Gamerでは「シャドウバース」特集を連載中。この特集では8月15日に実装された待望の新モード「2Pick」(以下、アリーナ)において「アリーナを始めてみたいけど、どうしたらいいかわからない」「初めてみたけどなかなか勝てない」というビギナーの人を対象に、アリーナの遊び方やデッキ構築のコツを紹介します。
「アリーナ」とは?
8月15日の大型アップデートで実装された新モードです。即席でデッキを作成し、対戦を行う対戦方式となっています。
対戦は5回行うことができ、その戦績に応じて「カードパック」「ルピ」「レッドエーテル」などの報酬を獲得できます。
デッキ構築では自分が所持しているカードは使用できず、ゲーム内にてランダムに表示されるカードをその場でピックしてデッキを作成します。自分の所持カードに左右されずにデッキを構築することになるため、純粋なデッキ構築力とプレイングで勝負できるのが特徴です。
※対戦中のルールに関しては通常と同じです。
アリーナの遊び方
ここではアリーナの流れを紹介していきます。
入場料について
メニュー画面の中央に「アリーナ」という項目が追加されました。ここをタップすることでアリーナモードを遊ぶことができます。アリーナを開始するには「2Pickチケット」「150ルピ」「150クリスタル」のいずれかが必要になります。
※2Pickチケット…アリーナに入場するときに使用する専用チケットです。メインストーリーや累計BP報酬などで手に入れることができます。
クラスを選ぼう!
入場料を支払うと、使用するクラスを選択します。ここでは全てのクラスの中からランダムで3クラスが表示されます。
デッキを作ろう!
デッキ構築画面では全てのカードの中から、ランダムに選択される2枚のカード2組が表示されます。これを15回ピックしたものがアリーナで使用するデッキとなります。表示されるカードは自分の所持カードとは関係ありません。カードの効果がわからないときはカードをタップすると能力を確認することができます。
※デッキの枚数は通常の40枚と異なり、30枚となっています。
※通常同一カードはデッキに3枚までしか入れることはできませんが、アリーナに限り4枚以上入れることが可能です。
対戦をしよう!
カードのピックが終わりデッキが完成したら、いよいよ対戦です。対戦は全部で5回行うことができます。全ての対戦を連続して行う必要はなく、試合が終わる毎に中断して通常のホーム画面に戻ることもできます。
対戦が全て終了すると戦績に応じて「カードパック」「ルピ」「レッドエーテル」などの報酬を獲得できます。4勝以上することで入場料で支払った通貨以上のアイテムが貰えます。まずは4勝を目指して頑張りましょう!
※報酬内容はある程度、揺れ幅があるため毎回同じ内容とは限りません。
アリーナで戦うためのデッキ構築
アリーナと通常の対戦の違いはランダムなクラス、デッキを使う点にあります。ここではクラス選択とデッキ構築について「アリーナで戦うためのデッキ」の構築のコツを紹介していきます。
クラス選択について
アリーナではランダムなカードからデッキを構築するので、カード同士のシナジーを利用したコンセプトデッキの構築は難しくなっています。そのようなカードが多いクラスは安定感が低く、アリーナ向きではありません。
逆に単体で完結しているカードが多いクラスは、アリーナにおける安定感が高いといえるでしょう。
下記にアリーナで使いやすいクラスとおすすめのカードを紹介していくので、参考にしてください。
ロイヤル
評価:A
ロイヤルは展開力が高くアリーナでは有効なクラスです。低コスト帯のフォロワーに強力なカードが多く、序盤から有利な展開に持ち込みやすいのが特徴です。また疾走持ちのカードや味方にバフを掛けて強化するカードが多く存在するため、盤面の取り合いにおいて有利な交換ができます。
ネクロマンサー
評価:A
アリーナではフォロワー同士のトレード(戦闘)が頻繁に行われるため、ネクロマンスの発動条件をクリアし易いのがポイントです。また強力なラストワード持ちのカードが多数存在するためトレード後の盤面にフォロワーを残すことが可能な点も優秀です。
ヴァンパイア
評価:B
ヴァンパイアは豊富な除去スペルをもっており、盤面制圧において力を発揮します。スペルの一部は相手のリーダーに打つことも可能で、疾走持ちのフォロワーも多数存在するため、相手の意識の外からとどめを刺すこともできます。
ドラゴン
評価:B
ドラゴンのカードには、召喚時に相手のフォロワーにダメージを与えつつ登場できるものが多くあります。除去と召還を同時に行うことが出来るため、盤面を取ることに優れています。スタッツが高いフォロワーが多いことも魅力です。
エルフ
評価:C
エルフのカードは複数枚のカードを使用するコンボを使うことで真価を発揮するため、アリーナにおいては不向きなクラスになります。除去スペルや手札に戻すスペルをうまく使ってアドバンテージをとりながら戦いましょう。
ウィッチ
評価:C
ウィッチは豊富なスペルが売りのクラスですが、スペルウィッチのようなスペル重視の一発逆転を狙うデッキの作成は困難になるのでこの評価となります。フォロワーとスペルのバランスに注意してデッキを構築すると良いでしょう。
ビショップ
評価:C
序盤から積極的に攻めることが難しく、ペースを握られ易いため、そのまま負けてしまうことがあります。低コスト帯に守護持ちのカードを多めにピックし序盤の守りを固め、後半の大型フォロワーを繋いでいきましょう。
デッキ構築のコツ
デッキ構築はクラス選択以上に重要なファクターです。ここではデッキを作るコツを紹介していきます。
コストカーブを意識してピックする
デッキ構築画面で中央に表示されている棒グラフを見てみましょう。ここには現在自分がピックしたカードのコスト分布が棒グラフで記されています。この棒グラフの流れをコストカーブといいます。
2コスト帯のカードを一番多くピックし、そこからコストが上がる毎に枚数を減らしていくことで安定したデッキを作成することができます。緩やかな曲線を描いて下がっていくのが理想的です。
アリーナでは毎ターン、フォロワーをしっかり召還することが勝利へ繋がるため、コストカーブは常に意識しましょう。
※低コスト帯は序盤にドローできるカード枚数が少ないので、引き当てる確率を上げるために多めにピックします。逆に高コスト帯はPPがたまるまでに何度かドローを行えるため、枚数は少な目でも問題ないでしょう。
1コストフォロワーは必要?
1コストフォロワーをデッキに入れることで、最初のターンからフォロワーを展開することができます。しかし先攻の1ターン目以外に召還しても一方的に処理されてしまうことが多くあります。特殊能力が有効なカード以外は無理にピックする必要はなさそうです。
2コストフォロワーの重要性
シャドウバースのカードは2コストのカードが一番多く存在しています。つまり実際にフォロワーが展開され始めるのは2ターン目からとなるでしょう。そこでフォロワーを出せないということは大きなテンポロスを生んでしまいます。
2ターン目に確実にフォロワーを召還できるよう、多めにピックしましょう。8~10枚ピックできていれば問題ありません。
4コストフォロワーの重要性
特に後攻のときに顕著なのですが、一度盤面をとられると後手に回ってしまい、流れを変えられずに負けてしまうこともあります。そこで重要になってくるのが4ターン目に使用できる進化です。
4ターン目に4コストのフォロワーを進化させることで戦況をひっくり返しましょう。4コストフォロワーには進化時に特殊効果を発動できるカードがあり、とても強力です。
フォロワーのスタッツに注目
アリーナではフォロワー同士の盤面の取り合いが勝負を分けます。そこで標準値以上のスタッツをもつフォロワーをピックすることで、相手のフォロワーを一方的に倒せる場面が増えるはずです。各コスト帯の標準的なスタッツは以下の通りです。
- 1コスト:1/2
- 2コスト:2/2、1/3
- 3コスト:2/3、3/2
- 4コスト:3/4、4/3
- 5コスト:4/4
- 6コスト:5/5
※5コスト以降はカードの特殊能力を優先してピックした方がいいため参考までに!
カードの特殊能力で逆転を狙おう!
フォロワーには特殊能力をもっているカードが多数あります。アリーナにおいて強い効果というものは、盤面に対する影響力で決まります。疾走や、召還時に相手フォロワーにダメージを与える効果などはこちらが選択権を得るため、強い効果といえるでしょう。
逆にドロー効果を持つカードなどは盤面に対する影響力が低く、効果を持っている分スタッツが弱めに設定されているため採用に至らないケースが多いです。
アリーナのおすすめ能力
- 疾走
- 守護
- フォロワーを展開する効果
- フォロワーにダメージを与える効果
- 味方を強化する効果
まずは気軽に遊んでみよう!
いかがだったでしょうか。アリーナはカード資産の少ない方でも、常に相手と同じ土俵で実力勝負ができる場です。また勝率を稼ぐことができれば魅力的な報酬を手にすることができます。最初は2Pickチケットがプレゼントで貰えていると思いますので、この攻略を参考に気軽に遊んでみてくださいね。
第1回:エルフ編
第2回:ロイヤル編
第3回:ウィッチ編
第4回:ドラゴン編
第5回:ネクロマンサー編
第6回:ヴァンパイア編
第7回:ビショップ編