スクウェア・エニックスは、2012年発売予定のPS3/Xbox 360/PC用ソフト「ヒットマン アブソリューション」について、本作の魅力の1つでもある多彩な暗殺方法に関する新情報を公開した。
目次
漆黒のスーツに身を包み、闇に紛れてターゲットを「暗殺」せよ
闇に紛れる漆黒のスーツ、血に染められたような深紅のネクタイ、そいて敬虔な僧侶を想起させるスキンヘッドには、バーコードの刺青……。
謎に包まれた素性とは裏腹に、伝説の暗殺者としてその名を馳せる男「エージェント 47(以下、47)」。
本作では、プレイヤーは任務遂行のためならいかなる危険も顧みない冷徹な暗殺者「47」となり、様々な手段や数多くの武器、周囲の環境や状況を巧みに利用し、人知れずターゲットを暗殺してゆくことになる。
STORY
「47」は、彼の人生の中で最も過酷な任務をICAから言い渡される。それは、ICAにて長年に渡って彼のオペレーターを務め、任務をサポートしてきた仲間であり、「47」にとって最も親しい友でもあるダイアナの暗殺依頼だった─。
そして彼は、ダイアナ暗殺後、彼女から託された最後の依頼を果たすため、また彼女の死の裏に隠された真実を求め、一人腐敗し狂った世界へと身を投じることになる…。
暗殺方法は様々。「エージェント 47」がもたらす結末は「死」のみ。
ステルスアクションとなる本作では、目的を達成するための手段が複数用意されている。今回は作中に登場するひとつのミッションを例に挙げ、目的を達成するための多彩な手段を紹介しよう。
今回取り上げるミッションの目的は「チャイナタウン」を牛耳る「キング・オブ・チャイナタウン」こと「キング」を暗殺するというもの。「47」はある目的のため裏社会の情報屋「バーディ」にコンタクトを取り、情報提供を求める見返りに「キング」の暗殺を請け負うことになる。
伝説の暗殺者「エージェント 47」華麗なる7つの暗殺手段を紹介
ターゲット「キング」は、ある人物と密会するためにチャイナタウンの広場に現れるらしい。そこで「47」は、暗殺の機会を伺いチャイナタウンへと足を運ぶ…。
オリエンタルな雰囲気の中、雑多な屋台が立ち並び、多くの人々が行き交うチャイナタウン。こういった環境はただの風景ではなく、47が暗殺を遂行する際の重要な条件となる。マップごとの特徴を把握し、暗殺に利用できる状況を見出そう。
射殺、刺殺、撲殺、絞殺、毒殺、爆殺…どんな暗殺方法をとるかは、プレイヤー次第。
手段その1:正面突破は初心者のやること?「つまらない暗殺」
ターゲットである「キング」は、買収した悪徳警官に身辺を護衛させている。不用意に近付けば即座に警戒度が上がり、身を危険にさらすことになる。もちろんターゲットやその他の敵を銃や格闘で派手に排除することは可能だ。しかし、一流の暗殺者ならば、静かに、そして華麗にターゲットを排除するのが流儀だろう。
手段その2:服装を拝借して相手を騙せ「おしゃれに暗殺」
本シリーズの大きな特色でもある「変装」。変装するためには、変装したいコスチュームを身に付けている相手を気絶させるか、殺害して、着ているコスチュームを奪う必要がある。暗殺を遂行するためには、環境に溶け込むのも重要な行動だ。
「キング」の密会相手は、どうやら麻薬の密売人のようだ。そこでセキュリティの監視が届かない場所で売人を仕留めてコスチュームを奪い、密会相手に変装する「47」。これで周囲に警戒されることなく、ターゲットに近付けるようになる。
売人の変装をしていれば、ターゲットは「47」を疑うことなく、取引のために後をついてくるようになる。売人のアジトへと誘導し、誰にも見咎められることなくターゲットを暗殺完了。暗殺方法は、銃殺、絞殺、撲殺、刺殺と、手にしている武器のほかにも、周囲にあるオブジェクトを用いて好きなように実行しよう。
手段その3:今度の「47」は料理もできる 「オーガニックな暗殺」
屋台の売り子に変装した「47」。どうやらこの屋台では「フグ」を提供しているようだ。本作では、一見すると暗殺とは無関係に見えるオブジェクトすら利用することが可能。もちろん「フグ」からは、猛毒の「フグ毒」を入手することができるぞ。
密売人との取引を終え腹を減らしたターゲット「キング」は、屋台の物色を開始。そこで「47」は、ターゲットの注文した料理にフグ毒を仕込むことに…。こうして料理を口にしたターゲットはもがき苦しみやがて死ぬが、その場では死因がわからないため、「47」はまったく怪しまれることなく安全に逃走することができるのだ。
手段その4:ド派手な暗殺もたまには必要? 「ハリウッド的暗殺」
ターゲットがいつも利用する高級車にリモコン爆発物を仕掛ける「47」。その後、車に搭載されている警報装置を作動させ、アラームを鳴らすことでターゲットをおびき寄せる。
離れた場所からターゲットが車に近付くのを監視し、リモコンで爆弾を爆発。暗殺方法としてはいささか派手ではあるが、周囲に見られていなければ「47」の仕業だとは誰にも気づかれることなく暗殺完了だ。
手段その5:俺の後ろに近づくな―「伝統的な暗殺」
もっとも暗殺者らしい方法といえば、遠距離からのスナイプだ。まずはターゲットの行動パターンを把握して、狙撃に適した場所を見つけよう。愛用の二丁拳銃以外の武器は現地調達が基本となるため、スナイプに適したライフルを見つける必要もある。銃はどこにあるのだろうか…。
手段その6:不慮の事故は突然に 「スマートな暗殺」
環境を利用した暗殺方法も、本作における特徴の1つだろう。人気のない場所で静かにターゲットを暗殺したとしても、死体が発見され他殺の証拠が見つかると騒ぎが起きることもある。
そこでオススメなのが、周囲の環境を利用した事故死の演出だ。こうすることで、より安全にターゲットを始末できる。ターゲットが用を足している所を狙って、頭上のオブジェクトを撃ち落として事故に見せかけるようなことも可能だ。
手段その7:無駄弾はなるべく使わない主義 「エコロジーな暗殺」
ターゲットの行動パターンを把握してしまえば、身一つでターゲットを暗殺することも可能。ターゲットが人気のない場所へ移動した隙を狙って背後から絞殺すれば、もっとも静かにターゲットを暗殺することができるだろう。銃の残弾が少ない場合は、この選択肢もありだ。ただし、ターゲットには最接近することになるので、ご注意を。
証拠を隠蔽するまでが暗殺です―死体はゴミ箱へ
本作では、たとえ暗殺に成功したとしても死体が見つかると騒ぎが起き、周囲の警戒度が上がってしまう。警戒度が上がると普段ならば怪しまれない行動にも目をつけられやすくなるぞ。死体はゴミ箱やロッカーなどに隠すことができるので、暗殺の痕跡はなるべく人目に触れないように隠蔽しよう。
ターゲットの思考や行動パターン、そして状況を徹底的に観察しよう
ターゲットはもちろん、麻薬の密売人や警官、そして群衆に至るまでそれぞれ別々の思考をし、独自の行動パターンを持っている。
それらの行動パターンを把握して先回りすることはもちろん、「47」が何らかの形で介入することで行動パターンに変化をもたらし、それらを上手く利用することで静かに、そして華麗にターゲットを暗殺することが可能となる。
また、武器や様々なオブジェクトは単体で十分に暗殺の道具となるものもあれば、それだけではまったく殺傷能力を持たないものもある。ただし、組み合わせることで思いもよらない効果を生み出すことがあるので、想像力を働かせて誰も予想できないような暗殺を遂行しよう。
暗殺者の数々の経験は直感となりすべての状況を支配する―
「インスティンクト」
「47」の研ぎ澄まされた直感は「インスティンクト」と呼ばれ、ステルスアクションである本作には欠かせない重要なシステムのひとつとなっている。
「インスティンクト」を発動すると、プレイヤーは最高の暗殺者である「47」の視点で世界を感じることができるようになる。
例えば、「インスティンクト」発動中はターゲットや敵対するキャラクターを赤くハイライトさせられる。これらは壁越しでも効果があるため、隠れた場所からでもターゲットや敵の行動を把握し、次の行動を決定することができるのだ。
また、干渉・利用できるオブジェクトの場合は黄色くハイライトされる。今、自分がどんなオブジェクトを使えるのか、何ができるのかを把握するだけでも暗殺方法は複数見つかるはずなので、状況に応じて上手く活用しよう。
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