【KAC 2012】「SOUND VOLTEX BOOTH」「REFLEC BEAT limelight」「beatmania IIDX 20 tricoro」決勝ラウンドが開催、最終日もスーパープレイが続出!

アーケードゲーム
0コメント 仁志睦

KONAMIの人気アーケードゲームのチャンピオンを決する公式大会「KONAMI Arcade Championship 2012」。今回は最終日となる11月25日に開催された「SOUND VOLTEX BOOTH」「REFLEC BEAT limelight」「beatmania IIDX 20 tricoro」の決勝ラウンドの模様を関東エリア会場(東京レジャーランド パレットタウン店)の視点を中心にお伝えする。

この決勝ラウンドは日本全国の5つの会場と台湾会場の計6か所をオンラインで結ぶという大規模なもの。大会は二部構成となっていて、まずは北海道・東北、関東、中部、関西・中国、四国・九州・沖縄の5エリアの代表を決める選抜戦を各会場で実施。それぞれのエリアを勝ち抜いた代表選手とアジア代表選手の計6名による最終決勝を行い、これを勝ち抜いた者がチャンピオンとなる。

関東エリアは東京レジャーランド パレットタウン店で開催。司会進行はL.E.D氏とTAG氏が務めた。
北海道・東北エリアはディノスパークノルベサで開催。
司会はショッチョー氏とTOMOSUKE氏。
中部エリアは名古屋レジャーランドささしま店で開催。
司会はdj TAKA氏とwac氏。
関西・中国エリアは3RDプラネットBiVi京都二条店で開催。
司会は96氏とPON氏。
四国・九州・沖縄エリアはラウンドワン半道橋店で開催。
司会は肥塚良彦氏と猫叉Master氏。
アジアの代表選手たちは台湾・台北市の会場から参加。 Usteramによる生配信も実施。司会進行は森一丁氏と
千石愛氏、ゲスト解説はDJ Yoshitaka氏が務めた。

いずれ劣らぬ猛者たちだけあって、決勝ラウンドはエリア代表選抜戦から激戦の連続。次々に驚異的な高スコアが飛び出し、最終決勝も誰が勝つか分からない本命なき戦いになることが予想された。ちなみに関東エリアではLAYNTS(レインツ)選手が「SOUND VOLTEX BOOTH」の代表に。「REFLEC BEAT limelight」ではICE-MI(アイスミ)選手、「beatmania IIDX 20 tricoro」ではTANMEN(タンメン)選手が最終決勝に勝ち上がった。

会場には多数のファンが駆けつけ、プレイヤーたちに熱い声援を送った。
プレイヤーたちのスーパープレイの数々に会場からは驚きの声が上がっていた。

アジア代表が圧倒的な強さを見せた「SOUND VOLTEX BOOTH」

最初に最終決勝が行われたのは「SOUND VOLTEX BOOTH」。試合のルールは3曲の課題曲の合計スコアを競うというもので、まず各エリアの代表選手が3名ずつの2組に分かれて対戦。さらに1位同士のプレイヤーによる決勝戦を行い、これに勝利した者が優勝となる。

1組では九州・四国・沖縄代表のYUU39N(ユーサク)選手、中部代表のLAV1S.(ラブイチェス)選手、北海道・東北代表のPENGUIN(ペンギン)選手が対戦。エリア代表選抜戦で総合トップの成績をあげたYUU39N選手が勝ち上がるかと思われたが、LAV1S.選手が3曲すべて990万台という安定したスコアを叩きだし、決勝へコマを進めた。

関東代表のLAYNTS(レインツ)選手、関西・中国代表のHAMATAN(ハマタン)選手、アジア代表のREMILIA(レミリア)選手が対戦した2組では、なんと2曲目でREMILIA選手がパーフェクトを達成! LAYNTS選手も3曲すべてで好スコアを上げて食い下がったが及ばず。驚異的なパフォーマンスを見せたREMILIA選手が勝利をおさめた。

決勝戦ではLAV1S.選手とREMILIA選手の選んだ「Absurd Gaff」(EXHAUST)、「Ganymede kamome mix」(EXHAUST)と、主催者がチョイスした「Max Burning!!」の3曲で争われることとなった。3曲目は今大会で初めて公開された新曲で、どちらのプレイヤーも初見でのプレイとなるため、この曲のスコアが勝敗を分けると思われた。

ところが、試合は1曲目からREMILIA選手がスーパープレイを連発。初見であるはずの3曲目もなんなくクリアするなど、LAV1S.選手をまったく寄せつけず。圧倒的なパフォーマンスで見事チャンピオンの座に輝いたのだった。

REMILIA選手の驚異的なテクニックに解説陣が「なに、今の?」と言ってあっけにとられる場面も。

決勝でまさかの番狂わせが起きた「REFLEC BEAT limelight」

「REFLEC BEAT limelight」では最終決勝に勝ち上がった6名のプレイヤーが2曲勝負を行い、合計スコアが高いほうが勝ち上がるトーナメント戦で王座が争われた。本作は自分と敵のスコアが画面に表示されることもあって僅差の勝負が続出。わずかな操作ミスが勝敗を決する、しびれるような緊張感あふれるバトルが展開された。

1回戦はアジア代表のARPA・∀・(アルパ)選手と中部代表のZYUBIITO(ジュビート)選手、関西・中国代表のUTARO(ユータロー)選手と関東代表のICE-MI(アイスミ)選手がそれぞれ対戦。ARPA・∀・選手とICE-MI選手がそれぞれ2回戦にコマを進めた。

2回戦第1試合は前回チャンピオンである北海道・東北代表のN.E.X.T(ネクスト)選手とARPA・∀・選手が激突。1曲目をわずか15点差で制したN.E.X.T選手が2曲目も制し、2年連続で決勝進出を果たした。

第2試合では九州・四国・沖縄代表のA.N.C.B(アンチョビ)選手とICE-MI選手が対戦した。1曲目は41点差でICE-MI選手が勝利したが、2曲目はA.N.C.B選手が先行。ジリジリと点差を広げていき、勝負の行方はまったく分からなくなった。結果、2戦合計で5134対5119とわずか15点差でA.N.C.B選手がICE-MI選手を逆転。決勝へとコマを進めたのだった。

かくして、決勝戦は前年チャンピオンのN.E.X.T選手とA.N.C.B選手の間で行われることとなった。1曲目の「TITANS RETURN」では両者譲らずまったく五分の展開。土壇場でA.N.C.B選手をかわしたN.E.X.T選手が4点差で勝利した。

2曲目の「HAERETICUS」ではA.N.C.B選手が先行。N.E.X.T選手のミスを突いて、一気に差を広げることに成功する。N.E.X.T選手も何とか追い上げをはかるが後一歩届かず。2曲合計3888対3861で、A.N.C.B選手が前年度王者のN.E.X.T選手を破り、新チャンピオンとなった。

新チャンピオンに輝いたA.N.C.B選手は歓喜の涙を流しながらチャンピオンボードを掲げてガッツポーズ。

息詰まるデッドヒートが展開された「beatmania IIDX 20 tricoro」

最後のタイトルは「beatmania IIDX 20 tricoro」。こちらは代表選手6名が、それぞれ1曲ずつ選んだ6曲の課題曲を同時にプレイしていき、合計スコアがもっとも高かった選手がチャンピオンとなる。各エリアの代表選手と選択した曲は以下のとおりだ。

地域 代表選手 楽曲
アジア LOKI(ロッキー)選手 eRAseRmOToRpHAntOM/ANOTHER
九州・四国・沖縄 KENTAN(ケンタン)選手 Todestrieb/ANOTHER
関西・中国 MYK.A(ミヤコ)選手 Watch Out Pt.2/ANOTHER
中部 MADOKA(マドカ)選手 灼熱Beach Side Bunny/ANOTHER
北海道・東北 DOLCE.(ドルチェ)選手 冥/ANOTHER/ANOTHER
関東 TANMEN(タンメン)選手 BITTER CHOCOLATE STRIKER/ANOTHER

試合のほうは3曲目が終わった時点でMADOKA選手と前回優勝者のDOLCE.選手が、3位以下のプレイヤーを大きく引き離すことに成功。完全にこの両者によるマッチレースとなった。ふたりは4曲目と5曲目でも高スコアを獲得。わずか23点差でMADOKA選手がリードと、どちらが勝つかまったく分からないまま6曲目へ突入することとなった。

そして迎えた6曲目。ここで、エリア代表決定戦を全国1位のスコアで勝ち抜いたTANMEN選手が、全国ランキングの記録を塗り替える3917点という驚異的なスコアを叩きだす。しかし、MADOKA選手とDOLCE.選手もきっちり3800点台でフィニッシュ。MADOKA選手がリードを守り切り、優勝を勝ち取ったのだった。

驚くべきスコアを叩きだしたTANMEN選手のパフォーマンスに関東エリア会場は大盛り上がりとなった。
チャンピオンとなった中部代表のMADOKA選手は会場のファンとともに喜びをわかちあった。

アジア代表選手が驚くべきパフォーマンスを見せたり、前回チャンピオンが最終決勝で立て続けに破れたりと、波乱の連続で大いに白熱した本大会。敗れた選手たちにも温かい声援や拍手が送られるなど、熱狂と同時にアットホームな雰囲気が強く印象に残ったイベントだった。次回はどのようなドラマが生まれるのか。来年も熱い戦いが行われることを期待させつつ、大会は幕を閉じた。

※画面は開発中のものです。

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