ドイツ・ケルンにて8月21日~25日まで開催されているヨーロッパ最大のゲームショウ「gamescom 2013」。Gamer初取材記念として会場内部や周辺の簡単なロケーションを紹介。
アメリカ「Electronic Entertainment Expo(E3)」、日本「東京ゲームショウ(TGS)」と並ぶ世界三大ゲームショウの1つ、ドイツ「gamescom 2013」。初開催は2009年となり、今年で5回目となる。開催地のケルンは、ドイツ連邦共和国ノルトライン=ヴェストファーレン州の都市で、街のシンボルとしてケルン大聖堂がそびえ立ち、平日でもたくさんの観光客で賑わっている。ケルン市の姉妹都市は日本の京都市である。
ケルン中央駅から列車で1駅、ライン川を渡ってケルン・メッセ・ドイツ駅から徒歩ですぐの好立地にある、会場の「ケルンメッセ」は豊かな自然と近代建築が合わさった総合イベントホールとなっている。
ちなみに、ライン川に架かるホーエンツォレルン橋の金網には、さまざまな人が愛を約束した何千、何万もの南京錠がかけられており、その数に圧倒。ちょっと多すぎて不気味でもあるが…。昔はライン川に鍵を投げ込んでいたらしいのだが、環境問題で禁止になったそうだ。
今回Gamer編集部がはじめて「gamescom 2013」の取材に訪れることができたので、会場内部と周辺のちょっとした紹介をしておこう。
プレスデーの8月21日の会場の様子
会期の初日は、報道関係者などが入場できるプレスデーということもあり、開場時間近くでもあまり混雑は見られなかった。駅や会場入口の周辺には新作タイトルの看板は出ていたが、数はあまり多くなく、E3のように大音量での音楽を流しているメーカーも見られなかったのが驚き。
天井が高く、開放感たっぷりの会場内には話題作の巨大ポスターなどが掲出され、このあたりは他国のゲームショウと変わらない印象。「ケルンメッセ」はたくさんの独立したホールが複雑に連結しており(複数の階層もあり)、最初はかなり迷ってしまった。オシャレなダンジョンといったところ。
側面ガラス張り、ホールをつなぐ通路は一部屋外になっていたりと、気候も涼しい時期でかなり快適で過ごせる。さまざまなレストランやカフェなども併設されており、友達や家族と休憩しながら楽しむ様子も伺えた。このときは一般デーの来場者の多さなど全く想像していなかった…。
ここまでの規模のゲームショウは欧州ではgamescomだけ?まさに人の洪水
8月22日からは一般のユーザーが入場できるように。ゲームをメインとした大型の規模のゲームショウは欧州ではこのgamescomだけとなっており、開場時間からもうあふれんばかりの人でフロアはたちまち埋め尽くされる。現地の来場者ですらあまりの人数にビックリしてエスカレーターから記念写真を撮っていた。これが全部ゾンビだったらあっという間にGAMEOVERだ。
会場前の階段では、あまりの来場者の多さのせいか、規制入場をしているようだった。それでも会場内ではトラブルを見ることはなく、皆楽しそうに過ごした。一番印象的だったのは道を譲ったり、ドアを次の人のために押さえる、困っている人がいたら率先して手伝う、といった親切心の高さ。どんなに若い子でもそれを自然に実行しているようで、とても好感が持てた。といってもリュックのジッパーを開けて荷物を盗まれそうにもなったのだが…(笑)。
プレスルームは各国のメディアが記事を執筆する戦場
会場に複数設置されている報道関係者用の施設は豪華で広々。もちろん専用のパスを発行してもらわないと入場はできない。カンファレンスルームではgamescom主催の説明会や、各メーカーごとにタイトルのメディアセッションを実施しており、終日にぎわっている。
プレスルームには、ニュースリリースや素材サイトアドレスなどが配布され、PCが設置されたテーブル、LANや電源が完備されたスペース、ソファスペースなどで記者が取材と原稿の執筆に集中できるような環境になっている。
また、取材などでお腹を空かせた記者のためにランチを有料で提供してくれるカフェも併設。Gamer編集部員ももちろん!お世話になった。ちなみにメニューはペンネパスタトマトソース(パルメザンチーズかけ放題!)、ソーセージやハンバーグ、チキンフィレなどはパンと一緒に、濃厚な野菜のスープや各種サンドイッチ、フルーツやデザート、コーヒーやソフトドリンクまで用意されており、忙しい記者たちのまさにオアシス。筆者はパスタとスープと、ミネラルウォーターをつけて約14ユーロ(日本円で約1800円)と、ちょっとお高め…。
ゲームだけじゃない、謎のキャラクターのコスプレも
世界のゲームショウでは恒例となっている、一般ユーザーによるキャラクターのコスプレ。昨今では手作りの衣装もかなり精巧に作られているものが多く、gamescomでもゲームから飛び出してきたかような素晴らしいコスプレをする人を見つけることもできた。その中でも「あれ?このキャラって何だっけ??」とちょっと首を傾げてしまうような、微妙なコスプレ(ヅラをかぶっただけなど…)を披露?している人もいた。そう、楽しければ何でもいいのだ!
スケボーショウやレトロゲーム体験スペースなどバラエティ豊かな「ホール10」
コンシューマーメーカーの規模の大きい出展ブースも楽しいが、「ホール10」ではちょっと趣向の違った展示がされている。個人のイラストレーターが似顔絵を描いてくれたり、専門学校の紹介ブースやちょっとアレなグッズを販売しているお店もかなり賑わっていた。許可が降りているかは不明だがゲームやアニメのキャラクターTシャツは約20~25ユーロで販売。
また今では手にはいらないようなレトロゲームハードの展示や、実際にプレイできるハードも用意されており、さまざまな年齢層のユーザーが楽しんでいた。
ゲームソフトの展示コーナーにはなぜか「植松伸夫」氏のサイン入りの「FFVII」や「ワンダースワンカラー本体 FF同梱版」の姿も!さらにゲームギアのカラーバリエーションやゲームウォッチ、LYNKまで展示され、撮影に燃える来場者も多かったゾ。
そしてテレビゲームとは関係ないが、実際の人間がサッカーゲームの駒になりきって遊んだり、ヘディングだけでピンポンしたり、広大なスペースでスケボーの技を競うゲームを開催したりと、体もしっかり動かして楽しんでいた人もたくさん。まさに、文武両道!
※画面は開発中のものです。
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