アルケミストは、2011年12月15日発売予定のPS3用ソフト「うみねこのなく頃に散 ~真実と幻想の夜想曲~」において、EP7およびEP8のシナリオと登場キャラクター、ゲーム画面を公開した。
本作には、前作「うみねこのなく頃に~魔女と推理の輪舞曲~」の続きとなるエピソードが4つ収録されている。今回は後半の2つ、EP7とEP8について紹介しよう。
Episode7 Requiem of the golden witch
前回のヱリカとの勝負を経て、物語を完結させることでベアトリーチェを永遠の眠りへとつかせた右代宮戦人は、自らが到達した真実について何も語ることなく何処かへと去っていく。
そして、いつもとはどこか違う10月4日の六軒島に一人の男が召喚された。彼の名は、ウィラード・H・ライト。天界大法院の異端審問官であるライトは、魔女に指名された助手と共に真相究明に乗り出す。そして彼らは、右代宮家が今日の繁栄を築くに至った過去の出来事にたどり着く。全ては右代宮金蔵が、ベアトリーチェと出会ったことから始まった……。
EP7登場キャラクター
右代宮 理御(うしろみや りおん)
CV:川澄綾子
蔵臼と夏妃の第一子。朱志香は第二子。
次期当主の銀の指輪が与えられ、二十歳の誕生日には、当主の座を継承することが約束されている。
温和かつ礼儀正しく、非の打ち所のない好青年。若過ぎることを除けば、次期当主として誰よりも相応しく、金蔵も溺愛している。
ウィラード・H・ライト
CV:高橋広樹
天界大法院、第八管区内赦執行機関“SSVD”所属。異端審問官。階級は一等大司教。通り名は、“二十の楔のライト” あるいは、“魔術師狩りのライト”。
若き日には異端審問官のエースとして、冷酷無慈悲な仕事ぶりで恐れられた。しかし、いつの頃からか、その仕事ぶりに変化が起こり、かつての目覚ましい活躍は見られなくなってしまった。今はその仕事ぶりも気紛れで、無気力であったり、些事にこだわり猛烈に仕事をしたりと、誰からも理解を諦められている。
辞表を提出し、すでに受理されている。彼がライトを名乗るのは、もう幾日もない。
Episode8 Twilight of the golden witch
右代宮縁寿はゲームマスターである戦人に12年前の「あの日」に招かれ、ついに兄との再会を果たす。かつて起きた六軒島の親族失踪事件の真相へと導かれるが、その幸せで笑顔に満ちた親族たちの光景に納得がいかず、更なる真実を求める。
「……だったら、縁寿。お前はどんな真実なら納得ができるんだ?」
優しくも厳しい言葉で縁寿に問いかける戦人。真実はその場にいて、その目で見たものにしか分からない。そしてそれは、必ずしも望み通りの内容とは限らない……。
戦人から真実への鍵を託された彼女が選ぶのは真実への扉か、それとも……?