5pb.より6月25日に発売されるPS3用ソフト「神様と運命覚醒のクロステーゼ」エンディングテーマ「Rose on the breast」を歌う原由実さんへのインタビューをお届けする。

原由実さん
原由実さん

声優として、TVアニメ「ログ・ホライズン」マリエール役、TVアニメ「ロウきゅーぶ!SS」都大路 綾役など活躍の幅を広げている原由実さんだが、2012年にアーティストとしてのソロ活動を開始し、これまでに3枚のシングルと1枚のアルバムを発表するなど、精力的な活動を見せている。

そんな原さんの最新シングルである「Rose on the breast」は、日本一ソフトウェアより2014年9月25日に発売予定のPS3用ソフト「神様と運命覚醒のクロステーゼ」のエンディングテーマ、カップリングとして収録される「In the rain」は5pb.より2014年7月24日に発売予定のPS Vita用ソフト「コープスパーティー BLOOD DRIVE」オープニングテーマとなっている。

「神様と運命覚醒のクロステーゼ」では東江アルル役、「コープスパーティー BLOOD DRIVE」では水原さつき役としても出演しており、声優とアーティストという両面で作品に触れている今回のシングルについて、原さんにお話を聞くことができたので紹介しよう。

――4thシングルを出すことになった喜びの声をお聞かせください。

「神様と運命覚醒のクロステーゼ」キービジュアル
「神様と運命覚醒のクロステーゼ」キービジュアル

原さん:今回は声優としても出させていただける「神様と運命覚醒のクロステーゼ(以下、神クロ)」の曲ということを、4枚目のシングルのお話をいただくとともに知ったので、ダブルの喜びがありました。声優としてもアーティストとしても、いい表現ができればいいなと思いました。

――出演されている作品の楽曲ということで、どのような気持ちで歌われましたか?

原さん:私が「神クロ」の中で演じさせていただくのは、東江アルルという天才研究者の役なのですが、作品ともリンクしていたり、アルルともリンクしているような歌詞になっています。ただ、アルルのキャラクターソングというわけではないので、アルルのことは考えつつも、原由実として表現できるようにと気をつけました。

――レコーディングで印象に残っていることはありますか?

原さん:「Rose on the breast」はすごくキーが高い曲で、お家でも小声でも練習していなかったのですが、実際にスタジオで歌ってみたらキーが高すぎて、表現するという域までいかずにすごく苦しそうに歌っている感じになってしまっているなと。練習でフルサイズで歌った時も最後に声が尽きてしまって声が出きっていない状態だったりして、最初のほうのテイクは「これ、歌えないないかも」と思うレベルでした。

実際に私の歌声を聴いていたエンジニアさんやプロデューサーさんから「キーを下げてみますか?」という提案をしていただいて、キーを1つ下げて歌わせていただいたら、半音下がるだけでだいぶ楽になって、表現の部分を意識できるようになりました。

私の歌としては半音下げたほうがいろいろな表現ができるので個人的にはそちらのほうがいいと思いつつ、曲のことを考えると、半音下げたら曲の持つ勢いが無くなってしまう感じがしていました。シリアスだけど勢いのある曲なのに、原曲のキーよりもその勢いが落ちてしまうような感じで、せっかく素敵な曲を橋本由香利さんに書いていただいたのに、キーを下げてしまっては悔しいなと思った部分もあり、相談して結局元のキーのまま歌うことにしました。

そこからレコーディングに臨んだのですが、ハモリや追っかけなど録る部分がすごく多いので、あまり歌いすぎてしまうと喉が尽きてしまったりしますし、それでも苦しい感じじゃない表現が出るまでは録り始まるのは嫌だと思う部分もあったので、喉の調子を見ながら「これなら大丈夫!」と思える声が出るまで待っていただきました。

なのでレコーディング時間としては今までの3倍くらいかかったのですが、すごく悔いのない仕上がりになったのではないかなと思います。

――ハモリもご自分でやられたんですね。

原さん:すごく量が多くて、収録の後に橋本さんにお会いした時に「これ全部自分で録ったんですね!」と言われるぐらい、追っかけ部分に上下(のパート)があったりして、本当にたくさんハモる場所があったのですが、自分の声で録ったほうが本線の音に馴染む気がして、自分で録らせていただきました。

――ハモリと本線では歌い方を変えましたか?

原さん:はい、変えました。本線はニュアンスをつけたり、サビで勢いを出そうとするのですが、ハモリや追っかけについてはあまり色を出し過ぎるのもというディレクションで、例えば「御国(みくに)は 来たりぬ」という本線とは違うところは棒っぽく歌ってくださいと言われ、あまりニュアンスを込めないように気をつけました。

――曲の中で原さん自身が気に入っているところはありますか?

原さん:追っかけで「ハレルヤ」「ホサナ」(※ともにヘブライ語でハレルヤは「神をほめたたえよ」、ホサナは「救いたまえ」の意)が入ることで、曲が幻想的になって宗教音楽っぽく聴こえるところは大切な持ち味だと思います。

そのほかですとBメロの「正解のない世界で~」というところは、私が演じさせて頂いているアルルちゃんに通ずるところがあったりして、ニュアンスを込めるように気をつけて歌いましたので、注目していただきたいですね。

――アルルはどういうキャラクターなんですか?

アルルが描かれたDVD付盤ジャケット
アルルが描かれたDVD付盤ジャケット

原さん:アルルちゃんは、神様を作ることのできる天才研究者さんで賢いんですよ。悪魔で天界に捕虜として捕まっているのですが、でも天界としては神様を作るための研究をしてほしいので、ある程度の自由を許されています。

すごくかっこいい感じでセリフもすごく難しい言葉がたくさん出てきたのですが、カップラーメンが好きで、そこは私とそっくりだなと思います(笑)。私もすごくカップラーメンが好きで、許されるのなら毎日食べたいというぐらい大好きなのですが、アルルちゃんは毎日三食食べているくらいの勢いなので、羨ましいなと思います。

――「神クロ」でマチ☆アソビに行かれた時の感想もお聞かせください。

原さん:マチ☆アソビで、宙海ジュピエルちゃんを演じる今井麻美さんとステージに立たせていただいたのですが、ジュピエルちゃんとアルルちゃんの2人で歌っているキャラクターソングを初披露させていただきました。「Prayer」という曲なのですが、すごくかっこいい曲でなおかつキャラクターソングなので、よりアルルちゃんを意識して、もっと低音の音域を意識して歌わせていただきました。

イベント中には、「神クロ」が“究極の選択”というのをテーマにしている作品なので、どちらのほうが最も究極の選択を出せるかの勝負をしたりと、楽しかったです。

――レコーディングに時間がかかったということですが、それを経てご自身が成長したと思えることはありましたか?

原さん:結果として自分もすごく満足できるものを出せたのですが、一番最初のテイクが自分にとって本当に駄目すぎて、本当にまだまだだなと痛感しました。その時々で自分が思っている表現ができなくて悔しいということはありますが、今回のレコーディングの時のそのテイクは衝撃の仕上がりだったので、そういうのと向き合って、今後はそういうことが起きないようにやっていきたいと思いました。

――カップリングの「In the rain」はどのような曲になっていますか?

原さん:こちらは私の曲をよく書いていただいているJohnny.kさんに今回も書いていただいているのですが、Johnnyさんらしいかっこいいロックな雰囲気と、「コープスパーティー」のホラーな雰囲気が合わさった、切なくもかっこいい曲になっています。

Johnnyさんには今回の曲を書くにあたって8曲か9曲ぐらい用意してくださるなど、熱意をもって楽曲制作に取り組んでいただきました。その中から自信を持って出していただいた曲というだけあって、すごく素敵なかっこいい曲で、私にとってもお気に入りの曲となっています。

「コープスパーティー BLOOD DRIVE(以下、コープスパーティーBD)」のオープニング曲になっていますが、今回はダブルオープニングということで今井さんの「化身」という曲ももうひとつのオープニングとしてお聴きいただけます。そちらとは雰囲気が被らないようにというのはオーダーの中に入っていたそうなので、聴き比べてみると「コープスパーティー」らしいなと思う曲でも全然ベクトルが違って、両方楽しめる感じでいいと思います。

――4月27日に開催された「コープスパーティー 如月祭」でも歌われたということですが、いかがでしたか?

原さん:初披露なのですごく緊張しましたが、すごく歌いやすいなと思いました。最近のレコーディングは若干苦労することが多い中で、この曲はすんなりと歌うことができて、ずっと前から歌ってきたかのような感じがするぐらい自分に馴染む曲でした。

――レコーディングで印象に残っていることはありますか?

原さん:作曲のJohnnyさんがいらしてたんですよ。あまりレコーディングの現場に作曲の方がいらっしゃることはないので、すごく緊張した覚えがありますが、それ以外は平和に終わっていきました。

「In the rain」を収録したスタジオの近くに本当に美味しい中華料理店があって、そこの担々麺が大好きなんですよ! 親が東京に来たら絶対に食べさせてあげたいと思っています。

大概そこのスタジオに行ったら収録終わりにその担々麺を注文していただけるので、「今回もきっと担々麺を食べられる!」と思いながらレコーディングに臨んだので幸せなレコーディングでした。

――「コープスパーティー」の魅力についてもお聞かせください。

原さん:麻美さんが家で何年も前にプレイしていて、「面白そうですね」と言ったら「じゃあ貸してあげるよー」といってお貸しいただいたのが、最初にシリーズをプレイしたきっかけです。実際クリアまでプレイさせていただいたのですが、効果音とかイラストとか、すごく怖いんですよ。ただ、怖いだけではなく最後までやり込みたくなってしまう、惹き込まれる何かがあって、今回の「コープスパーティーBD」のシナリオも私は全部を知っているわけではないですが、それぞれのキャラクターに抱えているものがあります。

私が演じさせていただいた水原さつきちゃんも普段は明るく、ポテチを食べているような元気な女の子です。私は最初に参加させていただいた「コープスパーティー -THE ANTHOLOGY-サチコの恋愛遊戯 Hysteric Birthday 2U」はラブコメの要素もあったりして、あまりさつきちゃんも怖いシーンはなかったのですが、今回はさつきちゃんのものすごく悲惨な過去も描かれています。そういうことを知ったりすると、ひとりひとりのキャラクターが立っていてすごいなと思いますし、作品の魅力につながっているのではないかと思います。

――3曲目の「オレンジ色の季節」はどういった曲になっていますか?

原さん:ほかの2曲はシリアスな曲になっているので、3曲目はガラッと変えたいなと思っていまして、ファンのみなさんからかわいい感じの曲も聴いてみたいというお声もいただいていたので、可愛さを意識しました。ただ、ブリブリとした可愛さは私にはあまり似合わないかなと個人的に思う部分もあったので、ナチュラルな可愛さを持った恋する気持ちを歌ったものになっています。すごく爽やかな曲で、歌詞はちょっと甘酸っぱいような恋の曲です。

――今回のPV・ジャケットはどのようなものになっていますか?

原さん:今回はPV自体が「Rose on the breast」を意識して、天使と悪魔、みたいな感じで“光と影”をテーマにしています。ひとつは白い衣装でマリア様ちっくな空気感があって、もうひとつの赤い衣装は背景も黒い感じで画面自体も暗い雰囲気になっています。

通常盤ジャケット アーティスト写真

PVは今までに挑戦したことのないような、光の当て方を変えてシルエットで見せるようなカットがたくさん入っています。すごく幻想的な雰囲気のPVがになっていると思います。

――DVD付盤には、PVのほかにバースデーイベントのダイジェスト映像が入るとのことですが、こちらはご覧になりましたか?

原さん:なりました! 当日すごく緊張していたのが蘇ってきました。チェックさせていただいた段階では何曲分か入っていて結構ボリューミーだったと思います。今回は失敗したところもカットせずにそのまま入っているので当日来られた方は当日の様子を思い出しやすいと思いますし、誕生日当日の平日にやったので参加できなかった方も当日の雰囲気をわかっていただける映像になっているので、見てほしいです。

――7月27日の1stソロライブに対する意気込みも教えてください。

原さん:バースデーイベントの時に12曲ぐらい歌わせていただいたのですが、今回はライブということでその時よりも曲数もドドンと増えて、シングル、アルバムの曲も全部歌わせていただいて、なおかつプラスαで別の曲とかも歌いたいと思っています。すごくボリューミーにお届け出来ると思いますし、バースデーイベントに負けないように来ていただいた方に満足してもらうようなものを考えています。

――原さんは具体的にどんなことはやりたいと思いますか?

原さん:今言えることですと、カバー曲はやりたいとは思っています。私の好きな曲を毎度歌ったりしているのですが、また好きな曲を歌えたらいいなと思います。

――発売記念イベントについてもアピールをお願いします。

原さん:お渡し会や握手会では、いつも私お手製のプレゼントを来られた方にお渡ししています。今まで、私が布を切った名札、ティッシュをこより状にした線香花火、紙にハートをいっぱい書いてそれを切ったものをお渡ししてきたので、今回も何かお手製のプレゼントをお渡ししたいと思っています。

ライブについては、「Rose on the breast」が大変難しい曲ではありますが、みなさまにいいものをお届けできるようにすごく頑張りたいと思いますので楽しみにしていただきたいです。

――最後にメッセージをお願いします。

原さん:今回4枚目のシングルということで、3曲の内2曲は声優としても関わらせていただいていて、その作品も今年発売になります。「Rose on the breast」については、「神クロ」という作品自体が面白く、歌も私が3倍の時間をかけて悔いのないものに仕上げることにできたと思いますし、「In the rain」も「コープスパーティー」には長い間お世話になって、何度か曲も歌わせていただいている中、今回初のオープニングということなので気合十分で臨ませていただきました。最後の曲もお気に入りの一曲になりそうな気がするので、ぜひお手にとっていただけたら嬉しいです。

――ありがとうございました。

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神様と運命覚醒のクロステーゼ

神様と運命覚醒のクロステーゼ

運命覚醒ダンジョンRPG
機種
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会社
日本一ソフトウェア
ジャンル
RPG
クリエイター
いとうのいぢ堀愛里
公式サイト
http://nippon1.jp/consumer/kamikuro/
  • セガ特集ページ
  • セール情報
  • プリコネR特集
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