダーの今後の活躍が楽しみだと嬉しそうに話していた。
そして、仲良くステージを後にした3人に代わり、芹澤さん、和多田さん、藤本さん、藤野さん、菊池さんが披露した楽曲を振り返り、DAY2もいよいよラストスパートへ。「後半も最強にぶちかましていくぜ!」と藤本さんが叫び、トレーナーたちの声を求めると、ステージ逆サイドでは芹澤さんが同じように声を求め、どんどん煽っていく。最後は芹澤さんと和多田さんによる、演じるウマ娘さながらのやり取りがあり、和多田さんの呼びかけでこの日一番の声からラストスパートに突入した。
ここで登場したのは、「7th EVENT」東京公演で初出走となった7人(海弓さん、近貞さん、千賀さん、髙橋さん、嶋野さん、菊池さん、海野さん)。公演に向けて集まってレッスンをし、切磋琢磨して絆を深めてきた彼女たちが「VOLTAGE」(ゲーム「ウマ娘」5周年記念楽曲)を熱唱する。7人が演じるウマ娘はいずれも5周年で発表されただけに、勢揃いしてこの曲を歌うのは目頭が熱くなるもの。両日を通してステージを経験し緊張もだいぶほぐれてきたのか、センターの海弓さんを中心とした気合の歌声はさらに力強さを増し、それぞれの味が発揮され、気持ちも溢れていく。海弓さんのセリフと煽りでさらにボルテージをあげると、すべてを出し切るかのように気合の歌声を響かせていた。

そのまま千賀さんと髙橋さんがステージに残り、披露したのは「AmpReFire」。2人が演じるのは、同じ年に産まれクラシック路線で競い合った競走馬をモチーフとしたウマ娘だけに、初出走ながら並び立って熱唱する姿は胸を熱くさせる。炎や火花が吹き上がる中、格好いい歌声を響かせる2人のパフォーマンスは初出走とは思えない迫力で、千賀さんの楽しそうな表情や、髙橋さんの怖いぐらいの目線の鋭さなど気持ちが伝わってくる。千賀さんが声を聞かせてくれと呼びかけると、ものすごい歓声が会場を揺らしていた。
そして、美しいピアノのイントロから「Special Record!」を鈴木絵理さん、芹澤さん、日比さん、千賀さんが披露。この4人が演じるウマ娘も、モチーフの競走馬が同じレース(2014年ジャパンカップ)で競い合った関係にあり、ゲーム「ウマ娘」ではジャパンカップのウイニングライブとしても使われるこの曲を、想いを込めて歌い上げる。3曲連続でステージに立った千賀さんも先ほどとは違った表情を浮かべ、4人とも希望を繋いでいくような歌声を響かせていった。
さらに、8人のウマ娘たちの映像が流れ「NEXT FRONTIER」を披露したのは、藤野さん、鈴木絵理さん、和泉さん、吉岡さん、関根さん、嶋野さん、菊池さん、海野さん。グランプリの頂点を目指すべく、歌声を響かせていく。生のステージならではの歌声は気持ちが前面に出ていて、凛々しい表情で熱いパフォーマンスをみせてくれた。
そのまま暗転したステージのセンターに残ったのは嶋野さん。スポットライトに照らされ、アカペラでソロ曲「希望よ永遠に」を歌い出す。澄んだ歌声を響かせる嶋野さんは、見惚れてしまうほどの美しさで、綺麗な高音が会場いっぱいに広がっていく。2番になるとリフターでオーロラのような光をバックに上昇していき、胸に手を当ててさらに想いを込め、一瞬の静寂からラスサビは光り輝く大感動のステージに。浮かべた優しい笑顔も素敵で、曲後は温かな拍手に包まれていた。両日出走の2日目とはいえ、初出走でのソロ曲は緊張が半端なかったと思うが、それを感じさせない見事なパフォーマンスはこれからがさらに楽しみになるものだった。

「目撃してよ、君が」
そうトレーナーたちに伝え、続いては海弓さんが「UNLIMITED IMPACT」を披露。初出走ながらキービジュアルに選ばれ、重責を担っていた海弓さんだが、歌唱力や表情を含めたパフォーマンスは抜群で、その目線も言葉を発していると思えるほどの力強さ。曲の後半はさらに酔いしれるような圧巻のパフォーマンスをみせると、「もっと行けるでしょ!東京!!」と煽り、魂の声を突き上げていた。
MCで明かしていたが、「UNLIMITED IMPACT」は海弓さんがオーディションで歌った楽曲で、このステージに立つ彼女の原点のひとつでもあるという。DAY1出走後のインタビューでも海弓さんは気持ちが溢れていたが、作品やフォーエバーヤングに対する想いは、その歌声や立ち居振る舞いからも強く感じられるもの。歌い終わった後には、トレーナーたちにこの曲を歌えた喜びや、これまでウマ娘を愛してくれたことへの感謝、そして「これからも変わらず、ずっとずっとウマ娘を愛してください」との気持ちを伝えていた。
あなたとともに、また新たなステージへ! そう言ってDAY2本編のラストは、ゲスト出走の2人以外のメンバーによる「U.M.A. NEW WORLD!!」。みんなの表情は輝き、手を振ったりピースしたり、みんなで楽しく盛り上がって本編を締めくくった。



ウイニングライブ(アンコール)を待つ間には、5.5周年記念楽曲の制作をSPYAIRが担当するという驚きの発表もあり、そのウイニングライブでは「7th EVENT」テーマソング「You! Aim! A!!」を芹澤さんも加わって披露。ステージ上でカメラにひとりずつアピールする場面では、個性豊かなしぐさや表情に歓声が起こりつつ、熱いサウンドにのせて格好良く歌い上げた。
曲後にはDAY2のステージを繰り広げたメンバーを代表して、初出走メンバーを中心に関根さん、海野さん、千賀さん、和泉さん、芹澤さん、華成さん、髙橋さん、嶋野さんが挨拶。初出走で楽しみにしていたことや、ウマ娘になれた喜び、ここに向けて青春のようにレッスンしてきたこと、今後への意気込み、トレーナーへの感謝をそれぞれの言葉で述べていく。
その気持ちをすべて込めて、オーラスはもちろん「うまぴょい伝説」。シークレットゲストの華成さんも含めた出走者全員で歌い、トレーナーたちと一緒に楽しんでいく。2日間を通してみんなを引っ張ってくれた海弓さんは、ウイニングライブの2曲ではフォーエバーヤングのトレードマークであるサングラスを外しており、晴れやかな表情が印象的。ほかのメンバーもお互いに抱き合ったり、トロッコに乗ってみんなに手を振ったりしながら、この瞬間を最後まで味わっていた。最後はステージ後方に全員が並び、みんなで感謝の気持ちで礼をして2日間に渡るステージはゴールインとなった。
そして、興奮冷めやらぬ会場に「トレーナーの皆さんにご案内です」として発表されたのは、ワールドツアーの開催地。ここからは日本を飛び出し、次のステージであるロサンゼルスを皮切りに世界を巡る。ゲーム「ウマ娘」が海外で大ヒットしたニュースは記憶に新しいところだが、世界に駆け出すウマ娘たちのパフォーマンスや活躍が楽しみでならない。

「ウマ娘 プリティーダービー 7th EVENT WORLD TOUR『THE STAGE』in TOKYO」DAY2セットリスト
OPENING
M01. UMA IN TOKYO/上田瞳(ゴールドシップ役)、橋本ちなみ(ファインモーション役)、藤野彩水(エイシンフラッシュ役)、鈴木絵理(トーセンジョーダン役)、下地紫野(ナカヤマフェスタ役)、和多田美咲(メイショウドトウ役)、矢野妃菜喜(キタサンブラック役)、中村カンナ(ナリタトップロード役)、藤本侑里(ジャングルポケット役)、秋奈(ドゥラメンテ役)、和泉風花(ブエナビスタ役)、鈴木日菜(アドマイヤグルーヴ役)、吉岡茉祐(ドリームジャーニー役)、望月ゆみこ(カルストンライトオ役)、日比優理香(フェノーメノ役)、石原夏織(アーモンドアイ役)、松田颯水(ステイゴールド役)、関根瞳(レッドディザイア役)、海弓シュリ(フォーエバーヤング役)、近貞月乃(マルシュロレーヌ役)、千賀光莉(エピファネイア役)、髙橋美空(ロゴタイプ役)、嶋野花(ヴィクトワールピサ役)、菊池ゆりな(ローズキングダム役)、海野水玉(ルーラーシップ役)
M02. トレセン音頭/上田瞳(ゴールドシップ役)、下地紫野(ナカヤマフェスタ役)、和多田美咲(メイショウドトウ役)、矢野妃菜喜(キタサンブラック役)、中村カンナ(ナリタトップロード役)、吉岡茉祐(ドリームジャーニー役)、望月ゆみこ(カルストンライトオ役)、髙橋美空(ロゴタイプ役)
M03. めにしゅき♡ラッシュっしゅ!/橋本ちなみ(ファインモーション役)、和泉風花(ブエナビスタ役)、芹澤優(ジェンティルドンナ役)、鈴木日菜(アドマイヤグルーヴ役)、石原夏織(アーモンドアイ役)、関根瞳(レッドディザイア役)
M04. 恋する世界/橋本ちなみ(ファインモーション役)
M05. ゆーてネタだかんね♡/鈴木絵理(トーセンジョーダン役)
M06. UMA Summer/藤本侑里(ジャングルポケット役)、秋奈(ドゥラメンテ役)、望月ゆみこ(カルストンライトオ役)、関根瞳(レッドディザイア役)
M07. トレセンラーメン列伝/橋本ちなみ(ファインモーション役)、和多田美咲(メイショウドトウ役)、矢野妃菜喜(キタサンブラック役)、中村カンナ(ナリタトップロード役)、和泉風花(ブエナビスタ役)、鈴木日菜(アドマイヤグルーヴ役)、望月ゆみこ(カルストンライトオ役)
M08. Gold-Triumph/上田瞳(ゴールドシップ役)、下地紫野(ナカヤマフェスタ役)、吉岡茉祐(ドリームジャーニー役)、日比優理香(フェノーメノ役)、松田颯水(ステイゴールド役)、近貞月乃(マルシュロレーヌ役)
M09. BoC-izm (GOLD Remix)/上田瞳(ゴールドシップ役)、下地紫野(ナカヤマフェスタ役)、日比優理香(フェノーメノ役)、近貞月乃(マルシュロレーヌ役)
M10. Gold-Recollection/松田颯水(ステイゴールド役)
M11. Legend-Changer/石原夏織(アーモンドアイ役)、海弓シュリ(フォーエバーヤング役)
M12. winning the soul/藤野彩水(エイシンフラッシュ役)、嶋野花(ヴィクトワールピサ役)、菊池ゆりな(ローズキングダム役)、海野水玉(ルーラーシップ役)
M13. 最強ROARING/藤本侑里(ジャングルポケット役)
M14. Beyond the Finale/和多田美咲(メイショウドトウ役)、中村カンナ(ナリタトップロード役)、藤本侑里(ジャングルポケット役)、松田颯水(ステイゴールド役)
M15. ENDLESS DREAM!!/芹澤優(ジェンティルドンナ役)、石原夏織(アーモンドアイ役)、松田颯水(ステイゴールド役)
M16. Never Looking Back/矢野妃菜喜(キタサンブラック役)、秋奈(ドゥラメンテ役)
M17. Everlasting BEATS/秋奈(ドゥラメンテ役)、鈴木日菜(アドマイヤグルーヴ役)、華成結(タイトルホルダー役)
M18. VOLTAGE/海弓シュリ(フォーエバーヤング役)、近貞月乃(マルシュロレーヌ役)、千賀光莉(エピファネイア役)、髙橋美空(ロゴタイプ役)、嶋野花(ヴィクトワールピサ役)、菊池ゆりな(ローズキングダム役)、海野水玉(ルーラーシップ役)
M19. AmpReFire/千賀光莉(エピファネイア役)、髙橋美空(ロゴタイプ役)
M20. Special Record!/鈴木絵理(トーセンジョーダン役)、芹澤優(ジェンティルドンナ役)、日比優理香(フェノーメノ役)、千賀光莉(エピファネイア役)
M21. NEXT FRONTIER/藤野彩水(エイシンフラッシュ役)、鈴木絵理(トーセンジョーダン役)、和泉風花(ブエナビスタ役)、吉岡茉祐(ドリームジャーニー役)、関根瞳(レッドディザイア役)、嶋野花(ヴィクトワールピサ役)、菊池ゆりな(ローズキングダム役)、海野水玉(ルーラーシップ役)
M22. 希望よ永遠に/嶋野花(ヴィクトワールピサ役)
M23. UNLIMITED IMPACT/海弓シュリ(フォーエバーヤング役)
M24. U.M.A. NEW WORLD!!/上田瞳(ゴールドシップ役)、橋本ちなみ(ファインモーション役)、藤野彩水(エイシンフラッシュ役)、鈴木絵理(トーセンジョーダン役)、下地紫野(ナカヤマフェスタ役)、和多田美咲(メイショウドトウ役)、矢野妃菜喜(キタサンブラック役)、中村カンナ(ナリタトップロード役)、藤本侑里(ジャングルポケット役)、秋奈(ドゥラメンテ役)、和泉風花(ブエナビスタ役)、鈴木日菜(アドマイヤグルーヴ役)、吉岡茉祐(ドリームジャーニー役)、望月ゆみこ(カルストンライトオ役)、日比優理香(フェノーメノ役)、石原夏織(アーモンドアイ役)、松田颯水(ステイゴールド役)、関根瞳(レッドディザイア役)、海弓シュリ(フォーエバーヤング役)、近貞月乃(マルシュロレーヌ役)、千賀光莉(エピファネイア役)、髙橋美空(ロゴタイプ役)、嶋野花(ヴィクトワールピサ役)、菊池ゆりな(ローズキングダム役)、海野水玉(ルーラーシップ役)
<ENCORE>
M25. You! Aim! A!!/上田瞳(ゴールドシップ役)、橋本ちなみ(ファインモーション役)、藤野彩水(エイシンフラッシュ役)、鈴木絵理(トーセンジョーダン役)、下地紫野(ナカヤマフェスタ役)、和多田美咲(メイショウドトウ役)、矢野妃菜喜(キタサンブラック役)、中村カンナ(ナリタトップロード役)、藤本侑里(ジャングルポケット役)、秋奈(ドゥラメンテ役)、和泉風花(ブエナビスタ役)、芹澤優(ジェンティルドンナ役)、鈴木日菜(アドマイヤグルーヴ役)、吉岡茉祐(ドリームジャーニー役)、望月ゆみこ(カルストンライトオ役)、日比優理香(フェノーメノ役)、石原夏織(アーモンドアイ役)、松田颯水(ステイゴールド役)、関根瞳(レッドディザイア役)、海弓シュリ(フォーエバーヤング役)、近貞月乃(マルシュロレーヌ役)、千賀光莉(エピファネイア役)、髙橋美空(ロゴタイプ役)、嶋野花(ヴィクトワールピサ役)、菊池ゆりな(ローズキングダム役)、海野水玉(ルーラーシップ役)
M26. うまぴょい伝説/上田瞳(ゴールドシップ役)、橋本ちなみ(ファインモーション役)、藤野彩水(エイシンフラッシュ役)、鈴木絵理(トーセンジョーダン役)、下地紫野(ナカヤマフェスタ役)、和多田美咲(メイショウドトウ役)、矢野妃菜喜(キタサンブラック役)、中村カンナ(ナリタトップロード役)、藤本侑里(ジャングルポケット役)、秋奈(ドゥラメンテ役)、和泉風花(ブエナビスタ役)、芹澤優(ジェンティルドンナ役)、鈴木日菜(アドマイヤグルーヴ役)、吉岡茉祐(ドリームジャーニー役)、望月ゆみこ(カルストンライトオ役)、日比優理香(フェノーメノ役)、石原夏織(アーモンドアイ役)、松田颯水(ステイゴールド役)、関根瞳(レッドディザイア役)、海弓シュリ(フォーエバーヤング役)、近貞月乃(マルシュロレーヌ役)、千賀光莉(エピファネイア役)、髙橋美空(ロゴタイプ役)、嶋野花(ヴィクトワールピサ役)、菊池ゆりな(ローズキングダム役)、海野水玉(ルーラーシップ役)、華成結(タイトルホルダー役)
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