5pb.が2013年12月5日に発売を予定しているPS3用ソフト「解放少女 SIN」。今回は、本作に出演している前野智昭さん、明坂聡美さんら6名のキャストにインタビューを行ったので、その内容をお伝えしよう。
「解放少女 SIN」は、2012年にレベルファイブより発売されたニンテンドー3DS用ソフト「GUILD01」に収録されたシューティングゲーム「解放少女」の世界観を踏襲しつつ、その後の物語が描かれるアドベンチャーゲーム。
本作では、第二代大統領で現職の大空翔子と、その首席補佐官・海堂清人を中心に、閣僚をはじめとしたさまざまな想いを抱える少女たちの物語が展開。美少女たちの日常生活が描かれる一方、戦争をテーマにしたハードなシナリオも楽しめる点が魅力だ。
今回、本作に出演する前野智昭さん、明坂聡美さん、佐藤利奈さん、石原夏織さん、能登麻美子さん、小松未可子さんの6名にインタビューを行うことができたので、その内容を紹介しよう。当日は限定版に付属するドラマCDの収録直後であったものの、本編に関するお話も伺うことができたので、ぜひ読み進めてほしい。
――まず、収録を終えての感想をお願いします。
前野さん(海堂清人役):セリフ量がものすごいボリュームで、1クールのアニメと同じスケジュールでの収録でしたね。物語も壮大だし「これは大変な収録になるぞ」と思っていたのですが、スタッフの方が「台本をあまり先まで読み込まずに、その日の分だけ持ってくれば、清人と同じ気持ちになれるのでは」とアドバイスしてくれたので、まるで小説を読んでいるように、ずっと楽しく収録できました。
明坂さん(明星かぐや役):私が演じた明星かぐやは防衛大臣という役職で、「強い日本を作ろう」という軍人気質な人なんです。ここまで強い意志を持った女の子を演じるのは初めてだったので、普段の喋り方や、戦闘パートでのリズム感は苦労しました。あとは設定上、軍事的な言葉を使うことがとても多くて、百科事典を何度も調べながらの収録でした。
佐藤さん(安之雲ミブリ役):安之雲ミブリはイラストを見ての通り、靴下は破れているし頭はボサボサだしで、かなりぶっ飛んだキャラクターです。天才肌という言葉がよく似合う人で、演じるにあたっては、喋るペースが他の人と異なるように意識しました。スタッフの人とも「聞いた人が気持ち悪くなるといいよね」と話していました(笑)。
ミブリの生い立ちや、抱えているものをしっかり把握することが大切だと思ったので、前野さんとは逆に、最初にガッツリ台本を読んでから収録に臨みました。いい意味で物語を引っ掻き回す役なので、注目してもらいたいです。
石原さん(左近田凪冴役):凪冴は花澤香菜さんが演じる大空翔子のライバルにあたるキャラクターで、エリートとして育ってきた人なんです。常に自身を持っている、強気な性格のキャラクターは今まで演じたことがなく、不安のほうが大きかったのですが、スタッフの方と相談しながらキャラの理解を深めていきました。収録も終盤になってくると、凪冴の動いている姿が明確に想像できて凄く楽しかったですし、凪冴から色々なことを学べました。
能登さん(不破聖役):若い男の子や女の子が閣僚になるのは面白い設定だな、というのが第一印象でした。ですが実際に演じてみると物語がとてもハードで、「これから先どうなるんだろう!?」とハラハラしながら台本を読んでました。
私が演じさせてもらった聖は、日本の失われた文化を復興させようと頑張っているのですが、頑張る理由は彼女の生い立ちとも繋がっていて、考えさせられる物語になっています。読めば読むほど入り込んでいけるシナリオなので、他のキャラクターの物語も知りたいと感じました。
小松さん(環小神子役):皆さんと同じく、一からキャラクター像を掴まなければいけなかったので、収録を始めるまでが大変でしたね。小神子の生い立ちを見ると、負の部分を多く持ったキャラクターで、一見ぶっきらぼうなんですけど、そこにはちゃんとした理由があるんです。
小神子の場合、自分のバックボーンと向き合うシーンが多くて、かなり重い話もあます。私はキャラクターを叩き込んでから収録に望むタイプなので、スタジオに行くときは足取りが重くなりましたね(笑)。1人のキャラクターとここまで向かい合うことはあまりなかったので、短い間ではありましたが、貴重な体験になったと思います。
――ゲームの魅力や、収録を通して感じた印象があれば教えて下さい。
前野さん:かわいい女の子がたくさん出てきますが、そのかわいさを押し出すのではなく、政治的な話を織り交ぜた、新しいジャンルになっていると感じました。また、日本の名所がところどころに出てきたりと、難しい話でありながら、誰もがピンと来る要素も散りばめられていますので、多くの人が楽しめると思います。
明坂さん:見た目と出演声優の名前に騙されて買ってしまうと、「こんなに奥が深いのか!?」と驚くと思います(笑)。それぞれのキャラクターに隠された過去や、政治を絡めた会話は特に目を向けてほしいですね。あと、命懸けで戦う解放機での戦闘シーンは、他のバトルもののアニメとは違った覚悟が見えて魅力的でした。
佐藤さん:物語が骨太なので、どんどんのめり込んでいけると思います。ひとつひとつの謎がパズルのように組み合わさり、全貌が見えてくるタイプのシナリオなので、気になる人は休まずプレイするんじゃないでしょうか。私も台本をもらったとき、一気に読みましたし。
登場するキャラクターはみんな人間臭く、重いシナリオもたくさんあるので、生々しいドラマが好きという人にはたまらないと思います。あと私は、本作のバッドエンドがとても好きなので、ぜひ注目してほしいです。何を思ってこんなエンディングにしたんだろうと、作家さんと一杯飲みながら語り合いたいです(笑)。
石原さん:私はまだ選挙もいまいち分からないので、最初は何を言っているか分からない場面も多かったんです。だけど収録を通して単語の意味も分かるようになり、「政治ってこういうことなのか」と理解できたのは面白かったです。前半の伏線が後半でしっかり解決していくので、プレイしての達成感は間違いなくあると思います。
能登さん:ゲームの世界では誰もが容赦なく、本気で生きていて、その熱量がはっきり伝わるのは魅力ですね。先ほどオープニングムービーも見たのですが、和のテイストを盛り込んだ、とても格好いい映像になっていたので、プレイする際はそちらもチェックしてください。
小松さん:それぞれのキャラクターが本当に深く掘り下げられていて、すごく濃いストーリーが楽しめます。佐藤さんも言っていたとおり、バッドエンドを大量に見てもらいたいですね(笑)。まったく想像の付かない終わり方をするので、事細かに、いろんなルートを見てもらいたいです。
――最後に、発売を楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。
前野さん:みなさんの期待を裏切らない作品になっていますし、アニメにしても映えるのではと思います。映像化を願う声があれば、可能性としてあるかもしれないので、ゲームが面白いと感じたら、感想を然るべきところに送ってくれればと思います(笑)。
明坂さん:ゲームという媒体ではあるんですけど、まるで長編小説を読んでいるような感覚で楽しめる作品です。私が演じたかぐやも、とても壮絶なストーリーを歩むので、その点にも注目してもらえたらと思います。
佐藤さん:非常に濃い作品なので、ぜひみなさんの目でバッドエンドまで遊んでいただき、然るべきところに感想を送ってください(笑)。送ってくれれば、またこのメンバーが集まれるかもしれないので、よろしくお願いします。
石原さん:それぞれのキャラクターのルートによって、物語の方向性がガラッと変わってきます。なので、どれか1人だけではなく、ぜひ全キャラクターのストーリーを楽しんでもらいたいです。
能登さん:みなさんの魂がこもった作品ですので、ぜひ大空を飛び回りながら、バッドエンドも含めて楽しんでくれたら嬉しいです。
小松さん:爽快感のあるオープニングムービーとは裏腹に、凄くドロドロしたストーリーもあったり、キャラクターの深い過去があったりと、隅々までやり込めるゲームになっています。ぜひプレイしてもらい、楽しかったら「アニメも見たいなぁ」と然るべきところに送ってください。そうしたら私たちもより一層頑張れるので、ぜひ応援をよろしくお願いします。
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