カプコンは、8月8日よりユニバーサル・スタジオ・ジャパンの、ニューヨーク・エリア内パレスシアターにオープンするサバイバルホラー・アトラクション「バイオハザード・ザ・リアル2」の体験会を実施した。
8月8日から11月9日までの期間限定で開催される「バイオハザード・ザ・リアル2」は、カプコンの「バイオハザード」シリーズをテーマにした、リアルな死闘を味わえるサバイバルホラー・アトラクションだ。昨年の「バイオハザード・ザ・リアル」をさらにグレードアップした内容になっており、四方からとめどなく襲い来る凶暴なゾンビをリアルなショットガンで撃ち進む興奮と、目前まで迫る死への絶望感が魅力だ。
今回、大きな特徴になっているのが、重量1,500g、長さ64cmの本格的なショットガンを導入したことだ。入場者は、重厚感のあるショットガンを装備し、ウイルスが蔓延するラクーンシティへ潜入する。重さだけでなく、ポンプアクションについてもリアリティが追求されており、実際に触ってみると、かなりの力を込めないと弾薬を装填できなかった。力が弱くても簡単にポンプアクションを行えるショットガンも用意されているので、女性の方はそちらを使用するといいだろう。
全体のボリュームは前回の約2倍となっており、ゾンビとの遭遇率も激増している。たとえ壁を背にしても、壁を突き破ったり、天井から現れたりと、多彩なバリエーションで襲ってくる。弾薬の数には限りがあるので、焦らずに間合いを取り、しっかりと狙いをつけて撃つことが大切だ。ちなみに、アトラクションの中には弾薬を補充できる地点が何箇所か存在する。どのタイミングで、どれだけの弾を使っていいかの見極めも重要だと感じた。
また、ショットガンには「感染度」を測るメーターがあり、これが最高値に達してしまうとゲームオーバーになる。感染度はゾンビに近づくだけで高まっていき、いつの間にか瀕死の状態になっていることもしばしば。道中には、ゲームと同じ見た目をしたハーブが置いてあり、それを銃で撃つことで回復できる。ハーブを見つけたら、確実に回復するように心がけよう。
筆者はというと、同行した他来場者のおかげもあってなんとか終盤まで行ったものの、ラストは「バイオハザード」でおなじみのクリーチャー・タイラントの襲撃に遭い、惜しくもゲームオーバーになってしまった。敵の襲撃に焦ることなく対処できるかがポイントなので、何度も挑戦して、出現位置を把握するのも攻略方法のひとつかもしれない。
STORY
t-ウィルスが蔓延し“死の街”と化したラクーンシティ。そこに生き残った数少ない生存者であるあなたは、ラクーンシティからの生還を目指す。頼れる者はただひとつの武器“ショットガン”、そして己の力…。無数のゾンビやクリーチャーたちに立ち向い、ワクチンを手に入れ、無事生還することができるのか?
グッズ販売や合成写真撮影のコーナーも
「バイオハザード・ザ・リアル2」のすぐ隣にある「ワンダーピックス」では、「バイオハザード」シリーズに関するグッズが販売されている。Tシャツや缶バッジから、ゲームソフト、関連書籍まで揃っており、ここに来れば「バイオハザード」グッズはすべて揃いそうな印象も受けた。
また、ここでは自分の顔写真を撮ってアンブレラ社のIDカードを作れるほか、衣装を身にまとい、クリーチャーとの合成写真を撮影できるサービスも行われている。「バイオハザード・ザ・リアル2」だけでなく、こちらもぜひ注目してもらいたいスポットだ。
会場にはコラボメニューも登場
ルー・ワッサーマン像のすぐ横にあるラクーンシティ・フードカートでは、「バイオハザード」とコラボレーションした2種類のメニューも楽しめる。ひとつは、回復ハーブをイメージしたホットドック「ラクーンシティ・グリーンハーブ・ラップ」。また、ドリンクも同じく回復ハーブをイメージしており、味はレモンソーダになっている。こちらはかき混ぜると黄色から緑色に変化するので、注文した際はぜひ試してほしい。
「バイオハザード」シリーズプロデューサー・川田将央氏のコメントを紹介
ここからは、会場に訪れていた「バイオハザード」シリーズプロデューサー・川田将央氏へのショートインタビューをお届けする。「バイオハザード・ザ・リアル2」はもちろん、先日発表されたばかりの「バイオハザード HDリマスター」についてなど、さまざまな話を聞くことができた。
――「バイオハザード・ザ・リアル2」を実際に体験してみての感想をお願いします。
川田氏:非常に凝った作りのアトラクションになっていると思います。「バイオハザード」という作品の世界観が良い形で再現できていますね。暗がりの中進んでいく怖さや、突如襲ってくるゾンビが上手く表現されていますし、クリーチャーの造形もクオリティが高いと感じます。また、音楽もゲームと同じものを使っているので、ファンの方には楽しんでもらえるのではないでしょうか。
――昨年よりもパワーアップした点はどこになりますか?
川田氏:まず、ゾンビの遭遇率が上がっています。前回は「どこにゾンビがいるんだろう」というドキドキ感が魅力でしたが、今回は少しでも油断するとすぐ後ろから襲ってきたりと、また違った緊張感が生まれています。さらにクリーチャーの迫力も増しています。こういったアトラクションだと「一定の距離までしか近づいてこない」と思っている方がいるかもしれませんが、本当にすぐそこまで襲いかかってきます。
そしてショットガンのクオリティアップも大きいですね。今回のショットガンはメカニズムも非常にリアルで、ゾンビを倒せる武器であることを実感できると思います。ゾンビを撃つと、後方へ吹き飛ばされるリアクションをするものもいますよ。
――アトラクション制作に当たってのエピソードがあれば教えてください。
川田氏:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんのスタッフはすごく優秀で、前回積み上げた経験は残しつつ、それ以上のチャレンジもしてくれました。例えばリッカーという気持ちの悪いクリーチャーが出てくるのですが、こいつをどのように見せるかを、とてもよく考えてもらいましたね。結果として、誰もがビックリするような登場シーンを作れました。
体験時間も、前回と比較して倍になっています。次から次へといろいろなことが起きてくるので、私はすごく短く感じました。
――今回から新たに登場するクリーチャーはいるのでしょうか?
川田氏:いえ、今回はどちらかというと、以前から登場していたクリーチャーをどのように活かすかを第一に考えました。
――先日発表された「バイオハザード HDリマスター」について教えてください。
川田氏:「バイオハザード HDリマスター」は、1作目のリメイクをさらにリマスターした作品になります。単なる移植ではなく、現行のハードに合わせて細かな修正作業を行っています。オリジナル版は特殊な作り方をしていたタイトルなので、「リマスターは不可能では?」とも言われていたのですが、スタッフの情熱と、何よりもファンの方々の声のおかげで実現することができました。
グラフィックだけでなく、サウンドの面でもソースファイルから見直しているので、総じてクオリティの高いリマスターに仕上がっています。
――ありがとうございました。
以上が、「バイオハザード・ザ・リアル2」をはじめとした、「バイオハザード」関連コンテンツのレポートとなる。なお、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、「ハリー・ポッター」の世界を再現した「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」もオープンしている。広大な敷地の中で、物語に登場した町並みや施設が忠実に再現されているので、こちらも合わせて体験してほしい。
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画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
※画面は開発中のものです。
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