ディースリー・パブリッシャーより2012年3月29日発売予定のPS3/Xbox 360用ソフト「マージャン★ドリームクラブ」。今回、その発売に先駆け公開されたプロモーションビデオの撮影にお邪魔し、出演者にPV撮影やゲームの感想などについてお話を伺った。
「マージャン★ドリームクラブ」は、 ピュアなハートの持ち主だけが入会できる大人の社交場「DREAM C CLUB(ドリームクラブ)」を舞台にした恋愛シミュレーションゲーム「ドリームクラブ」のスピンオフとなる本格麻雀ゲームだ。
今回、本作に出演する原田ひとみさん(るい役)、児玉明日美さん(アイリ役)、廣田詩夢さん(あすか役)、平田真菜さん(受付役)の4人に「ドリームクラブ」シリーズを手がけるドリームエックスクリエイト代表から1つの招待状が届いた。
その内容は、「マージャン★ドリームクラブ」の発売を盛り上げるために行う大会に、参加してほしいというもの。そこからの展開についてはぜひともプロモーションビデオをチェックして欲しい。最後には衝撃の結末が待っている…かも?
そして、プロモーションビデオ撮影後には、キャストの4人およびドリームエックスクリエイト代表に、今回の撮影の感想や、発売を間近に控えた本作についてのお話を伺うことができたので紹介する。
――PV撮影の感想をお聞かせください。
原田さん:今回、お話をいただいてから撮影が終わるまで、代表の長い茶番だったなと(笑)。収録そのものについては、同じ事務所(ぷろだくしょんバオバブ)の4人ということもあり、すごく和気あいあいと、気楽にできたのではないかと思います。
廣田さん:いっぱい動いて疲れました(笑)。顔なじみで、しかも演じたことのあるキャラクターなので、気を使わないはずなのに、撮影前と後では疲労感が違って「私はピュアだな」と思いました。
児玉さん:私もとても安心感を持って遊べたんですけど、いかんせん麻雀のことがわからなさすぎて覚えるのに真剣になってしまったので、ルールを覚えたらもっとみんなで和気あいあいと遊べるのではないかなと思いました。あと今回、通信対戦が魅力的だということを知りました。
平田さん:私はコンピュータ麻雀は比較的やっていたものの、リアル麻雀は体験したことがなくて対人戦は弱いのですが、初めてタッグを組んでみてあーだこーだ言いながら対人戦でやることの大変さと慣れてきた時の楽しさを感じることができました。動画撮影に慣れていなかったので相当緊張したのですが、それも相まって麻雀自体にすごくのめり込んでプレイしていました。
――撮影前と撮影後、それぞれでの麻雀に対する印象をお聞かせください。
原田さん:撮影前は麻雀に対して難しそうという印象しか持っていなかったです。私の周りにも麻雀をやってらっしゃる方がたくさんいるんですが、いかんせん覚えられる気がしなくてやったことがありませんでした。
今回も、ゲームなどで自分が役をいろんな現場で何回も読んでいるのに未だにわかってないというところから、役の一覧を見ながらやろうと思っていたんですけど、それを見る余裕が全くなくて、牌の中の数字を数えるのに必死で「数えないとわからない!」という感じでした。
なので撮影後は「やっぱり難しかった」というのが素直な感想だったのですが、やっているうちになんとなくではあるものの、どうすればいいのかが少しずつわかったような気がしたので、「マージャン★ドリームクラブ」をプレイしていけば徐々に覚えられるのではないかなと思いました。
廣田さん:撮影前にみんなで控え室で遊んでいたときは冷静に出来たし、普段カードゲームとかもやっているので記憶するのは得意なので、「みんな初めてだしちょっと手加減しといてやろう」と話を聞いてませんでした(笑)。
原田さん:「手加減しといてやろう」って序盤から上から目線なんだ(笑)。
廣田さん:みんなあまりゲームやらないでしょ?私は普段からゲームやっているからできると思ったし、時間制限もなかったので「まあ余裕でしょ」と撮影前は思ってましたが、撮影後はすごく疲れました(笑)。
「キャラクターが可愛い」とか言えるほどに余裕でいられると思っていたのに、全然できなくて悲しいです…。
児玉さん:私も撮影前は結構難しいものだと思っていて、役の一覧を見ても何が何だかわからない状態でした。ゲームプレイを見たり、横から教えてもらっていることをなんとか飲み込もうと必死になっていて、実際にひとりでやった時は10秒間のカウントの音に追われて何も考えられなくなりました。
原田さん:あと私たち(原田さん、廣田さんのペア)のセコンドが魅杏ちゃんで、「早くしなさいよ!」と言われて。
廣田さん:あれぶっちゃけムカつくんですよね(笑)。
児玉さん:正直ちょっと思いましたけど(笑)、でも「この子たちも自分のためを思って言ってくれてるんだな」と心に思いながらやっていました。撮影後に思ったのは、「やっぱり何回もやってみないとわからないな」ということがわかりました(笑)。
平田さん:私、コンピュータ麻雀大好きっ子でいろんな麻雀ゲームをやってきて思ったのは、やっぱり代打ちシステムが欲しいです。麻雀やらない人でも代打ちしてもらえると何しているのかがわかるので、すごく勉強になるんですよ。
廣田さん:プロっぽい~!(笑)
平田さん:違うの!(麻雀ゲームに対して)すごいオタクなの!(笑) (ゲーム内で)さっきちょっと代打ちしてもらって「もっと早くこのシステムに気づいていれば」と思いました。
代打ちシステムはほかの麻雀ゲームにはあるんですが、「こういう役作ったらどうですか?」と薦めてくれるのは初めてでした。ひとりひとりで打っていた時に、「これ三暗刻を狙ったらどうですか?」みたいに細かい役を指定してアドバイスしてくれるので、これはかなり勉強になると思います。チュートリアルも私一生懸命しゃべりましたけど、ちゃんと全部読めばわかりますので、飛ばさずにお暇な時に聞いていただければと思います。
――麻雀は運が絡んでくるゲームだと思うんですが、最近の日常生活で運がよかった、もしくはなかった出来事ってありますか?
原田さん:ずっとついてない!勝負運はあるんですが、プライベートでは相変わらずついていません(笑)。
廣田さん:年末年始の町内会の福引で、お米が5Kg当たりました(一同拍手)。美味しかったです。
児玉さん:最近いちごの季節ということで、いちごのお菓子を大量にもらうようになりました。この季節限定なので、それだけ自分が好きなものを知られていることを含めて、それを気にしてくれるいろんな人に愛されていて、運があるなと思いました。
平田さん:宝くじを買ってみたいと思い立って、「思ったということは当たるんじゃないの?」と思って駅の周りの宝くじ屋で3枚ずつ買ってすべて綺麗に外しました!予感を信じちゃダメだと。
――(平田さんに)ご自身が歌った本作の主題歌「風をあつめて」の感想をお聞かせください。
平田さん:今まで「ドリームクラブ」で歌を歌ったことが無かったのですが、もともとmomoさんの曲が好きで「ドリームクラブ」も「ドリームクラブZERO」の曲も聴いて歌っていたんですが、今回も好みにクリーンヒットな曲だったので、レコーディングに行った時もひたすら好きというオーラをmomoさんに向かって出していました。
歌としては、受付さんはホストガールではなく歌う人ではないので、OLさんが休日友達にカラオケに連れていかれて歌ったみたいな気持ちで、上擦った妙に可愛らしい、ある意味生々しい声で受付さんに歌っていただきました。
――アフレコでの今だから言えるエピソードがありましたらお聞かせください。
原田さん:収録のとき、合ってると思いこんでものすごいドヤ顔で言ったものが間違っていました(笑)。用語がとにかく多くて、それをイントネーションから覚えないといけないのと、カタカナが多かったので、噛んでいることを自分でわかっていなくて、間違っているのに堂々と言っている箇所が2、3個ありました。
廣田さん:いろんな単語をたくさん言ってゲシュタルト崩壊を起こしました(笑)。
児玉さん:とあるセリフをずっと連続で言わないといけなかったのですが、途中で麻痺っちゃって何回も録り直しました。しかもアイリちゃんだけ他の子と違うセリフを収録し続けたので、今となってはそれを聴いてみなさんがキュンとなってくれたらいいなと思います(笑)。
平田さん:みなさんと一緒で私も日本語がゲシュタルト崩壊しまして、いろんなチュートリアルを録っているうちに「ツモです」の一言が全然言えなくて10回以上録り直しました。「またあとでやりましょう」と10ページ先に読んで改めてやってもできなくて、また10ページ先に読んで…と繰り返して、結果として収録の最後に録ったものがOKテイクになっているはずです。
本当に「チャ、チュ、チョ」と「シャ」の音が多いですね。ヤ行の音を使うので顎が外れそうになりました(笑)。PSP版のドリームクロックの365日を言うのも苦労しましたが、それ以上でした。
――「ドリームクラブ」が麻雀になると聞いたときの率直な感想をお聞かせください。
原田さん:私はあまり意外と思わなくて、むしろ「ドリームクラブ」がいろいろと発展していくのであれば、大人の方が遊ぶ系のものに発展するんじゃないかと思っていました。紳士層のピュアな方々、ドリームクラブをプレイされた方々の中には、きっと麻雀できる方が多いと思うので、ピッタリですし、麻雀をやったことのない人もキャラクターたちのファンでやってみようかなと思えるいいゲームなんじゃないかなと思いました。
廣田さん:脱ぐのかなと思いました(一同笑)。だって、ダウンロードコンテンツでテープだったり貝だったりとかすごく頑張れる子たちなんだなと思っているので、着込んで負けるたびにみたいな。さすがに普通に考えて「ないな」ってわかりますけど、聞いたときは私が脱ぐわけじゃないのに覚悟してました(笑)。
児玉さん:私が率直に思ったのは、「どうなるんだろう?」ということです。「ドリームクラブ」は大人の社交場で、ホストガールと恋愛するゲームじゃないですか。それが麻雀になった時に恋愛は絡んでくるのか、ユーザーの方は恋愛を求めているはずなのに「マージャン★ドリームクラブ」でできるものなのかと思っていましたが、恋愛にはならないものの上手く勝っていけばちゃんとしたご褒美があるということを知ったら、確実にアリだと思いました!
平田さん:私も麻雀ゲームになってもおかしくないと思っていました。ディースリーさんの過去の栄光を見ていきますと、可能性が高いだろうなとむしろ期待していました(笑)。すごく期待していて、しかも女の子が喋ってくれたり、代打ちしてくれたり、それこそチートな技を使ったりといったキャラクター麻雀が大好きなので、それが「ドリームクラブ」で遊べるんだったら私にとってはありがたいですし、「春はこれで乗り切ろう!」と思いました。
――ユーザーの方にメッセージをお願いします。
原田さん:これまで「ドリームクラブ」シリーズを遊んでくださった紳士の方々にも楽しんでもらえるゲームになっていると思いますし、初めて「ドリームクラブ」をやってみようかなという方にもオススメできるゲームになると思います。セクシー番長ゆえなのか、勝った時のるい先生のサービスもすごいので、いろんな方にプレイしていただきたいです。
廣田さん:受付ちゃんだけのCDが出るのが気になっています。(代表をチラ見して)ほかのホストガールも出ればいいな~(笑)。「マージャン★ドリームクラブ」買ってね~。
児玉さん:「ドリームクラブ」の麻雀ゲームが出ます。いろいろなキャラクターがみなさんの手となり足となり、心の糧となり、麻雀を教えてくれ、なおかつあわよくばあんなことやこんなこともあるかもしれないです。ぜひ楽しんでください!
平田さん:「ドリームクラブ」が麻雀になるということで大変喜ばしいことなんですが、キャラクターの魅力がたくさん詰まっていて無駄のない作りだなと収録していて思いました。思う存分指名して、何回でも楽しんでいただけたらいいなと思います。
受付ちゃんに関しては今まであまり感情を出してこなかったのに、今回はいろんなところの限界に挑んでいるので、そのあたりを感じとってギリギリ感を楽しんでいただければ嬉しいです。
――最後は代表に締めていただければと。
代表:平田くんを除き、麻雀をまったく知らないメンバーを集めたのだが、簡単なレクチャーだけで和気あいあいとプレイできたのだから、成果はまずまずといったところなのではないかな?麻雀のルールを知らないかよわい女性でも、十分楽しめるということが実証できたということさ。麻雀知らないけど、ホストガール目当てにゲームを買うピュア紳士、ピュア淑女諸君がいるかとは思うが、安心したまへ。そんな諸君にこそ「マージャン★ドリームクラブ」だ。ぜひこれでピュア雀士デビューしてくれ。
――ありがとうございました。