バンダイナムコゲームスは、2012年1月12日に発売予定のニンテンドー3DS用ソフト「エースコンバット3D クロスランブル」において、ストーリーや登場キャラクター、機体カスタマイズ要素の情報を公開した。
「エースコンバット3D クロスランブル」は、過去のシリーズ作「エースコンバット」と「エースコンバット2」のミッション・世界観をもとに、新たなキャラクターや設定を加えて再構成した3Dフライトアクションゲーム。これまでのシリーズ作をプレイしてきた人でも、今作で新しく生まれ変わったユージア大陸の空で、伝説のパイロット“フェニックス”となってクーデター軍を鎮圧するエースの物語が楽しめる。
前回の記事ではフライトアクションの一部を紹介したが、今回はストーリーや世界観をはじめ、機体のカスタマイズ要素を紹介していこう。
ストーリー
深い傷跡を残した戦争が終わった。
二大大国は長年の軍事的緊張から融和へと大きく転換し、世界には平和が訪れようとしていた。
だが、その間に位置するユージア大陸は揺れ動いていた。
成長する二大大国へ危機感を募らせるユージア大陸各国は、互いの関係を強化してゆく。
その第一歩としてユージア同盟軍を結成し、二大大国への対抗姿勢を明確にしていった。
しかし、南部の国家軍が大国の一つ、オーシア連邦への加盟を画策。
ユージア各国の同盟を無視し、オーシア連邦との軍事同盟「スプリング海条約」の締結へ動き出す。
南部の豊富な資源に依存する北部・西部の軍事国家群はこれに強く反対するも、条約締結を止められず、条約調印式の日を狙い、大陸各地で軍事クーデターを引き起こす。
同盟軍は大陸各地で鎮圧に向かうも敗北。クーデター軍は瞬く間に大陸全土を勢力下に置いていった。
この状況に対し、同盟軍は志願兵による特殊戦術戦闘飛行隊「スカーフェイス隊」を結成。
「戦士の名誉作戦(オペレーション・ファイターズオナー)」を発動し、クーデター軍鎮圧への最後の攻勢を起こしてゆく。
スカーフェイス隊1番機“フェニックス”
彼にこの戦争を終わらせることができるのか――――
スカーフェイス隊のメンバーを紹介
フェニックス
スカーフェイス隊1番機。TACネーム“フェニックス”。本作の主人公であり、プレイヤー自身。若くしてエースの名を欲しいままにした伝説のパイロット。一度は除隊し軍から退いていたが、今回のクーデターにあたって軍部から直々に招集される。
ウルリッヒ・オルセン
スカーフェイス隊の作戦司令官。TACネームは“キーノート”。出身国の空軍で経験を積み、ユージア同盟軍でも主力航空部隊の作戦指揮を担当する。今回のクーデターに伴い、同盟軍の切り札とも言える特殊戦術戦闘飛行隊「スカーフェイス隊」の指揮官として抜擢される。
ジョン・ハーバード
フェニックスの僚機として配属された、スカーフェイス隊の2番機。TACネームは“スラッシュ”。ルーキーの頃より、オルセンの下で数々の作戦に参加し、経験を積む。パイロットとしてトップクラスの実力を持つが、リーダー的な気質は薄く、本人も2番機以下の立場を好んでいる。
永瀬ケイ
フェニックスの僚機として配属された、スカーフェイス隊の2番機。TACネームは“エッジ”。出身地であるユージア極東部がクーデタ群の被害に遭い、戦闘を終わらせたいとスカーフェイス隊に志願する。
クーデター軍に所属するライバル部隊を紹介
ランサー隊
常に騎士の誇りを胸に戦闘機を駆ることを誓い、部隊の愛称を「ランサー(槍)」とする。
コクーン隊
美しき蝶と、それを守る存在をイメージして「コクーン(繭)」を部隊の愛称とする。
機体性能やカラーも自分好みに設定できる機体カスタマイズ
チューニングパーツで機体を強化
本作ではミッションプレイ中に特定の敵を撃破することで、チューニングパーツを入手することができる。チューニングパーツは「エンジン」「ウイング」「アーマー」「コックピット」の4系統があり、これらを機体に装備させることでスピードや耐久力など、機体の能力を強化することができるのだ。
ただしチューニングパーツの中には、すべての能力が上がるのではなく、スピードや機動性がアップする反面、耐久力が下がってしまうといった効果を持つものも存在する。機体の弱点を補ってバランスのよい機体にするか、それとも各ミッションで有利に働くカスタマイズで出撃するか、チューニングパーツの選択によって機体の運用やミッション攻略の幅が広がっていくぞ。
機体カラーのカスタマイズ
チューニングパーツとは別に、機体の使用頻度に応じて機体カラーを入手することができる。固定のカラーだけでなく、細かく色をカスタマイズできるカラーもあるので、自分好みのカラーに染め上げた戦闘機でフライトしよう!