猫猫毛工坊Nekonokeは、PC(Steam)向け都市ファンタジー・ビジュアルノベルゲーム「Sign: 砕冠編」の配信を本日10月26日に開始した。価格は1,500円(税込)。
「Sign: 砕冠編」は。少女たちの学校生活と異世界の魔女の冒険が交差する物語を描くという「Sign」シリーズの第1作となる中国発のビジュアルノベルゲームだ。場面に応じて変化する演出、少女同士の交流を描くCGなど、日本のビジュアルノベルのように色彩豊かに描かれる作品となっている。「fault」シリーズにインスパイアされた作品になるとのことだ。

音楽には、茶太さん、片霧烈火さん、はなさんが参加し、物語のために書き下ろされた2曲の主題歌が届けられるほか、柳知萧さん、周一晴らによる中国語フルボイスで彩られる。
WindowsとmacOSに対応しており、コントローラー操作もサポート。発売から2週間は20%OFFの1,200円で購入可能だ。
以下、発表情報をもとに掲載しています
女子高生と異世界の魔女が出会う girl meets girl
初夏のある夜、退屈を嫌う女子高生・天琴(ライラ)は、異世界から漂着した魔女シノスと出会う。力を失い、記憶も曖昧なシノスは、失った力を取り戻すため、しばらくの間、天琴(ライラ)に身を寄せることになる。
時を同じくして、龍華市の中央公園には一夜にして巨大な樹が出現。学校での何気ない会話や友人との時間に、魔女と異世界の秘密が少しずつ重なっていく。少女たちの慣れ親しんだ日常は、思いがけない一面を見せ始める。
本作が描くのは、魔法を知る異世界の住人が現代都市へやって来る「逆異世界転移」の物語。異なる世界の常識がぶつかり合うことで軽妙なやり取りが生まれ、何気ない日常が、魔女と異世界を知る入り口にもなる。学校生活とファンタジーの謎が絡み合い、物語はより広い舞台へと進んでいく。
冒険とともに描かれるのが、少女たちの関係だ。友人同士の冗談や寄り添う時間、簡単には口にできない思い。それぞれの願いや葛藤、成長を追うなかで、相次ぐ異変は普段のやり取りにも新たな意味を与えていく。謎の行方を追いながら、彼女たちの心にも少しずつ近づいていける。
それぞれの秘密を抱える少女たち
退屈が嫌いな女子高生と、一刻も早く力を取り戻したい魔女。そして、ようやく穏やかな日常を手にした親友。個性の異なる少女たちの掛け合いに加え、それぞれが胸に秘めた過去が、関係に繊細な陰影を添えている。
シノス 中国語CV:柳知萧(「原神」「鳴潮」「アークナイツ」など)
異世界から来た魔女。力を失い、記憶も曖昧なまま、この世界で窮地に陥る。マナが存在しないため、体内に蓄えた魔力で簡単な魔法を使うことしかできない。

天琴(ライラ) 中国語CV:周一晴(「パニシング:グレイレイヴン」など)
自由奔放で、少し反抗的な女子高生。退屈や変わらない日常を嫌う彼女の前に、魔女シノスが現れる。常人離れした身体能力は、胸に秘めたもうひとつの秘密。

陽汐(ヒナタ) 中国語CV:童霈
天琴(ライラ)の親友。決して幸福とはいえない過去を経て、ようやく手にした穏やかな日常を大切にしている。だが、異変が相次ぐなか、彼女もまた嵐の渦中へと巻き込まれていく。

完成度の高いUIとビジュアルデザイン
ビジュアルノベルを選ぶとき、まずキャラクターの立ち絵に目が向くことは多い。けれど実際に読み進めていくと、インターフェースのデザインも作品全体の印象を左右する。演出のテンポ、画面のレイアウト、書体や色の組み合わせ。それらが作品の雰囲気と自然に溶け合っているかどうかも、読み心地を支える要素だ。
「Sign: 砕冠編」は、その点でも丁寧に作り込まれている。ビジュアルには明確な個性がありながら、UIが前に出すぎることなく、立ち絵、文章、画面構成をひとつの表現としてまとめている。

会話画面から各種メニューまで、統一された視覚表現が貫かれている。装飾の複雑さを追うよりも、キャラクターと物語を見せることを大切にした、まとまりのあるデザインだ。

長い時間をかけて読み進めるビジュアルノベルだからこそ、こうした細部の積み重ねが、物語に集中できる快適なプレイにつながっている。
画面もまた物語を語る
画面演出も「Sign: 砕冠編」の見どころだ。通常のADV形式の会話に加え、文章を画面全体に配した場面、絵本風の描写、モノクロの構図などを、物語に合わせて使い分ける。人物や文章の配置、カメラの距離も変化し、軽やかな学校生活、内面を見つめる独白、緊迫した異変に、それぞれのリズムを与えている。
文章、映像、音声の連携は、個々の場面にも表れている。立ち絵の表情や出入り、カメラの距離、場面転換や間の取り方が、プレイヤーの視線を導く。会話シーンでは近景と遠景、立ち絵の移動で感情をつなぎ、CGでは人物、背景、光の表現が一緒になって場面を描く。文章を読んでいる間も、画面は物語を伝え続ける。


こうした変化を結びつけているのが、統一感のあるデザインだ。画面の中心はあくまでキャラクターと文章。模様や書体、色使いにも作品らしさを持たせることで、場面ごとの変化と全体のまとまりを両立している。
差分を除いて30点を超えるCGイラストを収録
CGイラストにも本作の魅力が詰まっている。公開されている初夏の出会い、魔法の披露、森での休息からは、少女と魔女がともに過ごすさまざまな表情がうかがえる。夜の出会い、初めて魔法を目にした驚き、陽光の下でのくつろぎ。人物の表情、構図、光の描写が、それぞれの瞬間を印象づける。


公開されているゲーム映像では、レイヤー表現、カメラワーク、光の変化も物語に組み込まれている。近景や表情が人物の心情をつなぎ、光やエフェクトが魔法の力を描く。イラストの中の視線や動きが物語のリズムと結びつき、見せ場をより豊かに彩っていく。
中国語版で活躍する声優陣によるフルボイス
本作は中国語フルボイスに対応。シノス役の柳知萧(「原神」「鳴潮」「アークナイツ」など)、天琴(ライラ)役の周一晴(「パニシング:グレイレイヴン」など)、赵灵泽(「鳴潮」)、闲踏梧桐(「アークナイツ」「ゼンレスゾーンゼロ」)、Kiyo(「ゼンレスゾーンゼロ」「鳴潮」)らが出演する。括弧内はいずれも中国語版の出演作品。少女たちの冗談やためらい、感情の変化を、文章、声、画面が一緒になって描き出す。日本語のインターフェースとテキストで、そのやり取りを楽しめる。
「原神」「鳴潮」「アークナイツ」などの中国語版で活躍する声優も参加している。シノス役の柳知萧は、この3作品に出演するほか、「パニシング:グレイレイヴン」などでも声を担当。さまざまなゲームで培われた演技が、本作の少女たちの会話にも生かされている。
はな 茶太 片霧烈火が主題歌に参加
オープニングテーマ「Re:Collect」は、はなが作詞・歌唱、黎相君が作曲・編曲を担当する。
日本のビジュアルノベルに親しんできた人なら、はなの歌声を耳にしたこともあるだろう。「サクラノ詩」の主題歌「櫻ノ詩」や、「素晴らしき日々~不連続存在~」の主題歌「空気力学少女と少年の詩」などを歌ってきた彼女が、透明感と物語性のある歌声で、天琴(ライラ)とシノスの冒険の幕開けを彩る。
エンディングテーマ「THE RIGHT THING.」は、茶太が歌唱、片霧烈火が作詞・作曲・コーラス、Sebastian(UtAGe)が編曲を手がける。
茶太は、TVアニメ「CLANNAD」のエンディングテーマ「だんご大家族」や、「G線上の魔王」のエンディングテーマ「雪の羽時の風」などで知られる歌い手。柔らかく繊細な歌声に、思い出のあるプレイヤーやアニメファンも多いのではないだろうか。
片霧烈火は、TVアニメ「ひぐらしのなく頃に」のエンディングテーマ「why, or why not」や、「G線上の魔王」の主題歌「Answer」などを歌唱。本作では詞曲の制作とコーラスを担当し、茶太とともに物語の余韻を支えるエンディングテーマを作り上げている。
2曲の主題歌は、同日発売のサウンドトラックにフルバージョンで収録される。少女たちの物語に触れたい人にも、なじみのある歌声で新しい物語を聴いてみたい人にも、注目したい音楽となっている。


製品情報
発売日:2026年10月26日 配信 Steam(Windows / macOS)
本体価格:1,500円 発売後2週間は20%OFF 1,200円
対応テキスト:日本語・簡体字中国語・英語
音声:中国語
開発・販売:猫猫毛工坊Nekonoke コントローラー対応
Steamストアページ
https://store.steampowered.com/app/3788590/?l=japanese
公式サイトとコミュニティ
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