日本一ソフトウェアは、2014年8月7日に発売を予定しているPS3/PS Vita用ソフト「真 流行り神」において、新たな登場人物やゲームシステム、シナリオに関する情報を公開した。
※本タイトルは、CERO「Z」指定タイトルとなります。それに伴い本記事にも激しいバイオレンス表現及びグロテスクな表現が含まれる画像・動画が掲載されておりますので、18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
「真 流行り神」は、都市伝説上の怪物「ブライドマン」が起こしたとされる怪事件の真相を女刑事の紗希が追うホラーサスペンスアドベンチャーとなっている。
第2報では、紗希の所属する警察関係者や事件に関わる人々を紹介。また、「流行り神」シリーズではお馴染みのシステムと新たに搭載されたシステムや、メインストーリーであるブラインドマン編を初めとした一部のルートのイベントイラスト、シナリオについてもお届けしていこう。
都市伝説
それは、口承される噂話のうち、現代発祥のもので、根拠が曖昧・不明であるもの――
20世紀後半、フランスの民俗学者、エドガール・モランが初めて提唱し、その後、ジャン・ハロルド・ブルンヴァンによって一般的に知られるようになった。
その内容は、現代都市にて生活する人々の心の僅かな隙間に忍び込み、奇妙なリアリティを感じるようなものが多い。
そして同時に恐怖を感じるのだ。しかし我々は忌避すべき恐怖こそが、魅力的に思えてしまう。
――それこそが都市伝説の本質のひとつだ。
根拠のなく、非科学的で荒唐無稽な噂であるはずなのに。どうして人間はその蠱惑を感じてしまうのか……。
人の心というものは、いまだ未解明の部分が多い。
それは時として、恐怖、狂気といった「闇の部分」と直結している――
そして、またひとつ。恐怖に彩られた蠱惑的な都市伝説が生まれようとしていた。
???「オマエ ノ メ ヲ ヨコセ」
物語のあらすじ
S県C村で殺人事件が発生。遺体で発見された男性は、両目を大きな裁ち鋏で貫かれていた。
「私は、S県C村で発生した殺人事件に関する情報を持っています。」
東京地裁で公判中の元大学教授、関本爽二朗がこの事件の情報を持つと話したため、彼は特例で身柄をC村分署の留置所に移された。
関本の担当は、主人公、北条紗希が所属する署内の窓際部署である特殊警ら課(通称:特ラ課)が受け持つこととなる。
事件資料を一通り確認した関本は、自信満々に言った。この事件は都市伝説の怪物「ブラインドマン」の仕業である、と――。
キャラクター紹介
警察関係者
風守 隼人(かざもり はやと)
「現場の俺たちも同じように騙し通せると思うなよ」
性別:男
年齢:28歳
職業:C村分署 特殊警ら課 巡査部長
紗希の先輩にあたるが、勤労意欲は低く、言葉遣いも乱暴で警察官らしくはない。だが、身体能力は高く、いざというときに頼りになる男。
黒田 邦雄(くろだ くにお)
「北條クン、落ち着いて。君は確かに正論を言っている。だが、時には譲歩しないと物事は進展しないよ」
性別:男
年齢:52歳
職業:C村分署 特殊警ら課 警部
温和な性格で、部下に対しても丁寧な口調で話す。刑事歴が長く、他部署との折り合いをつけられるのも、彼の力があってのこと。部下に経験を積ませるためと、実働捜査にはあまり参加しない。
立花 美鈴(たちばな みすず)
「鑑識を舐めてもらっちゃ困るわよ。私達は徹底的に突き詰めるの」
性別:女
年齢:25歳
職業:S県警鑑識課現場鑑識第一係・現場鑑識担当
警察学校では紗希と同期組だったが、抜群の成績で着任している。自分の目で見た物しか信じない現実主義者で、頭も固い。何事にも臆せず、新人とは思えない雰囲気を持っている。
事件に関わる人々
金谷 大夢(かなや ひろむ)
「ふうん……案外、警察も無能なんだ。時々テレビでやってる特番じゃ、優秀だと喧伝するけど、あれは政府とテレビの捏造なんだ?」
性別:男
年齢:34歳
職業:無職
C村で権力のある地主の息子。人付き合いは不得意で、日中はだいたい部屋にこもって趣味のネットに興じている。欲しい物は、どんな手を使ってでも手に入れようとする危ない性格。
水瀬 遥(みなせ はるか)
「それに、もう知っている事は全部話しましたよ。だから役に立てるかどうかわからないんですが……」
性別:女
年齢:22歳
職業:女子大生
C村で起こった殺人事件の被害者と交友関係を持っている。恋人ではないと否定するが、真偽は明らかではない。田舎で暮らしているわりには垢抜けていて、会話上手な一面もある。
ゲームシステム
物語の分岐
「真 流行り神」はこれまでのシリーズの各話独立したオムニバス形式から、1つのメインのストーリーからさまざまなストーリーに分岐していく構成に変更となっている。
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| 本作では、主人公である北條紗希となって物語を進める。ストーリーは「ブラインドマン編」を中心に複数のルートで 構成されている。 |
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| 初回はブラインドマン編から始まり、クリア条件によって次々と新たなストーリーが出現。新しいストーリーが出現すると、 ストーリー中の選択肢が増え、そこから新たなルートへと分岐していく。 |
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物語の展開
物語の展開には、3つのゲームシステムが大きく関わってくる。これまでのシリーズから引き継いでいる「カリッジポイント」と「推理ロジック」に、新システム「ライアーズアート」を加えた3つのゲームシステムを紹介しよう。
カリッジポイント
ストーリー中に出現する選択肢の中には「カリッジポイント」というポイントを消費しなければ選ぶことのできない選択肢が存在する。中には「カリッジポイント」を使った選択でしか見れない展開や結末も用意されている。これは、勇気を試されるような選択で消費する。
「カリッジポイント」が0(零)だと選択することができない。「カリッジポイント」は後述の「ライアーズアート」の選択肢でも現れる。また、「ライアーズアート」の評価次第で「カリッジポイント」が回復する。
推理ロジック
推理ロジックとは事件の全体像を整理するためのロジック図。ストーリー終盤に推理ロジックの最終チェックがあり、採点結果によってその後の展開が変わっていく。
ライアーズアート
「真 流行り神」より搭載された新システム「ライアーズアート」。主人公、紗希と相手との1対1の対話形式で、紗希の特技でもある嘘や演技を巧みに操り、必要な情報を聞き出したり、その場の状況を上手く切り抜ける。
ライアーズアートに突入すると、紗希が次に相手へ投げかける言葉の一部、キーとなる言葉が選択肢となって出現する。制限時間内に選択して、言葉を決定しよう。どの選択肢も選ばず、制限時間を越えると「選択しなかった」という結果になる。ただし、状況によっては、あえて「選択しない」という判断が良い場合もある。
選択後、そのキーとなる言葉を含む台詞を実際に相手へ投げかける。その言葉によって相手の反応が変化し、画面右にあるメーターの針が「疑」か「信」に傾く場合がある。ここまでのやり取りを複数回繰り返し、最終的にメーターの針の位置によって、ストーリー展開や「カリッジポイント」の回復量が変化するのだ。
「真 流行り神」ではシステム以外にもEXTRA要素も充実しており、F.O.A.Fデータベースを初めとしたゲームをより楽しむための機能が用意されているとのこと。これらについては、追って紹介していく予定だ。
各編のあらすじを紹介
「真 流行り神」を構成する複数のルートより、今回はメインルートである「ブラインドマン編」、猟奇事件を追う「死臭編」、不気味な市松人形をめぐる「人形編」を紹介する。
ブラインドマン編
CASE1:怪物
C村の殺人事件の概要はこうだ。C村分署から程近い沢で、全裸の男性が遺体で発見された。殺害方法が特異で、大きな裁ち鋏で両目が貫かれている。遺留品も手術痕もなく、捜査はお手上げ状態だった。
事件資料を一通り確認した関本が、犯人は「ブラインドマンだ」と話す。ブラインドマンとは都市伝説に登場する架空の怪物。深夜、路上を一人歩きしている者の前に現われて、目を鋏で突きたてる手口で殺人を犯す通り魔のこと。C村の殺人事件はその手口に類似する。
しかし、都市伝説の怪物が現われたとは考えがたい。
死臭編
CASE2:猟奇
紗希は、とある参考人の一人から異質な「臭い」を感じとる。思わず臭いがすることを指摘し、失礼な対応をとってしまう。聴取後、留置所の関本にその話をすると、参考人の協力をこれからも得るために、謝罪をしてきた方がいいというアドバイスをもらう。
参考人のところに謝罪に行くと、「気にしないでいい」と話してくれた上に、醤油が入った一升瓶をくれる。聞けば、醤油や味噌といった調味料を自前で作っているらしい。
署に戻り、留置所の関本に食事を出す紗希。そこにもらってきた醤油も添えていた。すると、関本は醤油から人体が放つ腐敗臭、いわゆる「死臭」がすると指摘する…。
人形編
CASE3:呪詛
現場検証をする特ラ課。死亡したのは村の介護施設に入っている老婆。黒田からの情報によると、死因は心不全。事件性があるかどうかは不明。ふと、紗希は山道に市松人形が捨ててあるのを見つけるが、鑑識の立花から現場の遺留品として持っていかれてしまう。
被害者は身寄りのない老婆で、昨晩は施設の部屋でおとなしくしていたはずらしい。昔はかなり腕の立つ有名な人形師だったようで、「呪いの婆」と呼ばれていたという。彼女が作った人形の所有者は、死の憂き目に遭うという噂があった。
紗希は呪いを信じる気にはなれないようだが、風守は呪いは実在すると考えている。だが、作った本人が呪われて死んだとは思えない。それならとっくに死んでいるはずだから。
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