2026年10月31日に都立産業貿易センター浜松町館で開催されたインディーゲームイベント「東京ゲームダンジョン14」より、「Juggernaut」(ジャガーノート)のプレイレポートをお届けする。

90年代を意識したレトロFPS!
「Juggernaut」はMAGES.の少人数制開発チーム「未来ガジェット研究室」が手掛けるレトロFPSシューティング。「未来ガジェット研究室」は新技術の活用とゲーム制作の可能性を追及して挑戦的な作品を手掛ける少人数のインディーチームで、これまでゾンビ災害に特化した防災訓練シミュレーション「ZOMBIE防災訓練」と食材を積み上げてハイスコアを目指す3Dパズル「爆盛食堂」を配信してきた。
今回の「Juggernaut」は、「AIを活用し、1人でどこまでゲーム制作を完結できるか」という挑戦から生まれた作品。大規模開発の長期化によって若手クリエイターが自ら企画を動かす機会が減少するなか、プログラミングや素材制作を専門としないディレクター主導で開発されている。

FPS黎明期の描画手法を取り入れた疑似3Dエンジンの構築から工程の再定義までをほぼひとりでおこなっており、会場では担当ディレクターが本作の開発経験をもとに、これからAIを活用しゲーム開発を試みたいクリエイターに向けたHOW TO本「ジャガーノートの作り方 -How to AI coding-」が無料配布された。
「Juggernaut」自体は無料でダウンロードすることができ、ほかのユーザーの製作したMAPデータも追加することが可能。また、有料DLCである「Juggernaut Assets Maker」を購入することで自分でステージを制作したり、そのステージをほかのユーザーに共有できたりするようになる。

今回の試遊ではアイテムを探しながらステージを探索する「ストーリーモード」と画面を覆いつくすほどのゾンビの群れと戦う「The Juggernaut」、さらにゲームダンジョン限定のチュートリアルステージをプレイすることができた。

チュートリアルはゲームをプレイしながら実際にどのようなステージが作れるのか分かるような仕組みに。本作は2D描画で疑似的な3D空間を表現しており、目の錯覚を利用して空間を広く見せていたり、画面上の複数要素を動かして「ジャンプ」を表現したりしていることが分かる。また、AIで制作したゲームは処理や挙動が重くなることもあるが、本作はしっかりスムーズに動くように設計されていた。

チュートリアルでは弾も無制限だったが、ストーリーは使い捨てとなっていてステージで拾わなければいけない。そのため必要のない敵とは戦わない選択も重要となる。また、スタミナの概念もあり、食糧のアイテムを取らなければスタミナが減っていき、スタミナがゼロになると体力が減っていく。サバイバル要素の強いモードになっている。



「The Juggernaut」は最初に必要な武器やアイテムを入手した後、四方からゾンビが襲い掛かってくるモード。思わず笑ってしまうような危機的な状況での戦いを楽しめる。攻略に関しては最初が肝心で、しっかりゾンビの数を減らして立ち回れるだけの余裕を作っておくことが大事だ。


自分でステージを作れることも魅力だがゲーム自体もおもしろいのでリリースされた際にはぜひダウンロードして遊んでみて欲しい。
※画面は開発中のものです。
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