スクウェア・エニックスは8月19日、東京・日比谷公会堂にて、AC「ロード オブ ヴァーミリオンRe:2」の公式全国大会「OVER the LORD~第4章 常闇を祓う覚醒の焔(ほむら)~」決勝トーナメントを開催した。

目次
  1. 1カウントを巡る好試合が続出した決勝トーナメント
  2. 4回目にして初開催となった使い魔人気投票の結果が発表!
  3. 今秋稼働の最新バージョンの情報が公開!「ペルソナ」シリーズとのコラボも!

1カウントを巡る好試合が続出した決勝トーナメント

本体会は、2010年7月10日以来、約2年ぶりに開催された、アーケード向けトレーディングカードゲーム「ロードオブヴァーミリオン」の頂点を極める全国大会。

当日は前回大会優勝者のD.C.さんをはじめ、北海道から九州までの日本中のトッププレイヤーが集まり、白熱の戦いが繰り広げられた。

大会は全国のエリアトーナメントを勝ち抜いた24名のトーナメント形式になっており、各プレイヤーが普段得意としている立ち回りが高いレベルで再現されている、見応えのある戦いが見られた。

そして準決勝になると、それまでの戦いから武器を変更するなど、対戦相手に合わせた駆け引きが対戦前から展開された。

決勝戦は危なげなく勝ち進んできた前回覇者のD.C.さんと、相手の動きを読みながら巧みに勝利を積み重ねてきたドラクエVIIはおさんという組み合わせに。

序盤から中盤にかけてはD.C.さんの猛攻が続き、それを必死でドラクエVIIはおさんが耐える展開に。しかし、終盤になると一転してドラクエVIIはおさんが反撃を試み、残り0カウントというギリギリの場面で、「バリオス」の一撃が決まりついに逆転。見事にドラクエVIIはおさんが初優勝を飾った。

優勝したドラクエVIIはおさんは「ラストは頭が真っ白になりながら攻めました」と、疲労感と充実感を表情ににじませながらコメント。そして優勝者への称号として「終焉を破る煌焔の王」が、惜しくも敗れたものの、決勝トーナメントに勝ち残った23名には「異界を揺るがす大魔道」の称号がそれぞれ授与された。

4回目にして初開催となった使い魔人気投票の結果が発表!

本イベントの合間のインターバルでは、「LoV四周年記念 使い魔人気投票企画『LoV 柴-SHIBA-』」の結果発表が行われた。

人気投票の上位は女性キャラクターが独占しており、3位には「アテナ」、2位には「ジャンヌ・ダルク」、そして1位は「サキュバス」という結果に。サキュパスは、2位のジャンヌ・ダルクに実に約1,000票もの大差を着けての首位獲得となり、その圧倒的な人気の高さを証明する形となった。

この結果に、サキュパスのイラストを担当している真嶋杏次氏は、「初期の頃から関わっているキャラクターで思い入れも強いので、大変嬉しく思っています」とメッセージを贈っていた。

また、人気投票の総括として「ロードオブヴァーミリオン」シリーズのプロデューサー・柴氏は「今回の発表を見て、今後追加していくキャラクターも考えていきたいと思います」と今後の展望を語っていた。

さらにその後公開された映像では、「LoV -SHIBA-」のメンバー48体が集結した描き下ろしビジュアルが製作中であること、人気投票上位7体の使い魔をSP(スペシャルレア)カード化することが明らかになり、会場内は大きなどよめきに包まれた。

今秋稼働の最新バージョンの情報が公開!「ペルソナ」シリーズとのコラボも!

また、大会終了後にはスペシャルプログラムとして、2012年秋に稼働予定の最新バージョン「ロードオブ ヴァーミリオン Re:2 ~再征~」の情報が公開された。

まずは本バージョンの注目の要素として、前作「ロードオブ ヴァーミリオン」からの使い魔の再征が発表に。これは、初代「ロードオブヴァーミリオン」に登場したカードが生まれ変わって登場するというもので、馴染みのある名前のカードが続々と紹介され、会場内は大いに盛り上がっていた。

左が旧、右が新カード。イラストはもちろん、能力や特殊技も一新されている。

さらに、新たなURカード「イザナミ」と、降魔の新キャラクター「~欲界の天魔~」が公開となった。

イザナミはボイスを悠木碧さんが担当しており、一定時間、攻撃力・防御力・移動速度・制圧力をダウンさせるトラップを発動できる特殊技「黄泉戸喫」が使用可能な強力なカードだ。この特殊技は、一体が罠にかかると相手全体に効果が発動されため、クセは強いが使いこなせば非常に強力なカードになるだろう。

Illustrator: 久方綜司

降魔・~欲界の天魔~は、青ボタンのときには範囲内にいるすべての敵の攻撃速度及び移動速度を一定時間させ、赤ボタンのときには範囲内の敵に撃属性のダメージを与え、さらに攻撃力も一定時間ダウンさせる特殊技「波旬の匂引」が使用できる。

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Illustrator: 東冬

そして最後に公開されたのは、アトラスの人気RPGシリーズであり、アニメや格闘ゲームとしても展開している「ペルソナ」シリーズ3作品とのコラボレーションだ。


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今回は「ペルソナ4」の主人公・鳴上悠が使い魔として参戦することや、「ペルソナ3」のキャラクターの登場が明らかに。スクリーンには、鳴上悠のペルソナ・イザナギを召喚しジオダインを発動する姿が映し出され、会場に集まったファンからは割れんばかりの拍手が巻き起こっていた。


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※画面は開発中のものです。

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