ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、PS Vita用ソフト「GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において彼女の内小宇宙に生じた摂動」において、メインイラストが、「2012 INTO THE PIXELコレクション」の一つに選出されたことを発表した。
「2012 INTO THE PIXELコレクション」は、アメリカのアカデミー・オブ・インタラクティブ・アーツ・アンド・サイエンス(AIAS)と、エンターテインメントソフトウェア協会 (ESA) が主催するコレクションで、世界中のビデオゲーム・アートの中からその年の代表作を選出するという内容で行われている。
「2012 INTO THE PIXELコレクション」に選ばれた作品は、6月5日から開催されるE3 2012をはじめとする世界中のビデオゲーム関連のイベントで披露される予定とのことだ。
選出されたイラスト
制作者コメント
受賞に際し、イラストを手懸けたコンセプトアーティスト緒賀岳志のコメントを紹介させていただきます。
このイラストは「GRAVITY DAZE」の舞台ヘキサヴィルの中でも一番の大都会に当たるヴァン・ダ・センタリアレの風景を描いたものです。ヘキサヴィルの街並みやそれを取り巻く雰囲気の最も良い部分を集約した表現を目指しました。
海外のコンセプトアーティストたちに憧れてこの業界で働くようになり、自分のコンセプトアートがはたして世界で通用するのだろうかという不安があったのですが、今回「Into the Pixelコレクション」に選出されたことに非常に感激しています。
限りない想像力をかきたてられる「GRAVITY DAZE」という素晴らしいタイトルに出会えたことを幸運に思います。
ソニー・コンピュータエンタテインメント ワールドワイドスタジオ JAPANスタジオ
インターナルデベロップメント部 アーティスト
緒賀岳志