「Unity」バージョン4.3がリリース―2D専用開発ツールやMecanimアニメーションシステムの大幅な機能追加などを実施

0コメント

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、マルチプラットフォーム向けゲーム開発環境「Unity」のバージョン4.3をリリースし、同バージョンでのアップグレード内容を公開した。

今回のアップデートでは、要望が多かったという2D専用の開発ツールに加え、Mecanimアニメーションシステムへの大幅な機能追加、コードを一新したUmbra 3オクルージョンカリングのアップグレードなど、大幅な改良が行われている。詳しい内容は下記の通り。

「Unity」バージョン4.3アップグレード内容

2D開発ツール群

Unityはこれまでも数多くの素晴らしい2Dゲーム制作に活用されてきましたが、Unity 4.3では新たに2Dゲームの制作を念頭に置いて設計されたワークフローから構成される2D開発ツール群と概念が導入されています。

新たに追加されたスプライトテクスチャーのインポートモードや自動アトラス化機能、さらには2Dレンダラの最適化、シーン作成時のドラッグアンドドロップ操作対応などにより、2Dアセットの操作や最適化作業はより簡単になります。

また、Box2D物理演算エンジンがUnityに統合されたことで、パフォーマンスと安定性が向上し、ゲームビルドのサイズをおさえることも可能になりました。この他スプライトテクスチャーからポリゴンコライダーが生成できるようになるため、高い精度を持ちながらも自由に編集できる物理コライダーメッシュが手早く作成できます。これはシーンにおけるオブジェクト間の物理的挙動をよりブラッシュアップする上で有用です。

Mecanim アニメーションの改良

本アップデートにより Unityを代表するキャラクターアニメーションスイートがさらに強力になりました。複雑なジオメトリーでも高精度かつリアルなモデルステート間のブレンドを可能にするBlend Shapesは、アニメーターの皆さまがさまざまなアニメーション、とりわけ感情豊かなフェイシャルアニメーションを制作する上で役立ちます。

またハイエンドなキャラクターアニメーション制作に関連するところでは、MecanimとAnimation Window(新機能ドープシートを含む)との完全な統合も果たしています。またシンプルなシーン要素のアニメーション付けや2Dスプライトのアニメーション、カメラ設定などにも対応したことで、Mecanimはより全方位的なアニメーションソリューションとなっています。

その他の改良点

Unity 4.3にはこの他にも多数のアップグレード/機能追加がなされています。代表的な主要改良点としては、動的なNavmesh作成、複数キャラクターを(100個のピースではなく)単一オブジェクトにまで削減する“Optimize Transform Hierarchy”機能、MonoDevelop4.0.1、プロジェクト単位でのエディターレイアウト保存、シェーダーに関する各種改良、Plastic SCMの統合、Windows Store Appsに関する多数のアップデートなどがあります。全改良点の一覧はリリースノートにてご確認いただけます。

Unity 4.3 ダウンロードページ
http://japan.unity3d.com/unity/download/

なお、今回のアップデートにあたり、Unity Technologies CEOのデイビッド・ヘルガソン氏は以下のようにコメントしている。

新たに追加された 2Dツール群はデベロッパーの皆さまによる優れた2Dゲームの開発を支援する重要なマイルストーンだと考えています。また、Mecanimの機能とパフォーマンスにも大幅な改良が加えられており、生産性を高める盛りだくさんのアップデートとなっています。

※画面は開発中のものです。

本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

関連タグ

注目ゲーム記事

ニュースをもっと見る

ゲームニュースランキング