カプコンは、9月19日から開催されている「東京ゲームショウ2013」にてPS4/PS3/Xbox 360/Xbox One/PC「ストライダー飛竜」ステージを実施、プロデューサーによるゲーム紹介や実機プレイデモを公開した。
「ストライダー飛竜」は1989年、業務用アクションゲームとして誕生。当時の水準を大きく上回る美麗なグラフィックと、冒険映画さながらの自由なアクションとダイナミックな演出。そして近未来、東欧から幕をあける奇想天外な世界観から、高い人気を博した作品だ。その後数多くの家庭用ゲーム機へ移植され、1999年には続編「ストライダー飛竜2」が製作されている。
マルチプラットフォームで発売が決定した「ストライダー飛竜」は、これまでのシリーズ作の続編ではなく、DNAとスピリットを完全継承した作品となっている。再解釈された独特の世界観に加え、2D横スクロールアクションのゲーム性、爽快さはそのままに最新の3D表現が施されている。
「東京ゲームショウ2013」カプコンブースで開催されたスペシャルステージではプロデューサーを務める「アンドリュー・サマンスキー」氏が登壇し、過去作となる「ストライダー飛竜」「ストライダー飛竜2」の懐かしのゲームプレイ映像をまとめたPVを公開。
また、本作の魅力についてアンドリュー氏は、これまでの「ストライダー飛竜」のDNAとスピリットと完全に継承し、最新のグラフィックとこれまでのシリーズの良い所を入れつつ、最新ハードでの表現をふんだんに使用してオールドファンから「ストライダー飛竜」を知らない人でも楽しめる作品に仕上がっていると話した。
ジャンルは「ハイスピード探索アクション」とし、おなじみの光剣サイファーやハイジャンプ、壁などを忍者のように伝うアクション、スライディングアクションなども搭載しており、新武器として飛道具「クナイ」をいつでも投げつけることができるようになった。
そしてとにかくクールでカッコいい主人公「飛竜」について、本作ではデザインを新たに構築し、シルエットは変えずに質感や部分的なディテールを新しく描き起こしている。モーションなどに関しては「MARVEL VS.CAPCOM」シリーズに登場した際のデザインも参考にしているとのことだ。その他にも過去作に登場したキャラクターや新しい人物なども登場するようだ。
そして実機プレイでは、東京ゲームショウで出展されているバージョンとは違った「PlayStation4」版ROMを使用し、基本のアクションやゲームシステムを紹介。本作の飛竜もボタンを連打すればするだけ剣撃を繰り広げる爽快な攻撃が健在、近未来の居住区を進んでいく飛竜はものすごいスピードで移動し、走りながら敵を攻撃。アイテムを入手すれば敵の銃弾を弾くことも。中央の「飛」ゲージがMAXまでたまるとサイファーが超強力に!
またステージ内にはさまざまな隠し部屋などギミックが設置しており、探索しながら先に進む楽しさを追求。左右だけでなく上下に移動することもでき、敵もいろいろな角度から攻撃してくる。属性の違うサイファーを装備すると飛竜のまとうマフラーやエフェクトの色も変化する。会話シーンも挿入される、ここのステージのボスは分かる人には分かる女性キャラクターのようだが、正体はいったい??