「アストラエ・オラティオ」CBTプレイレポート:東京を舞台にした懐かしくも新しい世界観が良すぎる!魅力的なストーリーや奥深さと爽快感を両立したバトルを体験

プレイレビュー
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NCがパブリッシングを行い、Dynamis Oneが開発中のiOS/Android向けタイトル「アストラエ・オラティオ」。本記事では、10月2日から6日にかけて開催されたクローズドβテストのプレイレポートをお届けする。

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本作は東京ゲームショウ2026への試遊出展でゲームプレイ内容が公開され、ストーリーの導入部分や、バトルなどを披露していた。

今回のクローズドβテストでは、試遊では体験できなかったストーリー部分をはじめ、全18キャラクターを使ったバトルや、初公開となるコンテンツの数々を体験することができた。

なお、本記事の画像については、クローズドβテストのプレイ画面をキャプチャーしたものを使用している。

'89年の東京で描かれる公務員と魔法使いの物語

「アストラエ・オラティオ」は、'89年の東京を舞台にした新伝奇RPG。“魔法”と“行政”をテーマに、決闘裁判と呼ばれる独自のバトルを繰り広げながら、魔法使いたちを巡る物語が展開されていく。

CBTでは、導入部からプロローグ全編に加え、港区編・1章と新宿編・1章までプレイすることができた。ここからはストーリーを軽く紹介していくが、一部ネタバレを含むため、避けたい人は次の項目まで飛ばすことを推奨する。

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主人公はごく普通の公務員だったが、ある日突然謎の人物から呼び出しを受ける。そこで出会ったのが、魔法使いたちを管理する行政機関「特区庁」の長官・平和岸灯愛だった。

ところが長官は、裏内閣によって特区庁ごと排除されようとしていた。主人公は成り行きから事件に巻き込まれ、魔法使いたちの存在や、自分が暮らしていた東京とは異なる“もうひとつの東京”の姿を知ることになる。

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そして一連の騒動を経て、主人公は長官から「働け、主任。」と言い渡され、特区庁で働くことに。

ここから、主任と東京各地に暮らす魔法使いたちとの物語が始まっていく。

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プロローグ後は、章仕立てのストーリー2種を体験することができた。

物語は、突然特区庁を管轄する立場になった主任の目線から進んでいく。プレイヤーも主任と同じタイミングで、この世界の仕組みや魔法使いたちについて知っていくため、ストーリーを追いながら自然と世界観を理解できる作りになっている。

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最初に描かれるのは、港区の魔法使い「港区少女たちのまほ活」のメンバーである、えりん、アンナ、璃々愛たちのエピソードだ。

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魔法使いとしての自覚がないえりんと、魔法使いの転校生であるアンナ、璃々愛たちの出会いを中心に物語が展開する。

この世界では魔法使いの存在は公になっておらず、それぞれが日常生活に溶け込みながら、各エリアごとに領地を持っている。こうした世界の設定についても、このエピソードを通して少しずつ明らかになっていく。

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ひょんなことからえりんたちと関わるようになった主任は、やがて学校の屋上に隠された領地の存在を知ることに。さらに、長官が残した隠しオフィスまで発見することになる……という流れだ。

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ちなみに、本作の一番最初の導入部では、えりんたちのバトルが描かれている。そこで主任はなぜか猫の姿になっているのだが、なぜそんな状況になったのかも、このエピソードを通して知ることができる。

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本作のメインキャラクターであるえりんは、純粋な心を持った少女。1章のプロローグで語られるセリフにも、どこかグッとくるものがあった。

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一方で、なによりもユニークな一面を見せてくれたのが璃々愛だ。キャラクター紹介の記載からは想像もできなかった変人ぶりを本エピソードでもいかんなく発揮しており、かなり強烈なキャラクターに仕上がっている。ぜひ実際にプレイするまで、その姿を楽しみにしていてほしい。

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続いてプレイできた新宿編・第1章では、新宿区に領地を持つ魔法使い「アキナ怪談研究所」のメンバーたちが登場する。ここでは、ありとあらゆる怪談事件を調査・解決していく明菜・はる・真衣の活躍が描かれる。

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物語は、魔法使いが起こしたとされる集団幻覚事件を追うサスペンス風の展開。途中では、文京区の魔法使い「文京の薔薇」も登場する。

そして、このストーリーがかなり気になるところで終わってしまう。CBTでは超絶いいところで終了してしまったため、リリースされたら一刻も早く続きを読みたくて仕方ない。

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また、メインストーリー以外にも、ミニストーリーが2種用意されている。1つは「アキナ怪談研究所」のメンバー紹介動画という体のエピソード。そしてもう1つは、ユルコ・トリオたちとの出会いを描くエピソードだ。

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特にユルコ・トリオのメンバーたちは、なにかと主任を騙そうとしては思いっきり空振りするという、おバカっぷりが魅力的なキャラクターたち。

トリオをトリケラトプスと言い間違えたり、恥ずかしいセリフで主任を誘惑しようとして失敗したりと、とにかくやることなすことがズレている。本作における愛すべき三馬鹿といっても過言ではないだろう。

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CBTで体験できたストーリーを最後までプレイした後は、気がつけば本作の世界観にすっかり引き込まれていた。我々にも馴染み深い“東京”を舞台に、個性豊かな魔法使いたちの物語を描く。現実から地続きに存在するファンタジーという舞台設定が個人的にはかなり刺さった。

'89年という少しレトロな世界観に加えて、どこか懐かしさを感じるキャラクターのデザインや表情も印象的。懐かしくもあり、新しくもある。そんなノスタルジーを感じさせる世界観こそ、本作の大きな魅力だろう。

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行動を予測して動く奥深さとテンポ感の良い戦闘

ここからは、本作のメインコンテンツの1つであるバトルを紹介していこう。ストーリー中はもちろん、各シナリオパックにもクエストが用意されており、ここでバトルを楽しむことができる。

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最大4人のパーティを編成して戦うターン制RPGのような仕組みだが、各ラウンドで次々と行動を選択していくため、非常にスピード感のあるバトルが展開する。

行動は、主に通常スキル・戦闘スキル・アルティメットスキルの3種類。それぞれのアクションにはAPが必要となり、ラウンド中はAPを使い切るまで行動できる。

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画面上部には敵の行動予測が表示されるため、基本的には相手が何をしてくるのかを確認し、それに合わせてこちらの行動を選択していく。

白色で表示される敵の通常行動は、いずれかのスキルを使用することで判定に勝利し、そのまま攻撃につなげられる。

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黄色で表示されるのは敵の先制攻撃。カウンタースキルを使用した後、タイミングよくボタンを押すことで反撃できる。

ただし、タイミングをミスするとダメージを受けてしまううえ、敵によってタイミングが異なるため、相手の動きをしっかり見極める必要がある。

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紫色で表示される特殊行動には、味方を切り替える際に発動するタグスペシャルスキルで対処可能。このスキルを使って判定に勝利することができる。

ただし、タグスペシャルスキルは一部のキャラクターしか使用できない。そのため、どのキャラクターを編成するかも重要になってくる。

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赤色で表示される阻止不能行動は、その名の通り、どんなスキルを使っても判定に勝利できない確定攻撃だ。

この場合は、ダメージ耐性を持つ魔法使いに切り替えるか、タグディフェンススキルを発動することでダメージを抑えることができる。

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さらに、敵に一定以上のダメージを与えるとブレイク状態となり、追加で攻撃を加えられるようになる。効率よくダメージを稼ぐための重要な要素なので、バトルでは積極的に狙っていきたい。

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必殺技のようなアルティメットスキルに加えて、本作には「領地宣言」という独自の要素も存在する。

領地宣言スキルを発動すると、すべてのスキルのクールダウンがリセットされるうえ、戦闘を有利に進められるバフも付与される。

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さらに、本作には属性やキャラクターごとの役割といった要素も用意されている。役割は、ダメージを稼ぐことを得意とするアタッカーや、味方の防御に特化したディフェンダーなど全6種類。その中には、領地宣言を得意とするアンカーも存在する。

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こうした要素を踏まえ、本作のバトルでは敵の行動を把握したうえで、こちらがどのスキルを使うのかを判断していくことになる。

なかでも厄介なのが、阻止不能行動だ。一撃のダメージ量がかなり重く、レベルを上げていても致命傷になりかねない。そのため、阻止不能行動が来るまでに敵を倒し切るのか、それとも倒し切れない場合は誰に攻撃を受けさせるのか。状況に応じた判断が求められる。

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さらに、スキルにはそれぞれクールダウンが存在するため、ディフェンススキルを連発して安全に戦うこともできない。「次の攻撃には誰を出すか」「今ここでスキルを使っていいのか」といった判断を常に迫られるため、シンプルな仕組みに見えて、実際に遊んでみるとかなり奥深い。

特に高難易度になると、一筋縄ではいかないバトルが味わえる。適当にスキルを使用しているだけでは相手を倒せず、阻止不能行動の連発で味方が全滅してしまうことも多かった。

敵の行動を先読みし、スキルの発動タイミングやキャラクターの切り替えを考えながら、どうやって突破するかを試行錯誤する。この部分こそ、本作のバトルの奥深さだろう。

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ターン制でありながらリアルタイムのようなスピード感もある。その中間に位置するようなゲーム性で、戦略性と爽快感の両方を味わえるのが本作の戦闘の魅力だ。

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なお、キャラクターの強化は、レベル・アーティファクト・スキル・クレイス・魔力ノードといった項目ごとに行える。

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ガチャには、キャラクターのピックアップガチャや恒常ガチャ、さらに全体の能力を強化するビネットのガチャなどが用意されている。

キャラクターのガチャでは、本作における装備枠となるアーティファクトが中心に排出され、運が良ければSRキャラやSSRキャラも登場する仕組みとなっているようだ。

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ちなみに筆者はCBT期間中に、SSRの瑠奈と香音を引き当てることができた。

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チュートリアルでは、CBTに登場する全18キャラクターを実際に使用することができた。各キャラクターの詳細については動画で解説しているので、ぜひチェックしてみてほしい。

交流コンテンツや高難易度バトルも

最後に、ストーリーとバトル以外の要素も軽く紹介しよう。

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「出勤」と呼ばれるコンテンツでは、デイリーミッションの確認や、当直を担当する魔法使いの選択が行える。

このほかにも、アイテムを購入できるショップや、強化素材を入手できる「シミュレーションルーム」などが用意されている。

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「自由時間」では、キャラクターとの交流を通して絆を深めることができる。軽いエピソードを楽しみながら、キャラクターの日常や意外な一面を知ることができるコンテンツだ。なお、昼と夜で登場するキャラクターやエピソードも異なる。

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CBTで初公開となった「スコアトライアル」は、強敵との戦いに挑戦する高難易度コンテンツ。

複数の段階に分かれたボスを撃破し、獲得したスコアに応じて報酬を手に入れることができる。

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懐かしくも新しい、もう1つの東京

今回のCBTをプレイして、まず強く印象に残ったのが、懐かしくも新しい、東京を舞台にしたエモい世界観だ。

'89年という少しレトロな東京を舞台に、魔法使いたちが日常に溶け込みながら暮らしている。誰もが知っている東京なのに、どこか知らない場所を歩いているような感覚があり、この独特な世界観にはかなり惹き込まれた。

さらに、世界観を彩る音楽も魅力的。シティポップやシンセウェーブを思わせる楽曲もあり、とにかくその手の雰囲気が好きなら絶対にハマると思う。

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バトルも、手軽に遊べる一方で、しっかりと奥深さがある。特に難易度を上げたクエストでは、適当にスキルを使っているだけでは勝つことができず、「次はどう動けばいいのか」と試行錯誤しながら挑戦することになった。どうやってクリアするかを考えながら何度も挑戦したのも、今回のCBTで印象に残っている部分だ。

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そして、なにより気になるのがキャラクターとストーリー。今回プレイできた範囲だけでも、えりんや璃々愛、アキナ怪談研究所、ユルコ・トリオなど、かなり濃い魔法使いたちが登場した。それぞれキャラクターの個性が強く、ストーリーを読み進めるほど「この先どうなるんだ?」という気持ちにさせられる。

CBTではかなりいいところで終わってしまったこともあり、続きが気になって仕方がない。そして、これからどんな魔法使いたちが登場するのかも非常に楽しみだ。

懐かしいのに新しい。馴染み深い東京なのに、どこか知らない世界に感じられる。「アストラエ・オラティオ」は、そんな独特の世界観に加えて、個性豊かなキャラクターと奥深いバトルを楽しめる作品になっていた。正式リリース後、この世界がどのように広がっていくのか、そんな想像が膨らむCBTとなっていた。

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※画面は開発中のものです。

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