ロックスター・ゲームスは、2011年7月7日発売予定のPS3/Xbox 360用ソフト「L.A.ノワール」において、「世界の創り方」に関する情報を公開した。
1940年代のロスへようこそ。
架空の街である「ロス・サントス」、そして「リバティー・シティ」、はたまた20世紀初頭の開拓地方…ロックスター・ゲームスは、そのリサーチに驚くほどの時間・手間をかけて、没入間溢れる世界を緻密なディテールまで 創り上げようと努力しています。
今回の「L.A.ノワール」においても、同じく開発のきめ細かいリサーチに基づき、奥深く、そしてその芯が闇に隠されていた戦後のロスアンゼルスをそのまま再現し、プレイヤーが夢中になれる世界を作り上げました。
顔の表情をキャプチャーする画期的技術「MotionScan」を始め、技術の面でもリサーチの面でも時間や努力を惜しまず、今まで見たことのない、オリジナルティに溢れ、かつリアルでインタラクティブな経験を世界中のファンに楽しんで頂きたいと考えております。
フェルプスとロイ・アール刑事(風紀課の相棒)は、 伝説的ジャズクラブThe Blue Roomの前を通る。1947年のロスの中心は、ハリウッドではなくダウンタウンだったので、L.A.ノワールの広大なマップもそれを 反映しているというわけだ。
D’Assineは、お嬢様向けのファッションブランド。 当時のダウンタウンのビルや看板は広告のフォントなどの精密なディテールまで90%が再現された。
1947年のロスの上級社会
戦後の経済の好景気及びハリウッドの黄金時代の開幕に伴い、セレブカルチャーの雰囲気が1947年のロスに流れてきました。
高級車に囲まれた大邸宅では、ロスの政治 エリートが女優と付き合ったりしていました。昼にはファッションブティックで、戦争の厳しさを知らぬ美人たちが時間をつぶし、夜には高級ジャズクラブやレストランで、マフィアや政治家のパトロンから王女様のような扱いを受けるのです。お金とコネさえあればロスのハイライフを満足 するまで楽しめた時代でした。
ロスの大金持ちたちは、アメリカンドリームを実現していました。少なくても、表向きには、そのように見えたかもしれません。
権力には無慈悲がついてきます。 金には金銭欲が、そして高名には、たまに絶望がついてくるときもあります。
フェルプス刑事は、警察のバッジを得てまもなく、 L.A.の繁栄の裏の暗い部分を知ってしまいます。犯罪者が必ずしも銃を構えているとは限りません。時には、社会の頂点に昇りつめている人だからこそ、気をつけるべきだということをお忘れなく。
リサーチ:ロケーションとセットデザイン
チーム・ボンディの取材チームはロスアンゼルスに飛び、様々な歴史的名所や、60年以上を経ても残されている古きロスアンゼルスの遺産を訪ね、数え切れないほどの参考写真を撮影しました。いずれも、皆さんがロス市警のコール・フェルプスとして訪れることになる場所です。
華やかなレストランから薄汚れた裏通りのホテルに至るまで、サイモン・ウッドとチーム・ボンディのアート主任ベン・ブルーデネルは、本作の参照用に最も適した場所を見つけてきました。 交通課の事件“ドライバーズシート”に登場する小汚いアパートは、その分かりやすい一例です。ゲーム内のセットでは、さまざまなハリウッド映画で撮影に使用されたロサンゼルスのバークレイホテルを、ほぼ忠実に再現しています。
ウッドは、“実物が最高の代用品となる時もある。ベンはあのホテルのありとあらゆる場所をカメラに収めたんだ”と語っています。
リサーチ:コスチュームデザイン
準備段階の初期に、チーム・ボンディは映画とTVを専門とするコスチュームデザイナーのウェンディー・コークを雇い、 主要な衣装をデザインしてもらうだけでなく、その他のキャラクターを生み出す際にウッドのチームが活用できる 予備の素材を用意しました。
ウッド談:“何百というキャラクターがいるんだ!事件が複雑に絡み合うにつれてコスチュームは増えていくうえ、 登場するキャラクター全員に個性を出さなきゃいけなかった”
コスチュームチームがデザインした主要コスチュームは、チーム・ボンディのフルボディ3Dスキャナーで取り込み、 布目や質感を細部まで再現した驚くほど高解像度のモデルへと変換しました。 一部のコスチュームは地元のシドニーで入手できましたが(ピーター・ジャクソンのリメイク版「キング・コング」で使用 された衣装など)、大部分はロサンゼルスで入手したものです。
“ほとんどはロサンゼルスにある最大のコスチュームショップ、Western Costumeで手に入れたんだ。 「風と共に去りぬ」、「ゴッドファーザー」、「L.A.コンフィデンシャル」、「チャイナタウン」なんかで使われた衣装だよ。 誰もが見たことのある映画ばかりだろ? 倉庫の衣装を全部並べたら、12マイルにはなるだろうね”
リサーチ:小道具
事件のシナリオもセリフも何一つとして決まっていなかった時期に、ウッドはゲーム内に登場する家具や セットの小物類など、すべての小道具のリストを作成しなければなりませんでした。
“とんでもないスケールの仕事だったが、核となるコンセプトが非常に優れていた。それに、住宅地域と商業地域が高度に融合したゲーム世界になることは、すでに分かっていたからね。だから僕は笑って、まずは「イス」からリストを伸ばしていったんだ・・・ いざフタを開けると、ものすごい 数になったよ”
ウッドのチームは、4日間かけてロス中で撮影を行いました。
“思いつくかぎりのあらゆるビンテージ小道具を、ハリウッドで一番大きい小道具屋から借りてきたんだ。ベンは小道具係がトラックから物を降ろすたび、その場ですぐに撮影していたね”
その後、チームは製作ガイドに基づいて各ロケーションの装飾にとりかかり、ゲームプレイを引き立て、ごく自然に目にするような位置に小道具を慎重に配置していきました。
“僕らは、このゲームの非常にリアルな会話シーンと、それを適切にライティングする必要性をいつも念頭においていた。チー・キン(チーム・ボンディのアートディレクター)は、人物に対するライティングが不自然にならない何らかの理由づけが必要と感じていたため、僕らは映画の手法と同じように、自然な光源を配置したんだ”
(C) 2011 Rockstar Games, Inc.
※画面は開発中のものです。
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