イチオシのギャルゲーを大ボリュームで紹介する連載企画「ギャルゲー一本釣り!!」。第4回は角川ゲームスより10月27日に発売されるPSP用ソフト「ロウきゅーぶ!」の魅力をお届け!
三度の飯よりギャルゲーが大好きな私が己の煩悩の赴くまま今月のイチオシのゲームを紹介する月イチ連載「ギャルゲー一本釣り!!」。今回紹介するのは、アスキー・メディアワークスさんが企画・製作し、角川ゲームスさんより10月27日に発売される「ロウきゅーぶ!」です。
「ロウきゅーぶ!」といえば、電撃文庫より刊行中の人気小説。2011年7月より放送されたTVアニメをはじめとしたさまざまなメディアミックス展開がおこなわれていますよね!かくいう私も、TVアニメを観てハマってしまったクチでして…(笑)。まったく、小学生は最高だぜ!
ゲームでは、原作者・蒼山サグ氏完全監修のシナリオに加え、原画は原作イラストレーターであるてぃんくる氏のアシスタントでもある夢寐ありす氏が担当するなど、シリーズファンの心をガッチリ掴む気合の入れようです!
そんな本作がゲームで発売されるとあれば紹介せずにはいられない!今回は、そんな「ロウきゅーぶ!」の魅力を紹介していきますよ!
まずは魅力的な本作のキャラクターとゲームシステムをご紹介!ゲームオリジナルのキャラクターも登場しますよ!!
キャラクター紹介
湊 智花 CV:花澤香菜
「よろしくお願いします!」
愛称「もっかん」。慧心学園女子バスケットボールチーム唯一のバスケ経験者で本作のメインヒロイン。礼儀正しく穏やかな性格だが、バスケにかける思いは強く、行き過ぎてしまうことも…。
三沢 真帆 CV:井口裕香
「教えてよ、すばるん。あたしたち真剣なんだ」
自称「まほまほ」。物怖じしない天真爛漫な性格。思い立ったら即メイド服5着を用意できる財力と行動力を持つ。昴を「すばるん」と呼びなついている。
香椎 愛莉 CV:日高里菜
「わ、わたしは……その……」
愛称「アイリーン」。小学6年生にして大人ほどの身長と完璧なプロポーションを持つ。高身長に極度のコンプレックスを持っており、その話題が出ると泣き出してしまう。極度の引っ込み思案。
袴田 ひなた CV:小倉唯
「おにーちゃん、どうしたの?」
愛称「ひな」。マイペースでちょっぴり天然。身長は131cmと飛び抜けて小さい。その純粋な愛らしさから「イノセント・チャーム」の二つ名を持ち、クラス中の男子をトリコにしている。
ゲームオリジナルキャラクター
鷹代 那美 CV:釘宮理恵
「……優勝確実?本当にそう思ってるの?」
慧心学園初等部6年生。地域のバスケットボールチーム御園シルバーレイヴンズに所属しており、美南市のスポーツ大会で智花らと対戦することになる。バスケの実力はかなりのもので、チームのリーダー的存在。しかし性格は不器用で、誤解されやすい。
狩野 琴絵 CV:早見沙織
「なーに那美、今のはすごく失礼よ」
市内の学校に通う小学6年生で那美の幼なじみ。那美と同じ御園シルバーレイヴンズの選手。攻撃的なプレイをする那美とは対照的に、とらえどころのない動きで、敵チームを翻弄する。穏やかでおとなっぽい性格で、口下手な那美のフォローにまわる。
本作のゲーム内容を紹介!
ストーリー
美南市けんこうスポーツ大会に出場することになった智花ら慧心学園女子ミニバスケットボール部のメンバーたち。「優勝確実!」と意気込む真帆に声をかけてきたのは、同じ慧心学園初等部に通う6年生「鷹代那美」だった。
真帆に対して「バスケをなめている」と厳しい言葉を投げかける那美。一触即発のムードが漂う中、仲裁に現れた美星は、慧心女バスチームと那美が所属する御園シルバーレイヴンズで試合をするよう持ちかける。
突然の雨に振られ試合は中止に。勝負はスポーツ大会に持ち越されることとなった…。
ゲームの目的
プレイヤーは慧心学園女子ミニバスケットボール部のコーチ・長谷川昴となり、自らの采配で智花たち5人の少女を成長させていきます!登場キャラと仲良くなりながらバスケの試合を勝ち進み、スポーツ大会優勝を目指しましょう!
ゲームの構成
本作は、「育成パート」「会話パート」「試合パート」の3つで構成されています。育成、会話中にはプレイによって「ロリ」「スポ」のゲージが上昇する場合があります。ゲージが上昇し、「ロリ」「スポ」のレベルがそれぞれの「キャパシティ」をオーバーすると、ゲームオーバーに。「キャパシティ」は試合に勝つことで増やすことができます。
育成
1日6ターン、各メンバーに練習内容を指示。グループ練習させたり個別指導したり、と工夫するとパラメータ上昇値にボーナスがつく場合も!
会話
会話パートでは、5人のバスケ部メンバーとのコミュニケーションを楽しめます。会話中に出る選択肢には、「ロリ」「スポ」のゲージがあがるものも…!
試合
「パス」「ドリブル」などのコマンドを選択し、試合を進行します。コマンド選択時は、入力待機時間にあわせて成功率が下がるので、すばやく的確に判断して、指示を出しましょう。
いよいよ次のページでは、本作のプレイインプレッションをお届け!果たして私は、ロリ、スポどっちを選んだのでしょうか…!?
プレイインプレッションをお届け!
まず最初に断っておくと、インプレッションと言っておきながら、私、もうクリア手前まで行っております(笑)。寝る間も惜しんで小学生にのめり込んだ私の、本作をプレイして気になったポイントを紹介します!
練習パートは育成の醍醐味が味わえる!
実はプレイ前には、あくまでも練習や試合のパートはADVパートのおまけみたいなものかなと思っていました。しかし、実は練習パートこそ本作のポイントといっても過言ではありません!
練習は月、水、金の週3回、一日あたり6つのピリオドに分かれているのですが、ピリオドごとに指示した練習内容によってパラメーターがアップします。このパラメーターの数値は、試合でのパスやシュートの成功率に直結するので、各キャラクターの個性を考えて成長させる必要があります。グループ練習による効果や各練習ごとに得手、不得手がありますので、そのあたりも考えて練習を組み立てるのがいいと思います。なお、練習自体にも成功率があり、必ず練習の成果が出るわけではないので、注意しましょう。
また、練習開始の際、キャラクター(もしくはグループ)を個別指導することで、対象のキャラクターの好感度がアップし、また、練習の成功率も上昇します。コーチとしていけないとは分かっていても、ついついお気に入りのキャラクターに偏ってしまいますよね!私は最初から愛莉につきっきりでした(笑)。
さらに、一定回数、コーチである昴が特別指導することが可能です。この特別指導は、通常時よりもパラメーターが上昇するので、ここぞというときに使うとより効率的にパラメーターを上げられるはずです!
ロリスポゲージは常に注意深くチェック!
練習中はもちろん、いかなる時でも気をつけないといけないのがロリスポゲージです。
コーチとして熱くスポーツに打ち込めば「スポゲージ」、部員とのコミュニケーションを重視すれば「ロリゲージ」がアップします。そして、ゲージが満タンになるとレベルアップ!より高度な練習メニューが選択できるようになるので、積極的にゲージをあげていきましょう!
ただし、ゲージを上げていく上で気にしないといけないのが、ゲージの下にちょこんと存在するキャパシティです。見境なく上げすぎると、キャパシティが不足した状態になってしまい爆弾が表示。そのままゲージが満タンになると、ゲームオーバーになってしまいますので、細心の注意が必要です!
試合は迅速かつ的確な判断が命!
試合パートでは、基本的にはボールを持ったキャラクターに指示を出していきます。アイコンタクトで周りの仲間を動かしつつ、相手のいないスペースにパスやドリブルなどで攻めこんでいきましょう。敵マークがついている状態だと各コマンドの成功率がガクンと落ちますので、ゴール前でフリーになり、確実にシュートを決められる状態に持ち込みましょう。
また、コマンド選択で重要なのが判断までの時間。考える時間が長ければ長いほど成功率が落ちてしまい、攻撃時間にも制限があるため、選択に悩む前にまずはアクションを起こしてみると案外上手くいくかもしれません。
さらに、練習を重ねることで各キャラクターがスキルコマンドを覚えます。基本的なコマンドでは困難な状況でも、スキルを使えば成功率がアップするので使わない手はない!ただし、スキルはいつでも使えるわけではないので、状況に応じた選択が必要です。
また、シュート、ドリブル、パスの場合には、ミニゲームが発生することも。失敗すると戦局が変わってしまうので、ここも勝負どころです!
ADVパートは、小学生たちに萌えまくれ!
先ほどは練習パートがポイントなんて書いてましたが、「やっぱりアドベンチャーパートが最高!」ということで、アドベンチャーパート部分をサラリと紹介しますよ!
アドベンチャーパートは、メインストーリーはもちろん、練習のない日やキャラクターの好感度を上げた際に発生するサブイベントなど、ボリュームたっぷり!イベント内で出現する選択肢によって、「ロリゲージ」と「スポゲージ」をアップさせることができます。言わずもがな、私は「ロリゲージ」ばかりが上昇して、いろんな意味でピンチの連続でした(笑)。
みんな可愛くてプレイ中は身悶えるしかなかったのですが、その中でも私が特にお気に入りだったのが愛莉です。体は大人でも心はまだまだ小学生な愛莉ですが、少しずつバスケを上手くなろう、怖がらないようにしようとする姿には思わず胸がジーンとしてしまいました!もちろん、いろんな意味で破壊力バツグンなところもたまりませんね!!
加えて、ゲームオリジナルキャラクターである那美、琴絵や原作でもおなじみなミホ姉、葵たちが登場するシナリオも盛りだくさん!練習の合間で楽しめる女の子たちとのやり取りはもう言葉になりません…!
第4回、いかがだったでしょうか。前回から大幅にキャラクターの年齢が下がりましたが、むしろゲームをプレイしたことでより一層ロリに目覚めた節も…。もちろん、小学生ならではの言動やバスケへの思いなど、よく練られたシナリオや自分なりにキャラクターを育成して、より高いレベルで試合に送り出す過程などゲーム自体も楽しめるものになっていると思います!
早くエンディングにたどり着きたいので(笑)、今回はここまで。次回も私イチオシのギャルゲーを紹介していきますのでお楽しみに!