ニトロプラスが2012年7月26日に発売予定のPC用ソフト「ギルティクラウン ロストクリスマス」。そのWEBラジオ番組「GUILTY CROWN LOST XMAS RADIO COUNCIL」のパーソナリティを務める阿澄佳奈さんとジョイまっくすさんへのインタビューをお届けする。
本作は、TVアニメ「ギルティクラウン」のスピンオフ作品として、ニトロプラスが制作するアドベンチャーゲーム。原画は中央東口氏、シナリオは鋼屋ジン氏、主題歌はいとうかなこさんが歌唱するなど、ニトロプラスを代表するスタッフが集結している。
そんな本作を紹介するべく、現在、インターネットラジオステーション<音泉>にて、毎週金曜日に配信中のWEBラジオが「GUILTY CROWN LOST XMAS RADIO COUNCIL」だ。
今回、来週配信回の7月27日にいよいよ最終回を迎えるラジオの収録現場にお邪魔し、メインパーソナリティを務めるキャロル役・阿澄佳奈さん、そしてニトロプラスの代表取締られ役・ジョイまっくすさんにラジオ収録の感想やゲームに関するお話を伺った。
――発売を間近に控え、改めて作品の印象についてお聞かせください。
阿澄さん:世界観としてはハードな感じになっていると思うんですが、その中で私の演じるキャロルは特殊な立ち位置になるので、私自身の客観的な視点とキャロル独自の視点という2つの立場から、不思議な気分で作品に臨ませてもらいました。
――ゲームのアフレコ収録はいかがでしたか。
阿澄さん:キャロルの不思議なテンションはこの作品の中ではかなり独特で、周りのキャラクターたちががむしゃらに生きようとしている中、なんだか楽しんでいるかのような雰囲気もあったりして、必死というよりは傍観しているような感じが強かったです。
他のキャラクターたちが、みんな必死に生きているような世界観なのに、キャロルについては冷めた目線というのも必要だったので、「これでいいのかな?」という感覚もありました。
――先だって行われたOVAの収録は出演声優のみなさんと一緒にやられていましたが、演じてみての違いなどはありましたか?
阿澄さん:ゲームより先にOVAのアフレコがあってよかったなと思いました。前もってほかのキャラクターたちの声を聴けましたし、世界観もなんとなく掴むことができましたし。その上でのゲーム本編の収録ということで、想像は大分しやすかったです。
――ご自身の演じられたキャロルはどんなキャラクターでしたか。
阿澄さん:どこまでお話していいのか難しいキャラクターなんですが……、私からすると怖いですね(笑)。ある意味で一番恐ろしい存在ですし、同時に一番かわいそうな子じゃないかなと思います。
キャロルは最初から最後まで一貫していて、それを貫くのが演じる上で難しかったのですが、最初から台本を読んでキャロルがどういう子かを理解していた上で、ブレないようにとは思っていました。
ストーリーが進んでいき、いろんな事件に巻き込まれたりもしますし、スクルージとの出会いもありますので、その中でのキャロル自身の変化の出し方はかなり悩みました。
――キャロルは主人公・スクルージの一番近くにいる分、一番謎の多いキャラクターだと感じました。
阿澄さん:スクルージも自分の記憶が無い状態なのに、一緒にいる人もすごく謎な女の子だということで、物語のスタートとしては本当に手探り状態なところから、とんでもないところに巻き込まれていく感じになっています。
――今までのラジオ収録を振り返っての感想をお聞かせください。
阿澄さん:私、ジョイさんとお会いしたのはこの作品が初めてだったのですが、役者さんではない、スタッフさんサイドの方とラジオをやるということで、どんなラジオになっていくのか、最初は手探りな感じでした(笑)。
ジョイまっくすさん(以下、ジョイさん):最初一緒にラジオをやるって聞いた時は「えっ?」ってなった?
阿澄さん:たまにスタッフさんと一緒にラジオをやることはほかの作品でもあるのでそこまで驚きはしなかったですけど、がっつり1対1でやるというのはあまりなかったですね。
でもお噂はかねがね聞いていて、すごく人気者であることは知っていたので、「ジョイさんに私も会えて、一緒にラジオができる」と楽しみにしていました。
ジョイさん:ジョイはもう這い寄って放送していこうかなと(笑)。
ゲームをいろいろ作ってきて、今まで携わっていただいたキャストさんの中であすみん(阿澄さんの愛称)とは初めてご一緒しましたが、不安というよりは楽しみしかありませんでした。
この番組を通して「趣味がない」とかいろいろなお話が聞けて、ジョイとしてはこのラジオは終わっても、また何かできる気がしています。番組は終わっちゃいますけど、“始まったきっかけ”だと思うので、これから仲良くやっていきたいですね。
――ラジオの収録を通して感じた、それぞれの魅力をお聞かせください。
阿澄さん:ジョイさんみたいな人はなかなかいないと思います(笑)。私、結構人見知りしてしまうんですが、ジョイさんからぐいぐい来てくれるのでお喋りはしやすくて、初対面からの距離の縮まり方はかなり早かったですね。
それと“オメス”(オスでもメスでもないという、ジョイまっくすさんの性別)としての女子力があって、そういう点でもお話しやすくて、同じ女の子としていうところも若干あったのかなと思います。
ジョイさん:そういう人多いんですけど、それは嬉しいですね。
阿澄さん:特にメイクなんかしちゃうと、逆に私が魅入っちゃうぐらい女子力が高くて(笑)。
ジョイさん:ジョイが「このジェルいいから使いな~」みたいなね(笑)。
阿澄さん:メイク道具の話を男性とする機会なんてなかなかないので、そういうところも楽しくやらせていただきました。
ジョイさん:ジョイはあすみんと一緒にラジオをやってきて、すごく真面目でいい子なので、きっとすごく素敵なお嫁さんになるだろうなと思うのね。
でも、趣味がないって言うじゃない? だから本当にジョイの中では一緒になって趣味を見つけて、趣味を見つけた喜びを分かち合って、「楽しいね」と言って一緒に笑いたいなと思って、ついおばさんみたいな感じでお節介したくなりますね(笑)。
――ゲームの中でお気に入りのキャラクターは誰ですか?阿澄さんはキャロル以外でお願いします。
阿澄さん:私はスクルージさんですね。本当に彼はどうしようもなく動いているという感じなのですが、それでもすごく惹かれる部分があって。
ファンタジーではあるんですが、人の人生をぎゅっと凝縮したような方なのかなという気がしていて、それで惹かれるのかなと思います。
ジョイさん:ジョイはニトロプラスの作品では往々にして主人公の男の子が好きなんですよ。単純にカッコイイからという理由なんですが。
もちろんスクルージもカッコイイんですけど、この作品の中ではキャロルが一番なんですよね。それはヒロインだからというわけでなく、キャロルが“ヒーロー”だと感じるからです。
しかも、悲しいことを全部知っていて、全部自分の世界を知っていながらああやって振る舞えるというのは、本当に強い人なんだなという気がするんです。
だからキャロルみたいになりたいなと。自分のこともわからないパートナーに、巧みなジョークを交わして落ち着かせていくお母さん的な面もあって、いいなと思います。
――本作はアニメ「ギルティクラウン」の10年前のお話となりますが、ご自身の10年前を振り返ってみていかがですか。
阿澄さん:10年前はちょうど東京に出てきた時なので、劇的に生活が変わりましたね。寮に入って短大に行って出会いもあって、それまでと比べものにならないほど環境が変わった時期で、それから10年も経ったということが信じられないですね(笑)。
ただ、10年経って、こちらで居場所がどんどん増えてきているというのは嬉しいことだし、ありがたいことだなと思います。
ジョイさん:ジョイの10年はまだジョイがちゃんとジョイになる前で恥ずかしいので、思い出したくもありません(一同笑)。最初の頃は中途半端でしたが、ユーザーの方にいろいろ教えられて、だったら可愛いほうがいいかなと。今どうかはわからないですけど。
阿澄さん:可愛いです~!つい魅入っちゃうんですよね。
――発売を心待ちにしているユーザーの方々にメッセージをお願いします。
阿澄さん:みんなで作り上げてきた作品がついにみなさまのもとに届くのが嬉しいし、楽しみです。
ゲームではあるのですが、小説でもあり、アニメでもあり、映画でもありと、要素がたくさん詰まった作品だと思います。どんどんこの世界観にスクルージたちと一緒に巻き込まれていってほしいですが、ラストはとんでもない展開が待っているので、これをプレイしたあとのことは知りません!みなさん、自己責任でお願いします。
そんな、ガツンと何か揺さぶられるような感覚をみなさん持つんじゃないかなという作品ですので、ぜひぜひ楽しんでいただければいいなと思います。
ジョイさん:ヒーローがいっぱいいるので、ヒーローを知ってください。そして、知った上で生きてください。
キャラクターたちの生きることの覚悟を見てほしいですし、ゲームがいいと思ったら、自分の心の教科書の中にしまって、「やつらに負けないようにしよう」と思っていただけたら嬉しいなと思います。
――ありがとうございました。
インターネットラジオステーション<音泉>内「GUILTY CROWN LOST XMAS RADIO COUNCIL」紹介ページ
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