セガは、2014年2月22日発売予定のPS4/PS3用ソフト「龍が如く 維新!」と、「はなまるうどん」のコラボレーションによって生まれたメニュー「はなまる特製 龍うどん」の試食会を開催した。
試食会ではまず、はなまるの経営企画室 マーケティング担当部長・田中安人氏から挨拶が行われた。今回発売される「はなまる特製 龍うどん」は、ゲーム内では常連だけが注文できるメニューを実際に商品化したものとなる。田中氏いわく、通常店舗でも人気の「牛肉温玉ぶっかけ」に自慢のカレーをトッピングし、「龍が如く」の世界観にふさわしい、ボリューム満点のメニューに仕上がっているとのこと。
また田中氏は、ゲーム内で再現された「はなまるうどん」の店舗にも驚いている様子で、「一流のクリエイターの方々とコラボレーションすると、こんなに良いことがあるのか」と感想を語っていた。
次に「龍が如く」シリーズ総合監督の名越稔洋氏が、今回のコラボレーションの経緯を紹介するとともに、ゲームに登場する「はなまるうどん」の姿を公開した。名越氏は、「『龍が如く』は、実際の店舗がそのまま登場する点が魅力のひとつ」と語る。しかし、時代劇という設定もあり、どの店舗がゲームと合っているかをじっくりと考えていたそうだ。そして、ビジュアル的にも違和感のない店舗のひとつとして、「はなまるうどん」が挙がったという。
次に、実際にゲームをプレイしながら、「はなまるうどん」の登場シーンを紹介することに。本作における「はなまるうどん」は、京都の四条通りにあるうどん店として登場し、そこでは全7品目が食べられる。
そして、ここでうどんを食べ続けると、店舗ごとに設定された「絆ゲージ」が徐々に上昇していく。このゲージが貯まると、店主と仲良くなり、さまざまなイベントが発生、最終的には、今回のコラボレーションメニューである「はなまる特製 龍うどん」が、常連客のみが食べられるうどんとして登場するそうだ。
名越氏は、はなまるうどんに限らずすべてのコラボレーションで、「お互いがWin-Winの関係で成り立つような取り組みにしていきたい」と考えているとのこと。ゲームで店舗を見て、実際に足を運んでみたくなるようなコラボレーションを常に目指しているそうだ。
続いては、はなまるの商品部・菅野武史氏から、「はなまる特製 龍うどん」の内容が紹介された。本作の主人公である斎藤一は、うどんをはじめとした料理を食べることで、体力が回復することに目をつけたという菅野氏。そこで、江戸時代に滋養強壮の薬として用いられていた牛肉を盛り付けることを考えたという。
ちなみに、「牛肉温玉ぶっかけ」という商品は実際に存在しており、非常に人気が高いそうだ。さらに、カレーライスも人気商品のひとつで、今回のメニューは2つの人気商品がコラボレーションしたことになる。
この後はいよいよ試食の時間となり、名越氏も実際に食べることに。名越氏は、カレー用ではなく肉うどん用の牛肉がしっかり使われていることに驚きつつ、「ボリュームもあって美味いです」と舌鼓を打っていた。
なお、本商品は小・中・大の3種類が用意されており、大サイズは1キロを越えるボリュームを誇るそうだ。また、「龍が如く 維新!」の予約購入者特典として、天ぷら1品の無料券が贈られるという。
最後に、田中氏と名越氏、菅野氏への囲みインタビューの時間が設けられたので、そちらも合わせて紹介しよう。
――名越さんは、普段からうどんを食べているのでしょうか?
名越氏:山口県出身ということもあって、うどんはよく食べていましたよ。私は30年ほど前に上京したのですが、当時はうどんチェーン店はなかったんです。今はこうして、いつでも食べられるようになったので嬉しいですね。
――コラボレーションが決まってから、「はなまる特製 龍うどん」を生み出すまでの経緯を教えてください。
菅野氏:我々開発部としては、何度も試作を繰り返しましたし、社内でも試食会をやりながら作りました。最終的には、シンプルだけどボリュームがある、しっくり来るメニューになったかと思います。
田中氏:通常のメニューですと100近くのアイディアから吟味し、ひとつの商品を作り出します。ですが、今回はそこまで時間をかけるとゲームの発売に間に合わないということもあり、人気商品を組み合わせる発想に至りました。
――はなまるうどんとしては、かなり異質な展開だったのですね。
田中氏:そうですね。役員を含めた全社員が協力したからこそ、短時間で美味しいメニューができたのだと思います。
名越氏:「龍が如く」は男らしく、たくましいイメージが強く、ボリュームのある「はなまる特製 龍うどん」はそのイメージに合っていると思います。
――本作の主人公・坂本龍馬と讃岐うどんには四国という共通点がありますが、コラボレーションの際には、この共通点を意識したのでしょうか?
名越氏:それはもちろんありますよ。開発の当初から「うどん屋とコラボレーションしたい」という話を常々していましたし。その後はタイアップ担当のスタッフがしっかりと対応してくれて、はなまるうどんさんとのコラボレーションが実現しました。
――はじめにコラボレーションの話が挙がった時、はなまるさんの社内では何か議論はあったのでしょうか?
田中氏:実は、弊社の社長が「龍が如く」ファンだったのです。なので、即決でしたね(笑)。役員会議も、社長が他の役員を説得するという、非常に珍しいケースでした。
――ありがとうございました。
(C)SEGA
※画面は開発中のものです。
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